6月17日【舟運活性化について、建設局・都市整備局と政策懇談会】
 港湾の現状と「舟運活性化パートナー」に関することについて、都市整備局・港湾局・建設局の3局との政策懇談会。
 
都内には現在41ヶ所の防災桟橋と、民間の桟橋を合わせると約50ヶ所の桟橋がありますが、それぞれの所管が異なるため制度が異なり、

東京湾であれば、東京都港湾局の所管、河川は建設局や自治体、汽船会社やデベロッパーなど、
桟橋の所管が様々で、舟運事業者や船の所有者が利用しづらいとの声が聞かれ、先日会派の「都民ファーストの会舟運活性化部会」のメンバーで視察して感じた課題を、局の皆様にもお伝えをさせて頂きました。

防災桟橋の平時の活用については、水の都東京・大田区の実現を目指して、区議会議員時代から取り組んできたテーマです。

大田区では、羽田天空橋船着場が整備された際、
平成23年に「大田区船着場条例」を制定して、防災桟橋を平時には観光・水上交通の拠点として利用できる様になりましたが、
羽田天空橋とふるさとの浜辺公園以外の防災桟橋は、
通常は鍵が閉まっていて管理人も居ないため、利用出来ません。

現在、大田区でも東京都公園協会に委託をしておりますが、もっと桟橋の利活用が図られるよう、
都内の桟橋の利用システムを、共有されることが求められると、要望させて頂きました。

海外では、川側からは、扉が開けられるようになっています。

日の出埠頭では、局を超えたプロジェクトにより、
QRコードで、桟橋の鍵が解除できる、画期的なシステムを採用していますが、
東京都全域の共通システムになっていない問題点。

建設局の東京都公園協会への、桟橋の予約方法が、未だにFAXで、5日前までと限られている状況など、
DXの推進を標榜する東京都が、未だにアナログすぎる状況。
水の都として東京の舟運活性化には、オンデマンドでスマホでタイムリーに予約できる様なシステムが求められると考えます。

羽田国際空港の玄関口である大田区として、空港に降り立った国内外の方が、羽田の美味しいお店や風情を楽しんで頂けるような、羽田マリーナの整備。

舟を活用して東京湾の水辺を楽しんで頂く事や、芝浦の防災桟橋やマンションに接岸出来るなど、

 現在、整備されている防災桟橋を、点ではなく
ウォーターフロントとして面で捉えて、千葉の保田漁港にヨットで着岸して食事を食べにいく様に、
都内でも、船で行かれる施設の整備、防災桟橋の活用を行い、
都民がもっと水辺に親しみ、舟運を活用出来るまちづくりを進めていきたいです!
局の皆様 ありがとうございました。