おとな&こどもほっとネットいのちの勉強会
性教育から考える子どもの人権

4月29日助産師さんでチャイルドファミリーコンサルタントのやまがた てるえ先生をお招きして

子どもの人権の視点から、子どもにどのように性教育を伝えたら良いかーいのちのお話をテーマにご講演頂きました。

日々の何気ない親子の信頼関係とコミュニケーションの大切さ

「あなたが考える人権とは」

もり愛が考える 人権って何だろう?
⇒「ひとりの人間として尊重されて、尊厳が守られる事」
親子での対話のきっかけ

人が人として

自分らしく生きていく為の規範
自分らしく生きていくことができる権利

【自分らしく生きていかれる権利】

「あなたが考える命とは」

対話形式のワークショップを交えて、家庭の中で子ども達に語りかけながら、
一緒に子どもの権利について、いのち=心と身体・自分も相手も大切にする
そして、みんな違ってみんな良い・性の多様性について、障害についてどう伝えるかー

こどもジェンダー・トランスジェンダーについて

やり方 よりも 在り方

性教育は、暮らしの中にある。
毎日の生理現象の一つ。

◯ アンコンシャスバイアス
無意識の思い込み、

☆スティグマ
誰かを差別してネガティブなレッテルを貼る事。

結婚しなくちゃいけない。

中絶の勉強会 やってはいけない事
かわいそう 悲観的な態度でいないかー

彼女たちは選択しただけ。

日本の性交行為年齢
「13歳」もし16歳であった場合は、その子の同意を確認せずに逮捕できる。
諸外国に比べて、こども達が性被害から守られていないと感じました。

日本は、教育現場で習わない、学んでいないのに
日本は13歳では守られないという課題。

アンコンシャスバイアスについては、私も都議会の男女平等参画推進審議会委員を昨年務めさせて頂き、今年改訂された「東京都男女平等参画推進計画」でも、アンコンシャスバイアス
学校・職場などでの性差についての無意識の思い込みを無くすよう、調査と啓発などの取り組みが予算化されました。

また都議会でパートナーシップ条例の制定を求め、東京都では、パートナーシップ宣誓制度の制定に向けて準備を進めています。


今年度予算で、我が会派の重点政策として、中高生・若者が中々相談しにくい性の悩みに、助産師の先生方と連携して無料で相談できて寄り添い支える【ユースヘルスクリニック事業】に新規事業として1億円の予算を実現しました。

NPOピルコンのHPにも、性教育について子どもと一緒に考える動画が見られます。


性教育は、恥ずかしいことではなく、いのちの教育であり、人権教育だと考えます。

私も、5歳の娘を持つ母親として、これから娘と一緒に考え、いのちの教育として、年齢に応じて
自分の心と体のことを伝えていきたいです。

そして、東京都こどもの権利条例の策定に関わった1人としても、子ども達が家庭や学校で、子どもの自身の人権について、学ぶ機会を都と区市町村が連携して推進していきたいです。