【災害級のコロナ 自宅療養中の死を防ぐ臨時医療機関の一刻も早い設置を❗️】
本日、コロナ対策の医療提供体制の強化・緊急事態宣言の延長による補正予算等を審議する為
「東京都議会第2回臨時会」が召集されました。
本日の東京都の新規陽性者数は5386名と、これまでで2番目に多い数字となり、
全国の自宅療養中の方は、7月7日には4,001人だったが、この1ヶ月で74,135人。
親子3人で自宅療養中、40代の母親が亡くなった事に胸が締め付けられます。
自宅でお子さんを残して亡くなる無念。残された子ども達も心配です。
今年の年末年始も、入院調整中の方が1万人に迫る中、自宅療養中の方から、不安の声が寄せられ、一人暮らし高齢者での自宅療養中
「体調が急変した際の不安に、眠れぬ夜を過ごし死を覚悟した。」と伺い、入院出来るまで安否確認を行いましたが、保健所の逼迫に、フォローアップも十分ではないと実感しました。
東京都で入院の必要を感じても、自治体の保健所で入院調整のリストに入っていなければ、
優先順位が高くないとみなされ、入院できない課題を実感しました。
在宅療養者に対して、医師が入院の判断を行わねば、救える命が救われない❗️と危惧します。
↑かかりつけ医の先生が、在宅療養の支援に入って頂いている大田区の鈴木央先生が、切実な現状をお伝え頂いています。
昨日は総理会見が行われ、緊急事態宣言の9月12日までの延長が決定されました。
分科会からも感染拡大を止める為の法整備が必要だと指摘がありながら、国会も開いていない状況があります。
重篤化は防ぐと言われておりますが、ワクチンを2回接種した方も感染しており、
都内自宅療養者が2万2164名、入院調整中の方1万1177人
都内で既にご自宅で亡くなられた方が今月に入り7名。心からご冥福をお祈りすると共に、
不安を抱えている自宅療養者に医療を提供する為の臨時医療機関の一刻も早い整備が必要であると、会派からも声を上げて参りました。
昨日の総理会見では、酸素ステーションの設置方針が発表され、東京都では、
旧こどもの城に、約130床の
東京都酸素ステーションの設置に向けて準備を進めています。
対象は、酸素投与が必要だが入院の必要な軽症者
とされておりますが、
自宅療養者において、酸素が必要な方は、中等症Ⅱ の方。
かなり重症度の高い方であり、医療行為が必要となると考えます。
(酸素ステーションまでどうやって行くのか?
→ 救急車での搬送と、酸素のみではなく必要な投薬も行うとの事で、
医療行為を行う事の出来る【臨時医療機関】とする事が急務です。
自宅療養中の方のところに、医師会の先生方に往診に行ってもらっていますが、
2万人を超える自宅療養者への対応には、
いかに今ある医療資源を効率的に活用出来るかが問われております。
在宅療養のフォローアップについて、
また、「自宅療養者用の在宅療養支援キット(食料やオキシメーター)が届かない」との声も伺いました。
保健所ではなく、医師会の先生方のご協力で
かかりつけ医による在宅療養のフォローアップ
を効率的に行うためにも、臨時医療機関の設置が必要だと考えます。
特措法31条2 において、都道府県知事は
医療施設が逼迫し、医療提供に支障がある場合は
知事の権限において臨時の医療機関を設置する事が義務付けられており、
都民ファーストの会東京都議団としても、
一刻も早い臨時医療施設の設置の必要をかねてより訴えて参りました。
先週は日本財団から東京都に委託された宿泊療養施設を視察して参りました。
初期の抗体カクテル療法が必須!
先日の視察に同行させて頂いた、医師であり国会議員である阿部知子議員からも、初期の抗体カクテル療法が有効であり、
厚労省に問い合わせたところ、都の宿泊療養施設で医療行為が可能なのか、質問がありました。
東京都でも、先週金曜日より、医師の監督のもとで、宿泊療養者に対しても、
医師の指示によりカクテル療法を行う事が可能となりました。
カクテル療法は、発症から1週間の初期での対応が求められ、
自宅療養が長引いている中で、一刻も早く医療行為を行う体制整備が求められ、
体育館・大型テント・プレハブ等で、集中的に
医療人材・医療資源を集約的に投入して
治療にあたる体制整備が求められると考えます。
都内病床確保数と、入院患者数の乖離】
都内の医療 10万床 救急病床に5万
がん・脳卒中などに4万
コロナ病床に当てられるには
最大1万床
100床空いていても、1日の受け入れは10床が精一杯
宿泊療養 16施設 6240室 総借り上げ数
3210室
宿泊療養数は1908人から、増えていない。
実際には、事務・看護師、スタッフ等
→少ないリソースを効率的に使えているか
陽性率が24.0%
イギリスでは国際展示場を活用して9日間で設置
自衛隊 医官1000人 看護官1000人
東京都においては、都立公社病院等、東京都の持っている医療資源と連動して、
五輪関連施設のプレハブや選手村のダンボールベットを利活用するなど、
今ある都有施設と人材をフル活用しながら、
都民の命と暮らし・医療提供体制を確保して、
自宅療養者が亡くなる事の無いよう、1日も早い体制強化を求め、
本日から始まる本会議においても、全力で取り組んで参ります❗️
本日11時30より会派総会、「国への提案要求」ヒアリング。
12時 都民ファーストの会議員条例PT
13時より臨時本会議です。
ぜひお声をお寄せください。