終戦記念日の8月15日正午
平和を築いて下さった先人達への感謝と世界の恒久平和を願って黙祷を捧げる。

「核無き世界を願い平和を希求して」
大切な家族と一緒に過ごせる平和に感謝して、
今日は家族で、娘と平和について話し合う日にしたいです。

6日に広島、9日には長崎に原爆が投下されてから77年目の夏。

以前、原爆資料館視察を視察させて頂き、原爆がいかに非人道的であるか、胸が締め付けられる思いと共に、"人類と核兵器は共存できない"と改めて強く実感しました。

政治に強く関心を持つきっかけとなったのは、核兵器の無い世界を築きたいという高校時代の思い。
私が高校時代、フランスのムルロア環礁での核実験に、強い衝撃を受けました。

「日本は何故、世界で唯一の原爆被爆国として毅然と世界に遺憾の意を述べないのか。

日本こそが、世界に平和を訴えるリーダーであって欲しい」と、強い憤りを覚えました。
部室で、友人達と国際社会の中の日本について語り合った高校時代。

戦後77年間、戦争で他国の人の命を奪うことも奪われる事もなく、平和国家として歩んで来た日本。

ー昨年97歳で他界した祖父は、長年中東での石油開発の仕事に従事し、「日本は2度と戦争をしない技術立国として、日本人は尊敬され、友好と信頼を築いてきた。」と聞きました。

アフガニスタンからのアメリカ軍の撤退
混沌とする中東情勢と中国とタリバンの接近
世界的なコロナ不況と世界大戦の懸念

武器では平和は守れない。
悲しみと憎しみの連鎖を生むだけだ。

祖母は、最初の旦那さんを戦争で亡くし、
「2度と戦争は嫌だねぇ」と当時の話を聞かせてくれました。
もう、当時を語ってくれる祖父母は居ません。

娘達に、今を生きる大人の責任として、祖父母から聞かせてもらった戦争の話、命の尊さ、平和の尊さを語り継いで行かねばならない。

そして、二度と戦争を繰り返さぬために、

ぜひ、ご家族やお友達と平和の尊さについて考え、話し合う機会にして頂きたいです。

ウクライナ戦争と世界のエネルギー、穀物の高騰

今地球は、世界規模の気候危機を前に、人類が地球に住み続けるためには、戦争をしている猶予はない。
すでにこの地球上には、地球上の生命を滅ぼして余る程の核兵器があります。

危機を煽り、戦争をしたがるのは、戦争をして儲かる人々です。戦争の被害者は、いつも若者や弱者です。

戦争は遠い過去のものでは無く、
世界の恒久平和の実現に向けて、戦禍を二度と繰り返さない為に、
戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代に伝え、
今も戦禍に苦しんでいる国々の1日も早い戦争終結を願います

大田区では昭和59年8月15日に世界の恒久平和と人類の永遠の繁栄を願い、平和都市宣言を行いました。

本日は14時より、大田区平和都市宣言記念事業
【平和の記念式典】が行われます。
コロナ禍の為、無観客でライブ配信されます。
ぜひ、ご家族で平和を考え語り合う1日にして頂きたいです。


『本年度につきましては終戦記念日であり、区が平和都市宣言を行った特別な一日でもある8月15日に区民プラザで
「平和の記念式典」を開催いたします。
 今年は新型コロナウイルス感染症のみならず、世界情勢の悪化や、沖縄県の本土復帰50周年など、
「平和」について考える様々な出来事があり、本事業を通じてあらためて「平和」を見つめ直す機会としていただけますと幸いです。』大田区HPより

第2部では、ウクライナ民族楽器の演奏、
沖縄県本土復帰50年を記念したエイサーの演舞など【平和記念コンサート】も開催されます。

「大田区平和都市宣言」
(昭和59年5月31日 区長決定)

平和って なあに

しあわせな ことよ

しあわせって なあに

自由で楽しいくらしができること

だから 世界中の人と 力をあわせて

大切な 平和を守らなければ いけないの

地球上どこへ行っても 笑顔があるように...

この人類共通の願いをこめて 大田区は平和憲法を擁護し核兵器のない平和都市であることを宣言する

昭和59年8月15日 大田区