【都民ファーストの会東京都議団 国政研究会】
都民の税金が7600億円消えてしまった!国の不合理な税制

東京富裕論の名の下に、本来都民の為に使われるべき財源が、国に吸い上げられている【偏在是正措置】の是正の必要性については、今回の都議会議員選挙においても、多くの都民の皆様に訴えてまいりました!

東京選出の国会議員が、この問題を訴えていない❗️

菅総理の「コロナは東京問題」発言 首都東京としての課題に、

都議会は国の法改正を待つ事なく、国に先駆けた条例制定を行って参りました。

健康増進法の改正がなされない中での「子どもを受動喫煙から守る条例」
国の子どもを取り巻く総合法が無い中で、子どもの権利条約に基づいた「子ども基本条例」
ソーシャルファームの法整備が進まない中での「ソーシャルファーム推進条例」

国と対立をするのではなく、しっかりと対峙をして、間違っている事は間違っていると
東京から訴えていく事が求められます。

都民の命と暮らしを守る立場から、東京都から声を上げていくこと。

小池都知事と中央政府との緊張感 

荒木代表・山田ひろし座長より
国の偏在是正措置の是正を求めて 都民の利益に立った政策実現
23区の大学定員が抑制されている課題、中央政府と各区の権限・財源の移譲

近隣自治体との連携強化について、国政研究会への思いが語られました。

元東京都副知事・明治大学名誉教授 青山 佾先生より
【東京都と中央政府のあり方】についてお話を頂きました。

国政は47都道府県の平均値
東京都は、そもそも平均値ではない。

「国政と都政はなぜ対立するのか」

人口に見合った国会議員を出せない⇨ 国の政策が東京の特性に合わない
← 市民生活の問題は元来大都市に先駆的に現れ深刻化しがち

※都財政の規模は大きいが富裕ではない
→ホームレスの課題も大都市の課題
→ 森財団の世界都市ランキングで東京は3位でも、ビジネスの視点でしかない。

※47都道府県はそれぞれ個性・特性が違う

政権党と同じことを言っていたら、都知事はダメ
政権与党支持者であっても、中央政府のやっている事と、都民の意識が違う事を示している。

「偏在是正措置」
令和3年度の影響額(税制改正がなかった場合との比較)-7608億

大田区選出として、中小企業の産業集積を守る為の課題について質問をさせて頂きました。

もり愛〉都の産業集積を守っていく上での都市計画 
住宅マスタープランで、土地用途は定められているが、準工業地域ほど、マンションが建てやすく、町工場跡地が次々とマンションに姿を変えている現状がある。
人口減少社会において、民間の市場任せで良いのか。

また、都市の緑を守っていく法律 都でも多摩の緑の保全の制度はあるが、都市の民有地の緑をまもる施策が無い。マンションデベロッパーの価格に負けてしまう。
東京都の住宅政策において、住宅政策審議会も出来て、住宅マスタープランの改定に向けて準備が進められている今、

まちにどの様な機能が求められるのかー

民間の市場任せの開発ではなく、東京都として、自治体と連携しながら
点の開発ではなく、面で地域全体の将来像を都民と共に描いて行くべきであると考えます。

また、全国一律の診療報酬だと、地方の病院に比べて病院を維持することが困難だと
中堅病院がつぶれたり、透析専門病院になっている課題。

青山先生〉大田区のものづくり 成功している中小企業もとても多い。
一方で衰退していく零細企業。
都市計画的視点 京浜島・城南島、半分は、物流機能に姿を変えている。
島の再整備 都市に密集している 産業集積 

アジアに販路のある中小工場もかなりある。東京都と区でどの様に関与できるか。
どこに何を売るか、臨海臨空ビジョン、羽田空港跡地 羽田イノベーションシティ
大田区の基本構想作りにも携わった。

ものづくりの視点からの、
中央防波堤、ベイエリア ベイエリアの活用、島の再整備 3島の再整備について重要な示唆を頂きました。

藤井さん〉都の偏在是正措置を、どの様に取り戻していくことが出来るのか

積極財政の話 都民に訴える そもそも税の原則として、都民の税金が都民に使われないのがもったいない。法人住民税

東京都がこれだけやりたい!と、都のやるべき事を、明確に都民に示しながら、
その為に予算がかかるという事を、都民により理解を求めるときに、積極財政の財源として

都が具体的な政策を示して、そのための財源確保の必要性を都民に訴えていく。

森村さん〉地方と異なる課題があるゆえに、「都民ファースト」を政党名に訴えている。

大都市ならではの政治的役割が必要。地方政治の中に定着させていく為の取り組みが必要。

大都市のニーズを代表するような、地域政党の未来。どうしていけば地域政党が定着していくのか。

青山先生〉大阪府議会で、特別都構想について講演したが、
当時の松井さん、特別府構想 特別区の都区財調の課題、東京の特別区の方が良いという点は無い とお話をした。
大阪で、福祉で何をしたいのか、政策においての議論はあっても良いが、
制度論に時間を費やしても、都市はよくならない。

コロナ禍で都民の不満は沢山ある!
困っている方も沢山いる!
今だからこそ、政治が求められている!と、
とても重要なメッセージを頂きました。

首都東京だからこそ抱える、都市の課題

時には国と戦いながらでも、
都民ファーストの会は、都民の為に戦う都民政党として
都民の命と暮らしを守る為、
全力で取り組んで参ります❗️