【新型コロナ都立は5/6、大田区4/24学校再開

新学期の対応発表】学びを止めないICT教育推進を!


 東京都では、都立中高・大学において5月6日まで臨時休校の延長を決定しておりますが、

都内でも地域によって状況が異なる為、小中学校の新学期の対応は「都立の対応を参考にして頂きたい」と見解を示しつつ、自治体ごとの対応となっております。


多くのお問い合わせを頂く大田区の対応について

【大田区は4月24日(金)まで休校とする】との方針が本日4月3日に発表されました。

大田区としては、「1日も早く、こども達の学習環境を再開させたい」との思いから、1度4/24までと区切って、その上で状況によって判断するとの見解を確認いたしました。


また、臨時休校中であっても、平日午前中、毎日1時間程度、担任の先生により健康観察と家庭学習の状況を確認する為、5人から10人程度に”分散登校“(任意で強制ではない)を行うとの事です。


大田区では、学習支援や給食提供について調整中との事でしたが、本日の発表の中には、記載がありませんでした。長引く休校により、こども達の居場所となる学童保育への一層の支援と、こども食堂の皆様の取り組み、給食を実施する自治体への支援等、こども達に寄り添う支援の強化を求めて参ります。



一斉休校により、こども達の自宅での過ごし方で、教育機会の格差が広がってしまう事も懸念されます。


都民ファーストの会東京都議団では、先日4月2日知事への緊急要望を行い、

「休校期間延期により学習格差の不安が広がらないような取り組みを求め、在宅であっても学習できる環境を確立するため、ICT学習体制の整備に必要な支援の早急に実施する事。区市町村に対しても同様の支援」を要望しました。


↓(我が会派の要望より)

「新年度における公立学校の休業の措置等について(依頼)」→「ICTの活用も含めた学習支援等の対応について特段の御配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。」


「都立学校の休業の措置等について(通知)」→「エ 家庭学習

家庭での学習が十分に行えるように、主たる教材で(中略)インターネットやICT機器を使用して、生徒と双方向のやり取りできる環境が整っている学校については、積極的に活用する。」


また、国においてもICT学習体制の整備に向けた支援策の検討が行われております。

『小中学生家庭にモバイルルーター

低所得対象に貸与、全世帯の2割』

https://this.kiji.is/618442084358784097?c=113147194022725109


臨時休校中のこども達に、学習格差が生じぬ様

この機会に、都としてICT教育が更に進む様に、環境整備に取り組んで参ります!



【新型コロナウイルス感染症対策に伴う大田区立学校における新学期の取扱いについて】教育総務部長、こども家庭部長


新型コロナウイルス感染症の国内での発生状況や感染拡大警戒地域に東京都が含まれるという新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解、東京都の要請等を鑑み、大田区立学校における新学期の取扱いを下記のとおりとします。


1 新学期の対応 

(1)4月6日(月)から4月24日(金)まで、臨時休業とする。


(2)入学式については、参加者を、新入生、教職員、保護者のみとし、式の内容を縮小し、可能な限り短時間で行う。


(3)4月6日(月)の始業式については、換気の悪い密閉空間で、人が密集し、近距離での会話が行われるという3つの条件が重なる場所を避けて行う。


(4)4月7日(火)から4月24日(金)までは、平日の午前中、毎日1時間程度、健康観察と家庭学習の状況を確認するため、1学級あたり5人から10人に分散して登校する機会を設定する。小学校第1学年については、当面、他学年と重ならない1校時の時間帯に登校させ、複数の教員で対応するなどの配慮をする。


(5)4月24日(金)までについては、部活動は中止とする。


(6)平日の午後2時間程度、校庭を活動場所として提供する。


(7)放課後こども教室については当面の間休止するが、学童については、これまでの取扱いを延長して実施する。


【大田区 放課後こども教室を休止します】

http://www.city.ota.tokyo.jp/smph/kyouiku/topics/kyusitu_houkago-kodomo.html


【大田区 学童保育・児童館の対応】

http://www.city.ota.tokyo.jp/smph/seikatsu/kodomo/shien/jidoukan/jidoukan_gakudo.html


【都内各自治体の学校再開・新学期の対応】


中央区】予定通り今月6日に小中学校の始業式と小学校の入学式、7日中学校入学式、小中学校とも5月6日まで休校。

 休校期間中は、3日に1日の登校日を設ける。

 学校の判断で、学年、クラスごとに分散登校し、児童生徒の集中を緩和。授業時間を確保するため、夏休みの短縮も検討。

 

 世田谷区】小中学校始業式・小学校入学式4月6日実施するが、授業再開はは5月7日から。

 4月7日〜5月1日までは分散登校。

 

 目黒区】港区】北区】墨田区】5月6日まで臨時休校。


 葛飾区】4月2日に5月6日まで臨時休校を発表。入学式は歌の斉唱を取りやめ、出席者を制限して実施。

 足立区】5月10日まで延長し、11日から再開。

 同7、8日は慣らしのための自由登校期間。

 

 台東区】は4月1日に休校を4月19日まで延長と発表。小学校の入学式、始業式、中学校の始業式は20日、中学校の入学式は21日。

 

 新宿区】は「4月3日中に方針を決める。ホームページや各学校を通じて保護者らに通知する」と話した。

 中野区】も三日に方針を決定するとしている。

 大田区】も、小中学校の休校中のICT活用による学習支援や給食提供などを調整しており、3日に方針を公表する予定。


休校を行わない1市、8つの島。