【関東大震災から100年・縁プロジェクトいのちを守る防災備蓄勉強会】
午前中は都庁で第3回定例会に向けて常任委員会の打ち合わせ。
1923年、日本の自然災害史上最悪の、死者・行方不明者10万5000人。地震による死者は1万1000人、火災による死者は9万2000人にのぼると言われ、また地震による混乱の中で、デマによる虐殺など甚大な2時被害により多くの命が失われました。

都庁に向かう新宿西口地下広場では、関東大震災100年防災まちづくり展示会、今後100年の都民の命を守る【東京強靭化プロジェクト】の展示が9月2日まで行われ、
9月3日には、東京都と東村山市で合同総合防災訓練が実施されます。

午後は、3.11以降、東松島市の復興支援に取り組んできた縁プロジェクト主催【非常食を食べる会】に参加。
『防災備蓄と災害時のライフラインについて』をテーマに、
防災の勉強会と、非常食の試食会に参加させて頂きました。

◉ アルファ化米を美味しく食べよう!
➡︎ お湯で戻したものと、お水(1:1.5だと固い。1:1.8で戻す)食べ比べると、水の方が私は美味しく感じました。
煮魚の缶詰、ひじきの荷物、お湯を注ぐだけのパスタ、長期保存出来るデニッシュなど、昔の固くて歯が立たない缶パンのイメージでは無く、味もとても美味しかったです。

汁の残るが腐敗する原因になってしまう場合もあるので、切り干し大根やはるさめ、海藻などで、吸わせると良い。との知恵袋も。
自宅に防災備蓄を買ってあるのですが、賞味期限など、自宅でも使いながら、ローリングストックをしていく事が大事です。

災害時携帯トイレのCONNECTさんより、防災講演会。

➡︎大震災が起きたら、すべてのライフラインが止まる❗️と思っておく

◯電気 照明として
・懐中電灯、ランタン、スマホと充電器、
◯ ガス
調理器具のガスコンロとガスボンベは必須。

◯ 水道
水は、一人当たり1日3リットルと言われる。

水だけではなく、野菜ジュースでも良い。
色々なものを備えておくといい。

◯トイレ→お風呂の水を流せば良い は❌
最新型のトイレで4リットル、旧式だと10リットル以上の水を勢いよく流さねば、詰まって、後々修理が必要となってしまう。

マンションでは、自宅だけが気おつけても、
ルールを決めておかねば、詰まって大変なことになってしまう。

➡︎ 在宅避難 建物が倒壊していなければ、
出来るだけ自宅で過ごすことが、基本となってくる。

◯携帯トイレ“CONNECT”
ビニール、吸水ポリマー、臭いを吸着する魔法の袋

災害時は、電気もガスも止まっているので、
いつもの癖で、レバーを流さない様に、レバーも止めておく。

大人の1回分の尿は平均250ml→まだ余力があるので、家族では2回くらいシェアできる。

→最後に、匂いの漏れない魔法の袋で、
匂いを遮断する。

災害時用の段ボールトイレを購入しても、
実際に使うには小さすぎる。

【防災備蓄は、買っただけで満足するのではなく、
買ったら、開けてみて、ちゃんと使い方を確認することも重要】

➡︎ 東京コロニー(障がい者の作業所でパッキングをしてもらっている。ソーシャルビジネス)

家に備蓄するのみならず、携帯トイレは、1セットは持ち歩くと良い。

1週間経って、仮設トイレが来るのも半分くらい。

家族の人数✖️1週間分あると安心。

トイレに行くことが不安で、水を取らない。
昔の缶パンだけだと、口の水分が持っていかれてしまう。

◯小規模多機能避難所にすることによって、
自分たちの避難所を、地域にたくさん作ること。

高齢者の方、小さな子どもを抱えて、家から離れた避難所に行くことへの不安、

自宅の近くの中で、顔見知りばかりだったら、避難所での性被害なども防げるとの声も伺いました。

10月1日には【縁プロジェクト防災減災セミナー】
「未来のいのちを守るために」

釜石の奇跡は「奇跡じゃない‼︎」
子ども達が助かったのは、大学の先生による防災の授業を受けていた子ども達が、自主的に逃げた。
「私たちは、助かるべくして助かった」
3.11を経験し、岩手県釜石市在住の語り部さんの講演会があります。

縁プロジェクトの皆様、防災講演会と食べて美味しい貴重な機会をありがとうございました‼︎