【本日の都新規陽性者462名新型コロナ専門病院開設で都民の命と暮らし医療を守る!】

本日の東京都の新規感染者は462名と報告されました。3日間で1000名を超えるペースとなっておりますが、1日1万件を目指して検査数を拡大させている為、1日の感染者数は今後も増えていく事が懸念をされます。

医療現場の逼迫を防ぐ事が求められている中、医療現場の先生方からも【新型コロナ専門病院の整備】について、必要性が求められる中、

本日『新型コロナウィルス専門病院について』整備方針が発表されました。

新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、中等症程度以下の患者を受け入れる専用医療施設を、旧都立府中療育センター施設を活用し、下記のとおり設置します。

◯施設所在地 府中市武蔵台2-9-2

◯規模及び対象者 100床程度
新型コロナウイルス感染症の中等症程度以下の方

◯施設整備 10月中を目途に、必要な施設改修工事等整備を行い、完了後速やかに運営を開始

 コロナ専門病院については、既に調査のための補正予算が可決されており、8月中には報告を出す予定との事ですが、緊急事態でもあり、前倒しで検討を進めています。
 都としては、都立・公社病院を活用しながら、
 専門病院として100床~200床を確保する方向性で整備を進めると共に、分散型の病床確保を進めております。



7月30日の東京都医師会の記者会見の中で
尾崎医師会長は、国会も開かぬ国に対して、怒りと憤りを持って、体制の強化を訴えています。


現在、都と医師会・地区医師会の先生方のご尽力により、PCR検査センターを都内1400か所まで拡充していくとしています。

現在の東京都の病床の状況は下記の通りです。
東京都の病床数は、約96,000床です。(東京都医療計画)
一般病棟としては、約85%(81,600床)が埋まっています。
コロナ用としては、レベル2(3000床)の確保が概ね完了しています。

コロナ患者は個室が原則なので、4人部屋も一人で使います。
そうなると、「ベッドが空いていない」という病院が出てきてもおかしくありません。
そのような状況から「コロナ専門病院」の議論が出ています。

また、感染者の受け入れ病院の選定に時間を要し
家庭内感染が、高齢者の重篤化に繋がりかねない状況があり、迅速な受け入れ体制を整備していくためにも、一層の専門病院の整備が求められております。

医療現場の先生方とも密に連携を取りながら、
都民の命と暮らし、医療体制を守る為に、全力で取り組んで参ります。