【都立学校における感染症対策の取り組みの強化について】
 いよいよ新学期が始まるにあたり、地域の学齢期のお子さんが居るご家庭からの不安の声が寄せられておあり、先週は、夏季休暇明けの対応について、会派の都議会文教委員として、東京都教育庁との政策懇談会、専門家とのオンライン会議、自治体議員との意見交換、大田区の取り組みなど、子育て家庭の不安に寄り添う対策について、話し合いました。

学校でクラスターを発生させない!子ども達の安全安心の為の感染対策の強化と、

こども達の学びを止めない!コロナ禍であっても、こども達が学びと繋がるよう、一層のオンライン教育の推進・定着が求められます。

文科大臣も昨年のような全国一斉の学校休校は行わないとしており、東京都教育庁としても、
各区市町村教育委員会に対して、「新型コロナウィルス感染症対策の一層の徹底・強化について(依頼)」が通知されました。

ICT、オンライン教育の活用にむけて、東京都としても、この1年間で、国のGIGAスクール構想を前倒しして、学校のICT環境の整備を進めて参りました。
専門家の先生方からも、東京都は全国に比べても、一人一台端末の整備が行われており、この契機に、オンライン教育の推進を行う事で、これまで不登校であった子ども達も、共に学べる機会を進めるべきであると、昨年の本会議でも質疑をさせて頂きました。
また、こどもと同居するご家族に重篤化リスクの高い疾患や障害がある場合には、児童が家庭に持ち込む事の無いよう、柔軟に、自粛休校であっても、休校扱いとしない対応、教育庁にオンライン授業を柔軟に選択できる体制を要望致しました。


文教委員長の白戸都議と(内山都議と龍円都議はオンライン参加)

◯子ども達一人ひとりの、ご家庭の状況に応じた、
夏季休暇明けの体制について 

9月末までを、対策強化月間に位置付けて、取り組み強化を行う

〇各学校において、都内の区市町村によっても地域により感染状況は異なります。


 感染症対策を徹底した教育活動

〇夏季休業明けにおいては、生徒の健康状態の把握と適切な対応を目的として、当面の間(1~2週間程度)分散登校 または 短縮授業を実施する。

 健康観察の実施

〇 児童・生徒等の感染が増加している状況を踏まえ、児童・生徒等の健康観察(体温測定・病状の有無の確認)を徹底するとともに、
同居する家族等にも健康観察を依頼する。


 マスクの正しい着用の徹底
〇マスクの着用と換気を徹底するとともに、マスクについては、不織布マスクが最も高い効果を持つ事を推奨
(運動中のマスクの着用は熱中症の原因にもなりうるので、運動中の使用は避けるよう、東京都も注意を呼びかけています)

 教室等における密集の回避

1)生徒間の間隔の確保
〇身体的距離を確保するため、生徒同士の間隔を可能な限り確保する。また、施設の状況や艦船の状況に応じて、座席の感覚に一律にこだわるのではなく、頻繁な換気を組み合わせるなど適切に対応する事。更に必要に応じて大教室を活用するなどの工夫を行う

 児童・生徒に対する指導の徹底
1)学習活動に潰え
〇授業での合唱など飛沫感染リスクの高い活動は行わない。
2)学校行事・体育祭等について

3)昼食時について
〇食事の前後の手洗いの徹底、席の配置の工夫、会話を控え黙食を徹底

4)生徒会活動・部活動等について
〇部活動の代表生徒による会議(部長会等)

5)下校時等について
〇下校の際は速やかに帰宅するよう指導

◉  特別支援学校の取り組み

〇健康状態を把握するために、肢体不自由特別支援学校の全移動・生徒に対して、バイタルチェックを実施する。
〇児童・生徒等の体調の変化を見逃さないよう、放課後等

◉  児童・生徒等への個別の配慮
〇 特に配慮がひっような児童・生徒等に対しては、必要に応じて個別に対応する

区市町村教育委員会については、

1,学びの継続に向けたデジタルの積極的な活用について

2,児童・生徒の出席停止に関する取扱いについて

基本的には、校長の判断となる。

小中高と、分けて考えねばならない。オンライン授業に関しても、
小学生と、中高生では異なる事となる。

不織布マスクの着用率、小学生に限ってみると、かなり低いのではないだろうか。

局〉不織布マスクについては、今後となるが、徹底についてはご理解を頂きたい。

学校長の判断になる線引き、やり方は学校長の判断となる。

分散登校、時差通学、公共交通機関を使っている生徒さんの有無で効果が異なる。

都立高校の始業日は、23日に始まっている学校もある。今日段階で10校、

23日~31日 すでに始まっている学校の対応は、分散登校、短縮授業、オンライン授業を行っている。
その他多くの学校は、9月1日より。

何処の学校が、どの様な対応を行ったかは、しっかりと確認して判断をしていく。

オンライン学習の取り組む状況についての把握

→小学校においては、絵に描いた餅になりかねない。

中学校以上・特に高校においては、有効であると考えるが、オンライン学習を入れる良い機会になるのではないか。

しっかりとオンライン学習の対応を進める機会になると考える。

登校について、不安を抱えるご家庭においては、自主休校を望む

局〉欠席をした場合音扱いについて 基本的には欠席扱いとならないようにお願いをしている。

自宅で別の課題学習に取り組んで 関連した不利益にならない課題学習。

◯渋谷区 職員室の感染対策、アクリル板が無い。職員同士の机の配置

新学期の教職員のワクチン2回目の接種が終わっている割合。

局〉感染症対策のガイドライン。職員室だけではなく、他の部屋においても、3つの密の回避。
教職員のワクチンの接種 夏季の大規模接種会場を用意して、教師のワクチン接種が円滑に進むように取り組んでいる。

2学期が始まる前に、教職員の抗原検査も求められるのではないか

局〉十分な感染対策を進めているが、抗原検査は考えていない。

Q〉ご家族の健康観察を紙で提出していると考えられるが、オンライン化が出来ないか。

局〉健康観察について、ガイドラインを出して、区市町村・各学校での対応となる。
実際、どれくらいがやれているか。

オンラインを活用した体調観察のシステムが、都としてあるわけではないが、
区市町村に対して、オンラインの活用も、要望している。


◉  学校において感染者が出た場合の休校についてのガイドライン

感染者が出た場合には、出席の禁止。抗原検査を全員に行うまではまだ出ていないが、

文科省の方で、配布する抗原簡易キット 症状が無いのではなく、国の配布については、今後の検討。

要配慮時の対応について】
虐待、ネグレクト、食事がちゃんととれていない懸念のあるご糧のお子さんたち。

夏休み明け、家庭での子ども達の心配な時期、2学期の始業については、より決め細やかに
対応するように、要望している。


子どもが放課後、マスクを外した状況でお菓子の回し食いをしていた。
子ども達の放課後の過ごし方について】

都立校生については、放課後もまっすぐ家に帰り、出来るだけリスクを回避できるよう、
都からも呼び掛けて居る。区市町村にも働きかけている。