「代々木公園五輪の為に伐採」⁉︎コロナ禍3万人規模のパブリックビューイングは不要との懸念→伐採しません!剪定計画にまちに森ひとに愛

友人より「これは酷い❗️何とかして❗️」とのメッセージが。
【代々木公園、3万5千人が集まって五輪観戦する大型スクリーン設置のために木やお花を伐採→署名運動に】とのネット記事が送られてきました。

https://matomame.jp/user/yonepo665/a99b2de8bc942d611d29

https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/olympic-public-viewing-yoyogi-park_jp_60aaf6cae4b09604b5241cf0/?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter&__twitter_impression=true



コロナ禍3万人規模のパブリックビューイングが開催されるはずもなく
代々木公園の木が切られる事を懸念。

オリパラ事務局に問い合わせし
「木は伐採しない。工事車両通過のために枝の剪定を行う」との回答を得ました。

もり愛は、昨年度は環境建設委員会の事務局長として、
環境都市として誇れる、緑豊かな環境都市づくりに取り組み、委員会質疑でも、
緑豊かな街路樹の整備、暑さ対策として公園・街路樹の樹冠拡大を求めてきました!

東京都の貴重な緑を守り育てる為、過度な剪定が行われぬよう求めて参ります❗️


2019年環境建設委員会事務事業質疑より】

◯もり委員 都市に緑の景観と木陰を創出する街路樹は、とても重要な役割を担っております。阪神大震災においては、火災による延焼を食いとめ、建物倒壊から人命を救ったことも伝えられており、都市の貴重な緑として守り育まれるべきであると考えます。
 また、ヒートアイランド対策として、真夏の道路の表面温度は五十度にも及びますが、木陰であれば三十度程度と、その差は二十度にもなります。樹冠を広げ、より木陰面積をふやすような街路樹の育成が求められます。
 東京都では、二〇二〇大会に向けて、日差しを遮る木陰を確保するため、都道で街路樹の樹冠拡大を進めておりますが、現在の取り組み状況をお伺いいたします。


◯細川公園計画担当部長】
マラソンコースや会場周辺の都道のうち、樹冠拡大が必要な三十一カ所について、平成二十九年度から樹形を大きく仕立てる計画的な剪定を実施しております。
 街路樹の樹冠を拡大する上では、枝の落下や病害虫発生の予防、信号や標識の視認性の確保などのため、きめ細やかな剪定手法が求められております。そこで、目標樹形と剪定手法を具体的に示した維持管理計画書を作成するとともに、街路樹剪定士指導員による見本剪定の実施などにより、着実に樹冠拡大を進めております。
 引き続き、二〇二〇大会において木陰が確保できるよう、街路樹の樹冠拡大に取り組んでまいります。



◯もり委員】
ありがとうございます。東京二〇二〇大会に向けて順調に拡大していることを確認させていただきました。
 街路樹の整備については、国道、都道、区市町村道とそれぞれ道路管理者が異なり、街路樹整備についても差が見られます。
 公示価格に重きを置き、樹木、造園の専門家ではなく、道路整備と一体的に伐採されたような、枝を大きく落とされた樹木は、まちに寒々しい印象を与えます。
 樹木、造園の専門的な観点から、美しく樹冠が形成されるような街路樹の育成、整備が求められ、管理者の枠を超えた街路樹のネットワークの整備が求められると感じます。
 
 暑さ対策や緑の創出は、東京二〇二〇大会で終わるものではありません。緑豊かな東京都を築く観点から、樹冠拡大の取り組みを東京二〇二〇大会のレガシーとして継続していくべきだと考えます。都の見解をお伺いいたします。


◯もり委員】ありがとうございます。
 海外の街路樹では、可能な限り枝を伸び伸びと広げた街路樹を多く目にします。地元大田区の田園調布では、民地側の枝は短く剪定されているものの、道路側はできる限り枝を伸ばし、センターラインを越えて街路樹のトンネルのような美しく茂った街路樹が形成されており、夏も涼しい、美しい緑の景観を創出しております。
 
 街路樹の清掃等は、沿道住民の理解と協力が欠かせません。
東京都の樹冠拡大計画では、樹高は、木の高さは十二メートル以下に抑えられているとのことですが、現在ある木をさらに伸ばし、樹冠を拡大することは、根系も発達して、災害時にも強い支持力を増すことにつながります。
 樹高を高くし、樹冠をできる限り広げる街路樹整備を行っていただくことを要望し、引き続き樹冠整備の取り組みが一層進むことを願っております。