都立学校新入生の制服について入学式に制服が届かない事態と制服の在り方について考える
4月からブラック校則の見直しが実現しました❗️
本来あってはならない事ですが、入学式に学校制服が届かない事態が発生し、届かなかったお子様の気持ちを思うと、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
4月7日・8日、都立学校の入学式が行われ、高校では44人(16校)、特別支援学校では31人(9校)の生徒について、
入学式までに制服が届かない事態となりました。
入学式には、中学校の制服や私服で参加いただき、こうした生徒が在籍する学校では記念写真の撮影を改めて実施するなどの対応をしているとの事です。
区市町村立中学校においても18地区 46校で影響があり
明日についても、都立高校 5校、特別支援学校 26校、区市町村立中学校 7校で入学式が行われ、
ムサシノ学生服を利用している学校があります。
(吉祥寺・多摩地区の学校が多く、23区では一部杉並等)
都教育委員会としては、当該事業者を訪問し、状況を確認するとの事。
本日教育庁の担当者から詳細を伺い、コロナ禍で
縫製にあたる作業員の欠員があった等の背景もあるとの事ですが、
コロナ禍で、受験生が陽性や濃厚接触者になった場合にも不利にならぬよう2次試験を用意し、
2次試験の合格発表は3月15日。
それから採寸して制服を縫製し入学式に間に合わせねばならない時間的な課題。
入試等で、進学先の決定がずれ込んで注文が短期に集中するなど、原因が構造的なものなのか、
再発防止への対応が求められます。
子ども達にとって、入学式という一生に一度の晴れの日に、制服が届かなかった事は誠に遺憾です。
西多摩の学校等では、卒業生から借り受けた制服等、学校から貸し出したり兄姉の制服を着用して対応したとの報告もありました。
子ども達に寄り添い、出来るだけ迅速に制服が届くよう願います。
また、都議会文教委員会で、校則の在り方について
もり愛も文教委員会の質疑でも、生徒と共に学校校則の見直しを求め、ブラック校則の見直しが実現されました。
学校制服についても、ジェンダーの視点から、男女共に、スラックスもスカートも選べる様になり、
他の自治体ではユニクロの制服が導入され、価格が半額以下になった事例もあります。
制服には学校の歴史や伝統もあり、自身も愛着があって高校の制服は大切にしまってありますが
一時のブランド制服の過熱など、高額な制服もあり
制服を用意する事が負担になるご家庭もあるとの懸念もあります。
校則も含めて、学校のルールづくり・制服の在り方についても考えさせられました。
また、進捗についてご報告をさせて頂きます。