【東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたシンポジウム】『新たな日常に対応したスポーツの+1』をテーマに、コロナ禍の中でのスポーツの素晴らしさをどの様に、希望に繋げていく事ができるか、オンラインで全国の自治体の皆様と共に、新たなスポーツ大会の事例なども交えて、スポーツの可能性を感じさせて頂きました。
 この様なコロナの世界的な感染拡大の中で本当に開催するのか?と云う都民の不安に、
先日、体操の国際大会が開催され、
内村選手の言葉
「やれないでは無く、どうしたらやれるかを、考えて欲しい」これこそが、アスリートの気持ちを代弁して頂いている。とのお話がありました。

東京都議会としても、
安心安全の大会
大会経費の圧縮
大会の簡素化と云う3つの柱を大前提として、オンラインやVR等の技術も活用しながら、コロナ後の希望に繋げる大会の在り方について深めて参りたいです。

小池百合子都知事〉
『新たな日常に対応したスポーツの+1』をテーマに、本日は全国の皆様とオンラインでのシンポジウムを開催させて頂きます。
 コロナ禍の中で体操の国際大会が開催された。
大会における新型コロナ対策
誰もが安全安心に開催できる大会の在り方について、しっかりと取り組んでいかねばならない。
100年前、当時、世界大戦後、多くの方がスペイン風邪で亡くなった中
危機の中の連帯と復興の象徴としてアントワープ大会が開催された。

+1の日々を
スポーツの力を通じて、日本中を元気にしていきたい。
このシンポジウムの模様は、オンラインで全国の区市町村の皆様もご覧頂いております。

石川良一都議会議長〉


復興五輪として、被災地の皆様と共に、復興に寄与する大会とせねばならない。

オンラインで全国の皆様と思いを一つにし、復興と困難を克服し、レガシーを築いていく。

組織委員会副事務総長 佐藤広さん〉
延期直後から、6月には、大会を開催する為の基本方針、ロードマップ

安心安全の大会
大会経費の圧縮
大会の簡素化

都民国民の皆様が感じていらっしゃるご不安に対し、安心安全をどの様に構築していくべきか。
この12月の頭に、国、組織委員会、東京都で、コロナ対策の中間整理を行なった。
今後、具体的な策をどの様に構築していくべきか。

具体的なコロナ対策。
先の体操の国際大会等、知見を積み重ねて、安全安心対策の強化に取り組んでいく。

18の競技が、実はまだテストが行われていない。
本日、五輪開会式まで217日。
アスリートにとって、最高の舞台を用意していく。

日本オリンピック委員会山下会長〉
今年の7月24日の延期、多くの方のご努力が、水泡に消えた。
たとえ、これまでの大会と型とは変わっても、
開催すると言う強い意識
コロナ禍での限られた環境の中で、
日本代表選手の活躍は、必ずや夢や希望を与える

日本パラリンピック委員会 河合純一委員長〉
大会のレガシー
「できないをできるに超えろ❗️みんなで!」


東京2020組織委員会スポーツディレクター
古谷実可子さん〉
オリンピアンとして改めて、ご準備に従事されている皆様に心より感謝を申し上げる。

夢の舞台に立てた喜びでいっぱいであった。
ソウル五輪で、地元のボランティアの皆様に本当に暖かく支えて頂き、ソロとデュエット2つのメダルを取る事ができた。


安全安心の大会を最優先とする為に、選手村からは殆ど出られないと考える中、事前のホストシティとの交流が、唯一日本を感じて頂ける機会となる。

国際体操連盟主催「Friendship  and Solidarity〜友情と絆の大会」
内村選手の言葉
「やれないでは無く、どうしたらやれるかを、考えて欲しい」
これこそが、アスリートの気持ちを代弁して頂いている。

人類がコロナに打ち勝った証となる大会の成功に向けて、それぞれの競技に合った感染防止対策の在り方、大会の安全安心に向けた

感謝とリスペクトと尊敬

延期された五輪を開催できるのは日本しかないー
ぜひ開催してほしいと言う、世界中のアスリートの願い、世界との一体感を感じている。

今後も、益々一層の真心と愛情を五輪に寄せて頂きたい。

ゼネラルコーディネーションオフィサー〉
大会延期後の経緯】
6月大会の位置付け、原則、ロードマップを公表
7月競技会場/競技種目を公表
9月大会の簡素化
50を超える大会の簡素化に向けて、IOCとの合意に至った。
12月 新型コロナウィルス感染症対策の中間整理を公表

新型コロナウィルス感染症対策の考え方(中間整理より抜粋)
● アスリート
● 大会関係者(主催者等、メディア、大会スタッフ)
入国後の14日間隔離の維持


今後の予定】
聖火ランナーの想いを乗せて
組織委員会として全力を尽くしていく。


コロナ禍でも、誰もが安全安心に参加できる大会開催に向けて着実に準備を進めていく。

《オンラインを活用したスポーツイベント等の事例紹介》


小諸市では、毎年5月に開催されているが、
オンラインでの自転車イベントを開催しようと言うことになった。
YouTubeで小諸の映像を見てもらいながら、参加者の皆様にも一緒に走って頂けた。
実開催よりも、オンラインの空間上で、海外からもご参加を頂く事が出来、例年以上の参加頂けた事で、コロナ後のインバウンドに繋がるのではないかと期待している。

どの様な状況でも、やれる事が有ると言う事を実感した。

新しい技術と地域の魅力、オンラインでも一体感を感じられた事が魅力

リクルート細貝さん〉


障害の有無に関わらず、お一人ひとりの力を発揮できる社会の実現に向けて、VRを活用したパラスポーツの体験会。
ソーシャルディスタンスを保ちつつ、どなたでも体験頂ける。

【パラリンク】のHPから、様々なパラスポーツの動画が、YouTubeで見て、パラアスリートの目線から擬似体験する事が出来る。
VRに特別な機器は必要なし】
紙製のVRスコープを組み立てスマホを入れるだけ!
スマホが1台あれば、自宅で誰でもVR体験が可能となる❗️



目の前で競技を見ている様な、立体的な臨場感ある映像を楽しむ事ができる。

今は、コロナ禍で、人々が一堂に会しての開催は難しくても、様々な工夫によって、オンラインで地理的距離を克服したり、
よりスポーツの楽しみ方が広がる可能性を感じさせて頂きました。