「コロナ自宅療養者へのICTを活用した医療支援の取り組み」
現場の取組事例から自宅療養者の命を守る体制強化に向けて

都内の自宅療養者が2万5000人を超える中、自宅療養者の重篤化を防ぐための対策強化は喫緊の課題です。
全国医療介護連携ネットワーク研究会WEBセミナーに参加させて頂き、貴重な現場での実践、全国の事例について学ばせて頂きました。

現場の先生方より、国・都道府県・自治体保健所の情報共有のあり方、
重症化リスクの予測システム等、限られた医療資源を効果的に活用して、重篤化を防ぐために何が求められるか、とても重要なご示唆を頂きました。

災害級のコロナ禍に、日頃からの災害医療チーム、在宅をさえる多職種連携の更なる推進が求められ、地域の取り組みが進むよう、東京都してのコロナ対策に活かして参りたいです。

地元大田区でも、医歯薬・行政議会と、現場の医療課題の共有を目的として、コロナ以前は毎月、課題勉強会「これからの医療を考える会」が開催されており、区の入院調整連携など、日頃のチーム医療を推進する土壌を、この有事に活かすこと。

 先の都議会での医師会・歯科医師会・薬剤師会の先生方との政策懇談会の中でも、品川区モデルの様な、医歯薬の先生方、訪問看護ステーションの連携で、自宅療養者を早期の投薬に繋げる体制整備に向けた準備が進められていると伺いました。

地域の医療介護資源をフル活用してコロナ禍の自宅療養者・在宅医療を支えるネットワーク医療の推進により、病院の逼迫を防いで、医療崩壊を防ぐ。

明日も会派の新型コロナ対策部会です。
都民の命と暮らしを守り抜き、自宅療養者の命が失われる事のない様、都議会の新型コロナウィルス対策特別委員会でも取り組んで参ります。

貴重な実践事例、現場の課題を学ばせて頂きありがとうございました。
医介連・オン健会共同主催 緊急企画 WEBセミナー
「コロナ自宅療養者へのICTを活用した医療支援の取り組み」

日時: 2021年9月11日(土) 18時~19時30分
   座長: 山下巌(医介連副会長、山下診療所理事長)

・講演1: 「厚労省の自宅療養患者への対応最新情報」
      有賀玲子(厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策本部医療班)


・講演2: 「24時間対応のコロナ自宅療養患者専門のチーム作りの実際」 
      守上佳樹(京都府・よしき往診クリニック院長)



・講演3: 「品川区医師会のオンライン診療を活用した品川モデルの取り組み」 
      三浦和裕(三浦医院院長)



・講演4: 「豊島区でのICTを活用した自宅療養者への医療支援の取り組み」 
      土屋淳郎(東京都・土屋医院院長、医介連会長)





京都市のケース】守上先生の事例発表より




品川モデル】



豊島区モデル】