【第4回定例本会議を終えて幹事長談話】コロナ・年末年始対策、都民の命と暮らしを守る

 定例本会議が閉会致しました。
令和2年度決算の認定と、我が会派の提案により、コロナ対策や生活困窮者の年末年始のセーフティーネット拡充の延長など、昨年に引き続き支援するための補正予算1047億円も可決を致しました。



令和3年12月15日 令和 3 年第 4 回東京都議会定例会を終えて(談話)
                          都民ファーストの会東京都議団
                                                 幹事長 増子 博樹
 
 本日、令和 3 年第 4 回東京都議会定例会が閉会し、令和 3 年度東京都一般会計補正予算 等をはじめとする議案が可決成立しました。これにより、新型コロナウイルス感染症対策等 の都政の重要課題が着実な前進を見せています。

 新型コロナウイルス感染症対策では、オミクロン株の流行や第六波への備えを迅速に進 めなければなりません。私たちの要望を受け、都では、迅速な水際対策の国への要望、変異 株検査の実施・拡大や療養体制の整備等の対策強化が実現しています。エッセンシャルワー カーへの追加ワクチン接種の迅速化、抗体カクテル療法の拡大等の医療提供体制強化や、 飲食・観光業などいまだ厳しい状況が続く中小企業に対する資金繰り支援や業態転換支援 の充実など、引き続き、状況を見据えた「先手先手」の対策を都に求めてまいります。

 また、私たちの強い要望により実現した、デジタル人材育成を含む大規模な雇用就労支援 である「東京版ニューディール」、コロナ禍での出産を後押しする東京都出産応援事業「赤 ちゃんファースト」は、都民の皆様から評価・感謝の声が数多く届いており、引き続き、効 果的な事業の実施を都に求めてまいります。

 さらに、私たちの代表質問により、多摩都市モノレールにおける、子どもへの割引制度の 具体的な検討が進むことになりました。子育て支援・沿線開発の促進・多摩移住促進の観点 から極めて重要な取組であり、実効性のある事業となるよう注視してまいります。

 その他にも、私たちがかねてより強く推進してきた、同性パートナーシップ制度の来年度 内の導入方針や、2030 年のカーボンハーフ実現に向けた都営住宅や学校施設における太陽 光パネルの増設、学校における子ども支援の強化、首都直下型地震の被害想定の実効的な見 直し、公共交通機関における安全確保の強化などにおいて、重要な進展がありました。

 私たちが第3回定例会に提案した、長期欠席した都議会議員の報酬減額条例案は継続審 査となりましたが、私たちは引き続き「都議会のあり方検討会」における迅速な議論・成立 を強く求め、都民の皆様からの信頼回復に全力で取り組んでまいります。

 私たち都民ファーストの会東京都議団は、都民の命と暮らしを守り、安全・安心な東京を つくるべく、引き続き全力を尽くして参ります。
                    以上