【女性の身体の事を女性自身が決められる当たり前の権利を】リプロダクティブライツと産科暴力
これは酷い❗️約6.7万人の署名を踏み躙行為。
女性自身の身体を守る権利がなぜ男性に阻止されねばならないのか。
児童虐待で最も多いのは生後0日で失われる命。望まない妊娠で傷付のは女性。
性と生殖に関する健康と権利を守る後進国日本。
#緊急避妊薬を薬局で!

産婦人科医のえんみちゃん先生(@emmi-chan)よりシェア









昨日は、
【第24回 産科暴力とリプロダクティブ・ライツ】
勉強会にオンラインで参加。

【女性の事を、女性自身が決められる様にして欲しい】と云う、当たり前の事が守られていない日本の現状に、愕然としました。

性教育とは、命と自分自身の身体を知る事。決してイヤラシイものではありません。
男性も女性もLGBTも、自分も相手も大切な存在として尊重し合える社会の実現を目指して、
年齢に応じた性教育や、東京都でも学校や家族にも相談しにくい性の悩みについて相談できる場として
【東京版ユースクリニックわかさぽ】
を我が会派の要望から実現しました!


一方で、昨日の講演会で初めて知った【産科暴力】と云う言葉

女性が自分の身体についての決定権が奪われている現場

出産に携わる専門家の先生方により、初めて知る話も多く、女性にとってとても大切な課題が、女性自身が知らされていない事により
正しい選択が制限され、我慢を強いられている現状に驚愕しました。

性と生殖に関する健康と権利の後進国日本の現状を変えていきたいです。

「緊急避妊薬に反対する運動」に自民党議員が賛同している事に憤りを覚え、
昨日のSNSで開催を知りました。

緊急避妊薬や経口中絶薬について、塚原先生より

「まずは事実を知ってください。
このたび承認申請されている経口中絶薬は、
妊娠9週までに流産を引き起こす薬です。
19世紀以来の古い搔爬のような残虐な方法をなくすためにも、安全で確実な薬による中絶を導入すべきです。

世界保健機関(WHO)の必須医薬品リストに2005年から入っていて、国際産婦人科連合(FIGO)も推奨している薬です。
世界では1988年から使われ始め、現在は80か国以上で使われています。現在は国連人権規約の社会権規約と自由権規約の両方に、「女性と少女の中絶の権利」が書き込まれている時代です。
どんな薬でも悪用される可能性はありますが、この薬は処方ベースなので、本人以外が服用する可能性はとても低いと思います。」

との事で、医学も技術も進歩しながら、
出産・中絶については、未だに、
「エアコンを使わずにうちわを使え!」と云う様な保守政治家の動きは、全く科学的でなく、むしろ自民党と関わるの深い男尊女卑な宗教の影響なのではないかーと憤りを感じますの

都議会でも、出産0日による虐待死をなくしたい。年齢に応じた性教育の推進に取り組んでいながら、
【産科暴力】と云う言葉を、初めて知りました。

私自身、娘を出産した際に、ごく初期の妊娠4週で
既に産科の出産予約がいっぱいで断られた
「出産難民」の恐怖を実感した事。

大病院のベテランらしき高齢男性産科医から言われた心無い言葉に、病院のトイレで涙が溢れた事は1度ではありません。

・決算委員会で忙しい時期に、妊婦健診に間に合わず(健康に気をつけていたので、順調そのもので何の不安もなかったのですが)
「検診に来ないのは、ネグレクトだから!」と、朝8時に受付をしたのに、前回遅れた事を理由に健診を最後に回され15時に呼ばれた際に気分が悪くなった事。
・内診の器具が痛くて、「先生痛いです」と勇気を出して伝えるも
「処女じゃあるまいし、この程度で痛くない」と言われた事。
内診が苦痛で苦痛で、検診のたびに帰りのトイレで泣いていたので、妹から病院を変えたらとアドバイスを受けて、
東京の病院から、実家の近くの女医さんが見てくださる病院に途中で変更して、とても親身な助産師さんとも出会う事が出来ましたが、

会陰切開は当たり前だと聞かされていたので、産後は出血が止まらず、産褥おむつで、ドーナツクッションを買って、座る事が出来ない日々に耐えていました。
それが普通だと思い込まされている、多くの女性がいる事。
(→ 早乙女智子先生が立ち会う出産は、100%会陰切開が必要ない。とのお話にびっくり!
一方で、病院での出産は90%が会陰切開が行われている事実)

また、産後1ヶ月検診に乳業メーカーが立ち合い
「働くお母さんは、皆さんすぐに混合ですよ!」と粉ミルクを渡された事に不信感を持ち、
娘は6歳ですが、今も寝る前の安定剤に母乳を飲んでいます。

出産も、性も、一人ひとり誰もが自分らしくいられる社会であって欲しいです。

女性の身体の事を、女性自身が決められる
当たり前の社会であって欲しいです。

多くの女性、多くの医療に関わる方に知って頂きたい内容でした。
ぜひ都議会にも勉強会にいらして頂きたいです。
ありがとうございました。

■早乙女智子(産婦人科医、(一社)性と健康を考える女性専門家の会 会長)
寺本裕美子(月経リテラシーアクティビスト、ドゥーラ、通訳、スペイン在住、ASAJ)

■聞き手
塚原久美(ASAJ、RHRリテラシー研究所 代表)

■内容
産婦人科医療において、日常的に行われている内診をはじめ、患者の
プライバシーを尊重せず、性的・身体的・心理的暴力が行われている
ことに、私たちはあまりにも鈍感にさせられていないだろうか。
自分の健康と権利を守るために、だれもが知っておきたいことをお話しいただきました。