【東京都新型コロナウィルス感染症モニタリング会議】
都の新たな陽性者数は211名
陽性者数推移は減少も再増加に厳重警戒

『9月3日東京都新型コロナウィルス感染症モニタリング会議報告』
昨日の新規陽性者数は211名、大田区での累計感染者数は772名と成りました。
昨日は80代の方が1名お亡くなりになり、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
既に市中感染の状況でいつ誰が感染するか分からない状況において、陽性者の数ではなく、
「いかに重傷者を出さないか・命と医療を守るか」がより重要です。
現在、重傷者数は29名と若干減少しました。

都知事からは、医療体制について
2800床の確実な確保に向けて取り組んでいる。
現在は、2600床を確保、重症用150床、中東商用2450床、 宿泊施設については現在3000床をこえるホテルにご協力を頂いている。

重症化リスクの高い高齢者施設での感染拡大を防止する為、職員や入居者を中心とした検査を実施していく。」との検査体制の強化について発表がありました。



以下、モニタリング会議報告〉

東京都医師会猪口副会長よりモニタリング指標に沿って現状の報告が行われました。




1、新規陽性者数の7日間平均は、先月より減少しているものの、再増加への厳重な警戒が必要。
感染者数の再増加に最大の注意が必要。
8月25日~31日、若い世代が減って、40代以上が増えている。


家庭や職場での感染も増えている現状が見える。

◯10代以下では、同居する家族からの感染が最も多い。
◯80代以上では、施設での感染が最も多い。

カラオケやBBQでの感染も報告をされている。
特別養護老人ホームでの感染、施設内感染の
当たり前の事ですが、家庭や職場・高齢者施設で新型コロナウィルスが発生しているのではありません❗️
外から持ち込んでいる事が問題であり、手洗いの徹底、3密を避けた行動など、
「一人ひとりが持ち込まない」という意識と行動をよろしくお願いいたします。




今落ち着いているが、再拡大に注意が必要。

検査の陽性率 PCR検査件数のうち、4.9%⇨3.8、一週間当たり3万人


今週は、7日間平均の検査数は少なかったが、陽性率は減少しており、有症状の患者に検査が行き届いているのか、感染経路を追う為の検査が充足しているのか等、検討すべきである。

新規陽性者数が幻想傾向にある中、感染リスクが高い地域や集団、高齢者施設などに対して、感染拡大抑止の観点から、無症状者も含めた、集中的なPCR検査を行うなど、戦略くぉ的な検査体制をけPCRを一つの戦略としてとらえてはいかがか。

入院患者数 約3週間ぶりに1500名を下回るものの以前と警戒

医療機関への影響
9月1日から多摩保健所にて、ICT端末を活用した負担軽減。
重症患者数―34名⇨ 29名(9月2日)男性26名・女性3名。
今週報告された死亡者数は11名。

新型コロナウィルス感染症医療と通常の医療の両立を保ちつつ、重症患者の為の病床を確保する必要がある。

感染の状況についてはステージ2、他の部分はステージ3

都の対応等について

年代別では、全年齢に感染が拡大し、40代以上に感染が広がっている事。
家庭内・施設内、
重症患者数は増減を繰り返しながら横ばい、50代以上、70代以上が半数。

都民の皆様においては、引き続き感染拡大防止の徹底と、家庭内に感染を持ち込まない様に

長時間の飲食飲酒の制限のお願い。

重症患者数の抑制、同居家族に高齢者が居る場合には、帰宅時の手洗いの徹底。

ガイドラインの遵守、ステッカー掲示の徹底のお願い。お店の感染防止を引き続きお願いする


医療提供体制については、引き続き
2800床の確実な確保に向けて取り組んでいる。
現在は、2600床を確保、重症用150床、中東商用2450床、 宿泊施設については現在3000床をこえるホテルにご協力を頂いている

重症化リスクの高い高齢者施設での感染拡大を防止する為、職員や入居者を中心とした検査を実施していく。