【みんなが知れば必ず変わる❗️谷口たかひささん小学校での環境教育を視察】
地元のおなづか小学校の6年生を対象として、環境活動家の谷口たかひささんを招いて環境学習会が開催されるとのことで、視察させて頂きました。午後は、都議会です。

《みんなが知れば必ず変わる》
先日の産業プラザPIOでお話会を開催して頂いたみさきさんも参加され、
先日はママ向けお話会で、環境問題と子どもの自尊心の関係が大きい事を学ばせて頂きました。

自尊心が低いと、他人や世界に目を向けられない。

だからこそ、子ども達一人ひとりに、
【 わたしは わたし 】
好きに生きていい。
あなたには「自由」と「権利」がある「自分で決めていい」
と云うメッセージは、お話が終わった後の感想でも、子ども達から心に残っていると述べられていました。

今回の子ども向けお話会では、40分でとてもコンパクトに、
世界の環境危機の状況を知ること
世界の子ども達が声を上げていることを知ること

そして、環境問題が自分達と無関係では無いこと

世界を見てきた谷口さんが
子ども達に伝えたいメッセージを伝えて頂きました。
子ども達の感想では、

「地球温暖化で、洪水や火事とか干ばつが起きていて、地球温暖化ってすごい問題だという事がわかったし、あんなに寒かった南極や北極ですごい気温が上がっていておどろきました。」

「自分のことは自分で決めていいという事が、感動した。」

「地球温暖化を防げる世代が、僕たちの世代で最後ということを知って、ちゃんとこれからも、環境問題の取り組みにやっていきたい。」

「地球温暖化を止められるのは人間。地球温暖化と人間の関わりが大きいことを学んだ。」

と、質問コーナーでは、谷口さんの人となりを聞く質問が多かったのですが、
子ども達の質問一つ一つに誠実に答えて頂きました。

近くに座っていると「当たり前のことって思われちゃうかなぁ」と、知識のある6年生だからこそ、
逆に環境の質問をしづらかったのかな。とも感じました。

東京都では、子ども達が環境について学んだ事を
お家で活かして貰いたいと、
「我が家の環境局長・任命証」を10月1日からスタートしました❗️


校長先生からは、「1人では変えられないけれど、1人が行動しなきゃ変わらない❗️」
を合言葉に、一人が1万個のゴミを拾う事はできないけど、1万人が1つのゴミを拾えば、社会は変わる。と、
教育現場の環境部の取り組みをお話しして頂きました。

私自身、小学校時代にチェルノブイリ原発事故に強い衝撃を受けて、「なぜ小学校6年生でも危険性がわかるのに大人は止めないのか」と、環境問題に強い関心を持つようになり、
学生時代は、今の文明どうですか?『文明堂新聞』編集長で学校新聞では訴えていましたが、

グレタさんや谷口さんの様に、世界を変える活動として大きく声を上げることは出来ませんでした。

けれども、当時の想いは今に繋がっていて、大田区での再エネ推進、東京都から原発に頼らない、再エネを基軸としたエネルギーの地産地消、ゼロエミッション東京の実現に取り組んで行きたいです。

子ども基本条例を制定した東京都としても、
子どもの意見表明権 
子ども達が、どんな未来を描いて、実現していきたいか。
谷口さんの「子ども国会」の構想にもとても共感しています!

子ども達と共に、世界環境に目を向けて、自分達には何ができるか、何をすべきか。
そして、一人ひとりが自分で考える権利があり、
自分で考えて、行動することの大切さ、
とても落ち着いた語り口の中に、
谷口さんの【いかに生きるか】
熱いメッセージを頂きました。

素晴らしい環境学習の機会をおなづか小学校様
谷口さん、実行委員の博美さん、ありがとうございました。