【国民民主党国会議員と
都民ファーストの会東京都議団との意見交換会】
今朝は、国民民主党と都民ファーストの会で、国のコロナ対策、18歳以下への10万円給付の課題、水際対策の一層の強化に向けて、担当省庁の方を交えた政策懇談会が開催されました。
都民の命を預かる東京都議会としても、直接国の政策をつかさどる省庁の皆様と意見交換できる、大変貴重な機会を頂きました。


国の水際対策については何度も声を上げて参りましたが、国の「水際対策は時間稼ぎである」との認識に、羽田空港を有する大田区としても驚愕します。
 既に、万全の態勢で臨んでいるとの国の答弁の一方で、自宅療養中のオミクロン株感染者が、サッカー天皇杯を観戦し、その濃厚接触者が80名強に及ぶ等、本来あってはならない事です。
→東京都の小池都知事より、本日国に対して改めて水際対策の強化に向け要望書を提出致しました。

 昨年の10月には100人を切っていた陽性者数が、1月8日には2400人を超え、昨年末には大田区でも入院できず自宅療養を強いられた方が多くいらっしゃいました。

新規陽性者を抑え込めている今だからこそ、都民の命と暮らしをまもる為、水際対策の更なる徹底に向けて、直接意見をお伝えし、また、空港検疫で陽性が判明した方は、公共交通を使わないよう徹底する事、東京都も宿泊療養施設を確保しており、区にも現在1万4000室を確保する中で、自治体とも連携しながら、隔離を徹底するよう、再度都からも要望しました。

また、23区では10万円の給付金の対象外となる世帯も多く、なぜ世帯主を基準とするのか、(迅速に今ある制度の中で給付する為児童手当のシステムを活用するとの答弁でしたが)子育て支援なのか、貧困対策なのか、地域活性化なのか、事業について、改めて都民からの声を訴える機会を頂きました。
冒頭、司会は大塚耕平参議院議員。
【都政、国政をめぐる課題について意見交換 】
都民ファーストの会は23名で参加。

荒木代表より〉
都内でオミクロン株疑いの陽性者 年末年始の第6派を防ぐ為の対策強化に向けて、都政だけでは解決できない課題について、この国をしっかりと変えていきたい。
玉木代表と小池都知事と、デジタル化の推進に向けて、都は国に先駆けてデジタルサービス局を設置し、宮坂副知事を先頭に、行政のデジタル化と、その先にある都民国民の生活の質をしっかりと上げていく事。
都民国民が暮らしやすい社会の実現に向けて命を懸けて臨んでいく。


玉木代表〉解決中道「対決より解決」を掲げて、野党であるが、数々の政策実現に繋げてきた。
昨年の今頃、当時も都民ファーストの会と政策懇談会を重ねる中で、特措法の改正についても、その声をしっかり盛り込まれた、
都政に足場の無い中で、政策立案に現場の声が生かされた。
政策本位で、連携協力を行っていきたい。感染症対策の強化、新規感染者数は低く抑えられているが、自宅待機者から、濃厚接触者が出て、もっと水際対策をしっかりと行っていかねば、濃厚接触者が無限に広がっていく。様々な知見やご意見を政策実現に繋げていきたい。

給付金においても、デジタル化の視点が欠けていた。東京都は国に先駆けたデジタル化に取り組んできた。東京の改革、日本の改革に繋げていきたい。
との挨拶があり、

〇 コロナ対策と、オミクロン株をめぐる 18歳以下への10万円の給付
自治体で円滑に行われるように、課題の整理
〇 水際対策の徹底に向けた政府の対応について質疑が行われました。

都政で政策を進めていく上で、やはり、国の税制面での課題等、東京都だけでは解決できない課題も多くあります。
 女性活躍を訴えながら、一方では年収130万円以下の控除内にわざと調整をしている現状など、制度が戦後の高度成長期の家族モデルをそのままとなっている事が、女性活躍を阻害していると感じる事もあります。

茜ケ久保女性活躍推進本部長より〉女性活躍・こどもの政策、赤ちゃんファースト事業、国に先駆けて、不妊治療の女性、少子化、合計特殊出生率が全国ワーストの現状
根本的な国の施策、共働きが当たり前になっているのに、130万円の壁。
東京都は、2.07という、高い目標を掲げているが、抜本的な取り組みが必要。
伊藤たかえ議員〉国民民主党は、少子化対策委を公約に書かなかった。
産めよ増やせよの政策ではなく、平均賃金の底上げや雇用、賃金の上昇、働きやすい暮らしやすい社会があって、
結果として、後にこどもが増えるものであると思う。細やかな政策、女性がちゃんと元いた職場に復帰できる、こども子育て計画が必要。

真の女性活躍に向けて、男性も女性も、共に子育ても仕事も諦めない働き方に向けて、
国政での取り組みを求め、政策面での連携が進むことを願っています。
都議会から各省庁へ直接意見交換の出来る貴重な機会をありがとうございました。
東京から日本を変える!

都民ファーストの会は、これからも、国政とも連携しながら、国に先駆けた政策を実現し、都民の命と暮らしを守る事を最優先に、全力で取り組んで参ります!

女性活躍推進本部のメンバーで
玉木代表と意見交換をさせて頂きました。

元大田区議会・大田区選出の元都議会議員
田中健衆議院議員