【六郷工科高校定時制課程卒業式】ものづくりってカッコいい!求人2000件の即戦力
東京都立六郷工科高校定時制課程の卒業式に参列させて頂きました。
年齢も国籍も多様な卒業生が、様々な背景を抱え、働きながら3年、4年かけて卒業を迎えられた皆様、ご卒業心よりおめでとうございます。

小中学校で不登校だった生徒や、ヤングケアラーで学校に通えないお子さんも、
夜間定時制高校に出逢い、それぞれの進路を切り拓く事ができた。生徒会長の答辞がとても感動的でした。

学生時代から、地域の製造業の現場でインターンをするデュアルシステムや、地元大田区のものづくり人材の育成と、
大田区の誇るものづくりの心・次世代を育む、工科高校との連携が期待されます。

校長先生より、「今年は70名の生徒に対して2000件もの求人が来た」との事で、一流自動車メーカーの研究部門での採用など、卒業生の活躍が楽しみです。

今年は『第21回ものづくり教育・学習フォーラム』も六郷工科高校で開催され、大田区の誇るものづくりの心・技術を次の世代に伝えるものづくり体験&学習発表会が開催されました。

もり愛も、区議時代から毎年子ども達の作品を楽しみに参加させて頂き、多くの子ども達が熱心にものづくりに取り組んでいました。

「子ども達はものづくりが大好き、ところが、
中学生になると、工業高校への志願者は年々減少している。小学校時代に、工科高校に足を運んでもらうのはとても良い機会」と伺いました。

東京都では、昨年2月、次世代のものづくり人材を育む「Society5.0を支える工業高校の実現に向けた戦略プロジェクト Next Kogyo START Project」を策定し、都内の工業高校は“工科高校”へと名称が変わりました。

六郷工科高校は、まさにその先駆けであり、デュアルシステムを導入した地域の町工場へのインターンシップ等、地域の企業との連携も行なっています。

答えの無い新たな時代を生きる若者が、
自らの手で、何かを生み出す“ものづくり教育”の推進❗️
先日群馬県に「プログラミング教育推進校」を視察に行った際にも、小学生でバリバリコードを打ち込んでアニメーションを作る子ども達の姿に感銘を受けました。

ものづくり技術の集積を誇る大田区だからこそ、
地域の子ども達が、ものづくりの素晴らしさを感じながら育って欲しいです。
卒業生の皆様の、それぞれの道でのご活躍・輝く前途を祝して✨ご卒業おめでとうございます🌈