令和4年度大田区消防団合同点検地域の防火防災リーダーとして日頃の訓練成果を披露

大田区内にある4つの(田園調布・大森・蒲田・矢口)消防団が合同で日頃の訓練成果を披露する消防団合同点検がコロナ禍で3年ぶりに盛大に行われ、私も団員として参加させて頂きました。

日頃の消防団の訓練の成果を披露する、礼式、
東京都の操法大会で先日優勝された田園調布第8分団の選手の皆さまによる、現在都内で1番正確で美しい可搬ポンプ操法をご披露頂きました。



東京都では、今年10年ぶりに首都直下型震災の被害想定の見直しを行い、建物の耐震化が進み、被害想定は減少したものの、
震度6強以上の揺れが想定されております。

本日は大きな揺れを想定し、実践的な訓練が行われました。

消防団は、大きな地震が発生した際には、近隣住民の安否確認と火元を消すように呼びかけを行い、
私も3.11の際には、日付が変わるまで近隣のお一人暮らしのご家庭や、夜には帰宅困難者へのの避難所の誘導を行なった事が思い出されます。

活動服に着替えて自転車で被災地に駆けつけ、
各分団に貸与されたタブレット端末やスマートフォンで被害状況を報告





担架訓練 安全な場所に移動して、AEDを使用した救命訓練 心肺蘇生



救助資機材を搭載した可搬ポンプ車で出動





建物内に取り残された人の救助訓練
 災害現場で救助活動を行う電動ノコギリ、油圧式万能ハンマー、

特殊技能班の出動
消防団には様々な職業・技能を持った団員が所属しており、その技能を活かし倒壊した電柱をクレーン車での除去訓練





震災時には、老朽化したブロック塀、倒れた電柱等
救助活動の妨げになる為、迅速な救助を行うためにも除去活動が欠かせません。
倒壊家屋からの出火を想定した一斉放水訓練



消防団の皆さんのそれぞれの専門性と技術を活かした救助活動もご披露頂きました。

消防団の皆さま、早朝から長時間にわたりお疲れ様でした!
生業を持ちながら、地域の力で地域の命と安全を守る防災・防火リーダーとして日頃からのご尽力に心からの感謝と敬意を込めてありがとうございます!

消防団では、各分団定員に達していない現状があります。
大田区に在住・在勤の18歳以上の方、ぜひ、消防団へ!お近くの消防署までご連絡お待ちしています!