5月2日の都内の新たな感染者は160名と以前と高い数字となっており、新型コロナウィルスによる死者数は、これまでで最も多い15名の方がお亡くなりになりました。
心よりご冥福を御祈りし、感染された方の回復を願います。

 大田区の感染者数は、ー昨日の148名から153名と、新たに5名の感染が確認されました。
 
都内の感染者数は、累計は4477人(退院者1550名)となりました。

多数の感染者が出ている中野江古田病院(中野区)では、11名の方が亡くなり、新型コロナウィルス感染症が確認された病院では、新規の診療が難しいなど、医療現場が逼迫すれば、医療崩壊は免れません。

160名の感染者のうち、最も多いのが20代で29名。次いで50代、60代が多くなっています。
約半数の74名は感染経路が不明で、市中感染が広がっております。連休中も、気を緩める事無く、ご自宅で過ごして下さい。

また、家庭内感染の方も30名を超え、自宅療養では家族に感染させるリスクが高く、東京都は軽症者も宿泊施設での療養を促していくとしています。
 
5月2日、小池都知事は都としての学校再開の可否や事業者への休業要請の方針を5日にも公表する考えを発表しました。
政府が緊急事態宣言の延長を4日に決定するとしておりますが、
自治体によって、状況は大きく異なります。

緊急事態措置において、全国で知事の権限と手腕が発揮されておりますが、一方で、
感染拡大の対策は、「政府が決めた基本的対処方針に基づく」とも規定されており、
政府の対処方針では、制限の要請・指示を行う際は「国との協議」を行うことが明記され、政府が強く関与できる仕組みとなっています。

緊急事態宣言の最中にあっても、多くの方が公共交通機関を利用し、
街には多くの人がいます。
人との接触を8割減らす状況は、残念ながら達成されておりません。

感染者数が最も多い東京都として、どの様にして都民の命と暮らしを最優先に守っていく事ができるか。
感染症の初期段階で最も重要なのは「検査の徹底と隔離」です。
東京都は、各区ごとに医療現場の先生方とPCRセンターを設置して、検査体制の拡充を行い、軽症者の方が自宅で重篤化するケースも多くあり、家族内感染を防ぐ観点からも、民間ホテルでの宿泊療養施設の拡充に取り組んでおります。
引き続き、感染防止対策を徹底すると共に、

外出自粛の緩和や休業を要請している施設などの再開を判断する「出口戦略」について、既に国と協議を始めました。

昨日、東京都では10歳以下の感染者が2名報告され、6歳のお子さんが重篤であるとも伝えられております。
子ども達のいのちを守り、学びを止めないオンライン教育の環境整備を自治体と共に迅速に進め、
子ども達の、家庭学習の進捗状況と、健康管理について、ご家庭の状況を把握して頂くように、
教育と子どもの安全確保に向けて取り組んでいます。
学校再開については、9月新学期案も出ておりますが、教育現場の混乱が無いよう、現場の声を重視して進めねばなりません。


都議会として、都民の皆様・事業者の皆様の切実な声を伺いながら、出口戦略の策定においては、混乱の無いよう、不安に寄り添い分かりやすい取り組みと成るよう、しっかりと取り組んで参ります!
引き続き、お声をお寄せ下さい!

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200502/amp/k10012415681000.html?__twitter_impression=true

#いのちを守るSTAYHOME週間
#いのちを守る行動を!
#ステイホーム・アクティブ
#お家に居よう
#都民の命と暮らしを守る