7月25日13時30分より
「東京の川を考えるシンポジウム2023」が開催されます。

もり愛も、区議会議員時代から、水辺の整備、都市河川の美化に取り組んできましたが、地元の呑川は、合流式河川で、豪雨時の越流水による水質浄化の難しさ等があり、越流水対策と共に、都議会では、清流復活事業として、落合浄水場の高度処理水の綺麗な水を放流する事により、呑川上流では、カワセミも見られるなど、水質浄化に取り組んできました。


ソウル市の清渓川の事例など、都市河川に自然護岸整備により生物多様性が戻ってきた事例もあり、今後も自然豊かな水辺の整備に取り組んでいきたいです。


当日の会場参加はすでに申し込みが終了しましたが、
オンラインで視聴できますので、情報共有させて頂きます。


東京都では、身近な東京の川について知識を深めていただくため、下記のとおりシンポジウムを開催いたします。是非ご参加ください。
⇒東京の川を考えるシンポジウム2023チラシ[6.3MB]PDF(別ウインドウで開く)


※当日、応募されていない方もオンラインにてご視聴いただけます。
 なお、ライブ配信後も視聴することができます。 
  配信URLはこちら↓
https://www.youtube.com/@user-cn2sn2xo7b/streams



テーマ:未来の東京に向けた水辺整備

 かつて隅田川をはじめとする河川は文化や経済、生活の中心でありました。現在においても、川沿いのオープンカフェが賑わい、各所でマルシェが開催されるなど、水辺の利活用が進んでいます。一方、暮らし方や働き方等が変化する中、水辺を含む公共空間のオープンスペースが持つ『ゆとりや潤い』をもたらす機能の重要性が増しています。本シンポジウムでは、東京の水辺の将来像をどう描いていくべきか、過去の偉人がどのような未来を思い描き託してきたのか考えます。

プログラム

【主催者挨拶】(ビデオメッセージ)


東京都知事 小池 百合子 (こいけ ゆりこ)

【基調講演】


講演者: 岸井 隆幸(きしい たかゆき)氏

 日本大学名誉教授
 (一財)計量計画研究所代表理事
 政策研究大学院大学客員教授

「未来の東京に向けた水辺整備のあり方」検討会の座長が、これからの都市づくりにおける「河川」のあり方について語る!

講演テーマ:「新東京水辺百景へ」未来のTOKYOに向けた水辺の整備・活用

 東京都では2022年に「未来の東京に向けた水辺整備のあり方」検討会を発足、これからの東京の都市づくりと河川の在り方について検討を重ねてきました。
 今回、その報告書が取りまとめられたことを踏まえて、未来のTOKYOに向けた水辺の整備と活用の在り方について、ご一緒に考えてみたいと思います。
 歌川広重が「名所江戸百景」を描いてから160年余り、今一度、水辺に注目して新東京水辺百景を考えてみましょう。
【特別講演】


講演者: 小和田 哲男(おわだ てつお)氏
 
 静岡大学名誉教授
 公益財団法人日本城郭協会理事長
 岐阜関ケ原古戦場記念館館長

大河ドラマ「どうする家康」の時代考証者が江戸の都市づくりを徹底解説!


講演テーマ:徳川家康の江戸改造計画と河川

 天正18年(1590)、徳川家康は豊臣秀吉から北条氏遺領の関東への転封を命じられます。そこで居城を駿府から江戸へ移すことになるのですが、それまでの江戸は小田原城の支城江戸城はありましたが、城下町としての発展はありませんでした。川が幾筋にも流れ、湿地帯だったのです。そこで家康は、築城とともに、新しい町づくりをはじめます。川の流れをどう変えて江戸の町づくりをしていったのかを追いかけます。