【オリンピック・パラリンピック競技大会の無観客開催を強く求める要望書】を提出❕

本来でしたら、都知事への61回目の緊急要望となるところですが、多羅尾副知事に
オリンピック・パラリンピック競技大会の無観客開催を強く求める要望を提出いたしました。

都民の命に勝るものはありません。

都民ファーストの会は、都民の命と暮らしを最優先とし、都民・国民の納得の得られる大会でなければならないと考え、コストも都民の皆様に明らかにし、あらゆる想定を行いながら、再延期も含め、最低でも無観客開催を求めて参りました。

オリンピック・パラリンピック競技大会の開催にあたっては、都民・国民の命と健康を守り、また開催への理解を得るためにも、無観客開催とすることを強く求める要望書を提出しました。

都内の新型コロナウィルス感染症の新規陽性者数は、4日間連続で前週の同じ曜日より増加しており、昨日は前週より118人増え619人となりました。
新規陽性者が600人を超えたのは、5月18日以来の事であり、明らかにリバウンドの兆候が見えています。

私たち都民ファーストの会東京都議団は、かねてより、開催の場合には無観客での開催を求めて参りました。

こうりた私たちの訴えと、都民・国民の皆様の声を受け、小池知事は6月21日の5者協議の冒頭発言において、「状況に応じて無観客も含めて検討する必要がある」胸を発言され、競技結果にも盛り込まれました。

国が安全安心と主張する水際対策についても、入国したウガンダ選手団に感染が確認された後も、濃厚接触者であることの判断が遅れ、成田から合宿地である大阪府に移動した後に濃厚接触者と特定されるという後手後手の対応となり、結果的に2人目の感染者が確認されるという状況であり、私たちが何度も繰り返し要請している水際対策の徹底も不十分な状況です。

また、都民・国民の皆様への各種の感染防止対策のご協力を要請している大変厳しい状況のさなかでありながら、組織委員会では、競技会場での酒類の販売・提供の検討が浮上するなど、都民・国民の皆様の気持ちを踏みにじるような行動が続いており、結果として酒類提供見送りとなった事は、もはや当然のことと言わざるを得ません。

このような各種状況を踏まえ、私たち都民ファーストの会東京都議団は、オリンピック・パラリンピック競技大会を開催する場合には、あらためて東京都が先頭に立ち、IOC、組織委員会、政府に対し以下のことを強く申し入れるよう要望します。

          記
〇 オリンピック・パラリンピック競技大会の開催にあたっては、都民・国民の命と健康を守り、また開催への理解を得るためにも、無観客開催とすること。
                   以上