【聖火リレーセレモニー】東京2020大会に寄せて五輪憲章に基づく真の人権尊重のメッセージを❗️

本日から始まる東京2020大会に向けて、復興の象徴として福島県から聖火が届けられました。
都議会本会議を終えて、都議会議事堂の前の都民広場で、新任の仲間達とともに、聖火リレーセレモニーを拝見させて頂きました。


私の祖母も、福島の生まれです。今も多くの方がふるさとに帰る事が出来ない中、復興への想いをつなぎ、決して風化させないこと。

感染状況から、公道での聖火リレーは中止となり、都庁広場での、聖火セレモニーが行われたました。トーチキスにより、聖火の炎が繋げられていました。


いだてんがファイナル走者として登場❗️



参加者の皆様の笑顔に、本当に一生で一度の機会
多くの国民・都民が心から喜び合う事ができる大会となるよう

本来であれば、コロナ終息後に延期をすべきであったと考えます。

私たち都民ファーストの会も、延期を求めて都議会からも緊急要望を行い声を上げてきましたが、
強行するならば【無観客】を求めて、知事の強い思いで無観客を実現しました。

しかし、札幌移転反対をいくら議会から訴えても、森会長と国に強行移転されるなど、開催都市の意向が反映されないもどかしさも実感しました。


開会式の音楽家・絵本作家の相次ぐ辞任
演出家の解任と、組織委員会は、人選は自分たちではないと表明しましたが、国民・都民の税金が使われている以上、任命責任を免れる事はありません。

本日の会派のオリパラ部会では、組織委員会で、
小山田氏の音楽は使わない事、
そして演出家の解任に、女性理事を中心として開会式の中止を求める声が上がっていたとのことですが、「演出家が個人として担当したパートは無い」との見解から、開会式は予定通り開催されるとの事でした。

女性蔑視発言での森会長の辞任(最高顧問として復活は到底理解できません❗️)
音楽担当者小山田氏・絵本作家のぶみ氏の辞任、そして演出家小林氏の解任と、

全て人権問題への意識の低さが、問題の根底にあると感じます。

五輪憲章にあるように、スポーツをする事は人間の権利であり、「いかなる差別も受ける事があってはならない」としています。

 このオリンピック憲章の定める権利および自由は

人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、 政治的またはその他の意見、 国あるいは社会的な出身、 財産、 出自やその他の身分など の理由による、 
いかなる種類の差別も受けることなく、 確実に享受されなければならない。

とあります。

今回の、世界基準の人権の視点で見た際に、

これまでの音楽・エンターテイメント業界が、そうした人権の問題に向き合って来なかったのでは無いか。
人をおとしめて笑いを取る芸風を時としてテレビで目にする際、笑えず悲しい気持ちになる事があります。

今回の五輪をめぐる辞任問題は、

【 けっしていじめは過去にはならない 】

という強いメッセージを、社会で共有したと考えます。


障害の有無に関わらず、共に育つ事で、子ども達に思いやりが育つ。
インクルーシブ教育の推進を願い、議会で取り組んで参りました。
小山田氏のいじめが、小学校時代から高校までの長期間放置していた学校への不信感。

障がい者団体の方々が不安に思うように、今回のことが、教育現場の分断を生むことのないように、

互いの違いを認めながら、「みんな違ってみんな良い❗️」みんな違うからこそ、多様性があり素晴らしいのだと、学校現場での理解を深める教育が求められます。

会場の外では、五輪中止を求める声も聞かれました。

都民の命が最優先となる様、東京都議会として感染拡大防止の注力し、
都民の皆様が抱える不安に、議会から組織委員会・国へ声を上げて参ります❗️

本日のセレモニーと、聖火リレー参加者の皆様、子ども達の笑顔から、

せっかく間近に見学できる機会があるならば
子ども達に見せて欲しい。との声も寄せられております。
一方で、パラリンピックの観戦については、「感染リスクの高い障がい児の観戦には慎重になって頂きたい」との特別支援学校関係者からのお声も頂いております。

課題が山積する五輪のスタートとなりましたが、
聖火リレーに参加する皆様の笑顔と、
ブルーインパルスの5色にたなびく飛行機雲の美しさが素晴らしかったです✨




この日のために、全力で頑張ってきたアスリートの皆様を、STAY HOMEで、自宅で観戦しながら応援したいと思います。

東京2020大会開会式の模様は、20時よりTV NHK
LINEのTOKYO2020公式アカウントでも、ご確認頂けます。