【多文化共生教育ネットワーク東京】シンポジウム・報告・総会
国際都市東京の多文化共生・外国につながる子ども達の教育・支援の在り方を考える

先日は、TEAM-Netシンポジウム・報告、総会にオンラインで参加させていただきました。

「東京都内に在住、在学または在勤する外国につながる高校生、日本語を母語としない高校生等の支援及び多文化共生教育に関わる個人と団体のネットワークを広げる事で、異なる母語・文化・民族的背景をもつ住民が共生する社会の形成に寄与する」事を設立目標として、
これまで、都立高校の夜間学校の役割と現状について等、現場の先生方、NPOの実践者の皆様と意見交換をさせて頂いて参りました。

大田区においても、在住外国人と共に外国につながる子ども達が増えている中、区議会時代から、母語と日本語学習の重要性について、議会でも取り組んでまいりました。

夜間中学校・夜間高校の卒業式にも参加させていただく機会があり、地元蒲田にも日本語学級がありますが、学校の日本語学習カリキュラムのみでの習得は難しく、NPOやボランティア講師に支えられている現状もあり、
義務教育終了後に日本語を学び、その後の進路につながる夜間高校の役割、子ども達が将来につながる学習機会はとても重要だと考えます。

また、弁護士の先生より、児童に関わる在留資格の基礎、難民認定・退去強制・2021年入管法改正についてのお話もとても勉強になりました。

東京2020大会を開催した国際都市日本で、入管でのウィシュマさんへの人権侵害は、決してあってはならない事であり、二度と繰り返されることの無いよう真相究明が求められます。

国際都市東京の多文化共生教育がいかにあるべきか、今年度、都議会文教委員会の所管としても、都議会で取り組んで参りたいです。

TEAM-Netの皆様、貴重な機会をありがとうございました。