【SDGsに逆行する神宮外苑再開発】シンポジウム グリーンウォッシュでは都市の自然は守れない!

気候危機が叫ばれ7月の猛暑日は過去最高を更新。朝10時で35℃という厳しい暑さを加速させるような東京都内の大規模伐採は、都市を破壊する自殺行為
神宮外苑の都市冷却効果は最大18℃との試算があります。
都も都議会も、市民の声に真摯に向き合うべきだと考えます。

暑さ対策で全米10億ドルの植樹支援を発表し、
NYでは100万本、パリでは54ヘクタール東京ドーム11個分を緑化し公園にする計画を進めている。
大規模伐採を進める事はヒートアイランドを促進し、明らかに世界の動きと逆行しています。

昨日は、オンラインにて【SDGsに逆行する神宮外苑再開発】シンポジウム に参加。

【銀杏並木の万全な保全】について先の環境アセス審議会でも、事業者からの説明でも繰り返されていますが、銀杏の活力度調査についても、開発される建国記念文庫の森の植生等も、前提となっている調査が不十分であり、

情報公開が十分に行われず、都民国民の財産である都市の緑が破壊される事は、
まちづくりと民主主義のあり方が問われていると考えます。
正しいファクトと科学的なエビデンスに基づいて事業が行われる様、都議会からも引き続き求めて参ります。

(昨日は地域行事に参加しながら、オンラインで参加させて頂き、途中参加でしたが)

再開発計画が、いかに多くの問題が山積しているのか、環境アセスの進め方の問題点、

“環境アセス評価が無視しているイチョウの異変”
このまま開発を進めれば、銀杏並木は守られない❗️石川幹子先生の報告が衝撃的でした。

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シンポジウム メモ】
息も絶え絶えで、改善されていない。

こんなひどい状況で、環境影響評価でA

明治神宮奉賛会の想い
「外苑の美観統一を永遠に保持する」

きちんとマニュアルに則った大調査が求められる。


極めて閉鎖的な開発となっている。

明治神宮の土地というけれど?

明治神宮は緑の場所のみ
多くが国有地

◯ 不適切な土地の変換 権利変換

区民国民の財産である区道が廃止されてしまう。

新宿区、港区

「神宮外苑の土地は、神宮外苑のものだから、口を出すことは出来ない」と云うのは事実では無い。

国有地の払い下げを受ける際、

公共空間として維持管理するとの約束で、
半額以下で払い下げを受けた経緯がある

【 本質的には、公有地 】

都市計画の用途を変える際には、しっかりと開かれた議論が求められる。

日本の民主主義が問われている。

高木が1000本、低木を合わせると3000本もの樹木が伐採をされる。

ビックモーターどころの問題ではない。

昨日、国連人権調査会、ジャニーズの問題だけではなく、神宮外苑の課題にも関心を持たれていた。

カップさん〉なぜ国連が、一つの開発問題を取り上げるのかー

調査すべき問題である。

神宮外苑は、非常に深刻な問題

日本のあちらこちらで起きている問題の象徴的な問題。

個人の利益よりも、企業の利益を優先する自治体の在り方が問われていると考えます。

開発プロジェクトの計画は、秘密裏に進められて、国民に情報公開が行われていない。

SDGs 持続可能な開発目標と神宮外苑

サスティナブルな都市

神宮外苑と


歴史的遺産を壊してもらうこと

災害や気候変動の危機から、人々を守る責務がある。

SDGsウォッシュ

なんの検証もされぬままに、
三井不動産の新聞広告『神宮外苑を未来に繋いでいく』
と云う企業の姿勢は“SDGsウォッシュ”そのものである。

しっかりとしたデータとエビデンスに基づいて

日本イコモス委員会から、環境アセスについて見直しを求めた様々なデータを頂き、都議会でもそれに基づいて計画を見直す様に求めてまいりましたが、

市民から提供されたデータについて、

都市計画審議会に石川幹子先生も参加されてきた中で、

「環境影響評価審議会は、非常に民主的に素晴らしい議論が行われているが、

東京都からファクトの資料が提供されていない。

市民から提供されたファクト・きちんとしたデータについて、審議することで、
環境アセスにおいて開発計画が変わった事例もある。」

慎重に議論する事が求められます。

7月27日の環境アセス審議会で、事業者からの説明が行われましたが、
そう言ったファクトに対しての十分な説明は行われませんでした。

先ず立ち止まる事が大事。

三井不動産 ネイチャーポジティブと云うが

先ずは今ある緑を守る事が最優先

ラグビー場、エントランス

長年守られてきたものが、開発の制限を外して仕舞えば、将来の公園は失われてしまう。

生態系について現存植生図が出来ていない。
天然記念物のナンジャモンジャの森が、保全されない。

緑の総量は増えると説明するが、あまりにもお粗末な、薄っぺらい緑

壁面緑化・屋上緑化で、都市のヒートアイランドを食い止めるには不十分。

[街路樹と一体的となった 植栽
ペデストリアンデッキで繋ぐ、立体的な樹木』と事業者の提案にはあるが、

今の銀杏並木の活力度調査の不十分。

公共施設の地区計画

3月に公示されたものを、見直さねばならない。

群衆雪崩、韓国の悲惨な事故の教訓が生かされていない。

今回の環境影響評価書が、いかにお粗末で杜撰なものか。

歩行者専用道路ー
幅員が8m  

銀杏は、500年600年生きる、とても強い木

それが、これだけ傷んでいる。

温暖化、気候危機の影響を受けているカナリア。
これを無視して良いはずがない。

これでは、銀杏並木は守られない。

「1人の商人 多数の使命」

エンパイアステイトビル 100年経って、補しゅうするとしている。


神宮球場は、明治神宮がお金を出して補修したばかり!老朽化していると云うのは、全くの嘘❗️


去年と比べて、銀杏はとても傷ついている、
枯れてしまう危機に瀕している。

住民が声を上げれば、必ず社会は変えられる。
公害問題の歴史も、市民が声をあげて、社会を変えてきた。

一人ひとりが声を上げる事がとても重要。

献金、献木、勤労奉仕

当時の700万人の人が参加して、造られたのが
神宮外苑‼️
みんなで造られた、まさに国民の財産である‼︎

そう云う先人の想いが詰まっていると云う事

引き続き、見直しを求めて声をあげていく事の重要さについてお話を頂きました。