【しんぐるまざーずフォーラム報告会】過去最高に家計が厳しいとの声に夏休みの食の支援を

7月19、20日、『しんぐるまざぁず・ふぉーらむさんの夏休み緊急ミニ報告会』が開催され、夏休みを前に、給食がなくなる夏休みの、ひとり親家庭の困窮について、支援現場の課題を伺いました。

食料支援家庭の11%の子ども達に、夏休みに体重減。
給食が無い時期に、子どもの体重減少が見られる。

これまでにない、過去最高に厳しい家計状況。

「お米がとても助かる!過去最高に厳しい家計状況」との声が寄せられている。
お菓子をみて飛び上がるお子さん、おそうめんを頬張るおこさん、

普段ジュースを飲まないので、食糧支援の中に入っていたドリンクを、娘が欲しがっていた事自体も知らなかった。

コストコ、ファミリーマート等、コンビニやスーパーさんとも連携

今年度は、条件に合致しているご家庭に、4300世帯に食糧支援を行っている。

・20歳以下のお子さんを育てているひとり親家庭
・児童扶養手当を受給している、収入限度額を超えていないご家庭
・コロナ禍の影響を受けて、収入減、無収入となったご家庭。

体調を崩して働けない中、一食削って、なんとか生活を維持しているご家庭。

コロナによる収入減少の長期的な影響、物価高の影響もあり、ひとり親の生活は苦しい状況が続いている。
まだ食糧支援の継続が必要であると実感している。

まもなく夏休みを前に、長い夏休みに向けて、通常5キロのお米を⇨10キロに
こども達が、夏休みも3食食べられるように、支援が求められる。

・みらいえ 角田さん
西濃運輸さんが、配送の協力をしている。

赤石さん〉2022年度は、お申し込みを頂いたすべての家庭に送っていた。
現地のフードバンクとの連携、CO2の問題からも、現地から食品を調達した方が良いのではないか。

毎月4300世帯とはならない、毎月お送りするご家庭、小学生のみなど、ご寄付を頂いた数で、対象のご家庭に届くようにお送りしている。

セーブザチルドレン田代さん〉
当事者の声を聞きながら、必要な支援を大胆に取り組んで頂いている。
必要性が止まない、
フードバンク、食糧支援、検討会、意見交換を重ねて来た。

コロナの状況と、物価高の状況を受けて、辞めるという選択は難しい状況であると判断した。
あるべき姿としては、地域の身近な団体に繋がる事が求められるが、
地域の取り組み状況に差がある。

今後、どの様に民間が支援を続けていく事が出来るかも課題。

今年、ほっと通信をはじめて、一方通行ではなく、声をフィードバックして
しんぐるまざーのお母さん同士も、その声を共有する事で、仲間がいるという心強さから、「自分は一人ではない」と、一歩を踏み出して、資格の取得や踏み出す勇気をもらう事が出来たとの声も、伺う事が出来ました。

「シングルマザーと子ども達が生き生きとくらせる社会を目指して」
・就労支援事業
相談事業、セミナー、情報発信、子育て支援事業としての就学支援金

9月16日、17日
「ひとり親家庭サポーター養成講座」
さまざまな生きづらさを感じている、困難を抱えているシングルマザーに求められる支援とは

ひとり親と子ども達の今と未来に光をともすために

ご寄付・食料品、衣料など、まとまった量の現物支援も募っています。


東議会でも、こども達の長期休暇中の給食がない時期の食料支援、居場所づくりと学習支援の拡充を求め、東京都としても、【子供の居場所創設事業補助金】として、
◯ 居場所の提供事業
◯ 親の養育支援とこども達の学習支援
◯ 長期休暇時等食事提供事業
などを支援しています。