【都立公社3病院を新型コロナ専門病院へ。都民の命と暮らしを守る!】都ファ要望より出産支援10万実現❗️病床確保の為に転院にご協力頂いた患者へ負担軽減が求められます。

本日の都の新規陽性者は1433名、重症者数141名、50代から90代13名の方が亡くなり心よりご冥福をお祈り申し上げます。
3連休の影響で検査数は多くないにもかかわらず、この陽性率の高さは危機的です。
日本が欧米よりも死者数が抑えられていたのは、医療現場が必死に食い止めていたから。
相次ぐ患者の市と命の選別せざるを得ない状況に、医療従事者の精神的負担は計り知れません。

東京都が新型コロナウィルスの患者を受け入れる為に確保している病床率は、既に85.7%が埋まっており、行き場が直ぐに決まらない、入院療養調整中の方が6000名を超える状況となっており、都の医療提供体制はひっ迫しています。
本日亡くなられた方の2名は、入院を待っている間に、自宅でお亡くなりになりました。
助かるはずの命が、助からない状況が、既に迫っています。

本日は、日本医師会長による会見が行われ、「このまま患者が増え続ければ、通常の医療がもう維持できない所まで来ている。医療崩壊から医療壊滅の危機にある」と、医療現場からの切実な思いを訴えました。



小池都知事からも、「20時迄の時短営業中であるが、日中も外出自粛を徹底して頂きたい。」
と。都民に危機感をもった行動を呼びかけました。


東京都は、医療提供体制がひっ迫をする中、コロナ病床を確保する為、
東京都は都立・公社病院の14病院で今より600床増やし1700床を確保します。
広尾病院(渋谷区)、荏原病院(大田区)豊島病院(板橋区)の3病院を、実質コロナ専門病院とする方針です。
〇 広尾病院:240床(重傷12床)を確保。コロナ以外の入院・診療は全て休止
〇 荏原病院:240床(重症5床)を確保。
〇 豊島病院:240床(重症5床)確保目標 周産期・精神科の救急医が居の入院と診療を停止。
他の都立・公社病院でも、緊急以外の手術の休止しして受け入れを確保するとの事で、
コロナ病棟を確保する為に、一般医療が制限されている状況が顕著です。

そして、240床を確保する為に、現在入院中の患者さんを周辺の医療機関に転院して頂かなければなりません。

 広尾病院で臨月を迎えていた妊婦さんは、コロナ病床確保の為に、急遽転院を強いられ、
都立広尾病院では、分娩費用は45万円との事ですが、転院先は70万円(都内の平均額)で、25万円もの差額を負担しなければならないと、悲痛な思いをSNSで訴えていました。

国の出産一時金は42万円。しかし、都内の平均分娩費用は60万円、高齢やリスクの高い出産の場合は、100万円をこえる事も珍しくありません。
誰もが住み慣れた地域で安心して子どもを産み育てる為に、国へ出産一時金の増額を求めて参りました。
この課題については、区議会時代から支援拡充について訴え続けて参りました。
コロナ禍で、出生率の減少が顕著であり、妊娠出産に不安を感じる方が、安心して子どもを産み育てる事が出来る様、都知事に予算要望を行い、10万円の支援金が都民ファーストの会の会派要望から実現しました!

都のコロナ病床を確保する為に、やむを得ず転院にご協力を頂いた患者さんに対して、
特に臨月での転院は心身の負担も大きく、母子の命が最優先であり、負担軽減の支援が必要だと考えます。

また、3病院以外の都立・公社病院でも、それぞれ緊急手術以外の手術が休止となっており、通常の医療が制限される状況があります。

〇コロナ病床を8床⇨40床へ 都から50床迄増やして欲しいとの要請

救急への対応の急増】冬になり、救急搬送をされている患者さんが増えている。
搬送車は、従来の2倍以上に増えている。
行き場のない患者さんが増えていく。
通常医療に支障をきたしている。冬は脳卒中や心筋梗塞の患者が増える事から、
ICUもコロナ受け入れで、救急を受け入れられないという事は、
既に助かるはずの命が、助けられない状況が迫っています。

「選手村を開放すれば、18000床が確保できる!」との声もありますが、
新型コロナ感染症において、重篤した際の人工呼吸器やエクモには(1人の患者さんに6名)多くの医療従事者が必要であり、単に箱を用意すればよいというわけにはいきません。

病床をどんなに増やしても、感染が拡大し続ける状況がこのまま続けば、時間稼ぎにしかなりません。

今回の緊急事態宣言の解除基準は、東京で「一日当たり陽性者数500人」を下回る事とされていますが、京都大学西浦教授のシュミレーションでは、2月末に500名で解除すると、4月中には再び1000名以上に達すると警告し、


後手後手でダラダラと感染を収束できない状況が続けば、社会不安により更に多くの命が失われる事が強く懸念されます。

コロナでも社会不安でも失われる命があってはならない!

一日も早く、通常の日常を取り戻す為に、マスクの無い生活を取り戻す為に、
緊急事態宣言の様な、主権を制限する対策は、【強い対策を・短期で終わらせる】対策をしっかりと取る事が求められると考えます。

その為には、医療崩壊を防ぐためにも、
国がしっかりと補償した上で、感染拡大防止の為に改めて、感染しない・させない・一人ひとりの命を守る行動をお願いいたします❗️

東京都議会としても、現場に寄り添う支援・補償の拡充・対策強化を求め、全力で取り組んで参ります❗️