【専門家の人生ストーリーを次世代の子ども達へ
〜おおた助っ人によるキャリア教育事業の取り組み〜】
クラシとまちを考える大人の茶論「まちカフェ夜学」
今宵の話題提供者は、おおた助っ人理事 小林 彰(銀幕スターと同じコバヤシアキラ)さん♪
専門家のネットワークで、子ども達のキャリア教育事業に取り組む【おおた助っ人】さんの、教育現場における取組の報告と、会場からの質問。
日本に根付いていない【キャリア教育】と【シティズンシップ】
日本では、キャリア教育が単なる『職業選択』と捉えがちだが、そうではなく、
『いかに生きるか!生き方そのものを考えるキャリア教育』の重要性について、会場からの質疑も交えて、とても興味深く、自分自身の認識も深める時間となりました。
また、子ども時代に何になりたかったか?
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「子ども達の将来の夢と職業が、この30年殆ど変わっていない」という指摘
子ども達の身近な存在である、保育園の先生や憧れのスポーツ選手、タレントやユーチューバー等に限られている現場に、
子ども達の身近に、もっとロールモデルと成り得る多様な大人との出会いの重要さを改めて実感します。
(生まれて初めて将来の夢を描いたのは幼稚園の時
キュリー夫人の伝記の絵本を読んで「ノーベル賞博士になりたい」でしたw)
私自身の最初のキャリア教育の記憶は、小学校1.2年生の課題で、「家族の仕事」をテーマに絵を描いた事でした。
父から、プラントの設計という父の仕事についての話を聞いて、それを絵にするのは難しかったけれど、「店頭に並んでいる商品を作る為の工場を作っている」という父の仕事が、とても凄い!と子どもながらに父に尊敬の気持ちで、頑張って絵を描いた事が思い出されます。
子ども達に、さまざまな人生の選択肢と夢を与えるキャリア教育の重要性については、私も区議会議員時代から、議会でも取り組んできたテーマでしたので、
それを行政に頼らず、学校現場に入り込んで実践している小林さん・おおた助っ人の皆様の取り組みが素晴らしかったです!
話題提供者の小林さん、そして多彩なゲストティーチャーの皆さま、コロナ対策をした上で開催していただいた大森まちづくりカフェの皆様
ありがとうございました😊
(コロナ対策の為事前申込者のみで、消毒・体調チェック等の対策の上開催されました!)
小林さんの講演より〉
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司法書士事務所 ワンプラスワン
平成22年〜一般社団法人おおた助っ人理事
専門家を集めての勉強会・無料相談会の開催と
小学校でのキャリア教育の開催
小学校PTA連絡会の面白いつながり
大田区被災地支援ボランティア調整センター等等多々
【大田区は大田区の専門家が笑顔にする】を理念としてスタート!
地域活動は、みんなが出来ることと、専門家だからこそ出来ることの両面がある。
◎そもそも専門家が集まって勉強会をする必要があるのか?
◎なぜキャリア教育を始めたのか?
・区民活動仲間からのお誘い
・大田区小学校PTA連絡協議会区長を囲む教育懇談会)
子ども達の今と昔 どう変わった?
【1970年と2015年 子ども達の成りたい職業は、実はほとんど変わっていなかった❗️】
様々な職業の多様性を、子ども達に伝える
その人の仕事を切り口として、
仕事の内容、その仕事の面白さと失敗談
今の子ども達は、失敗を恐れてゆっくり歩く傾向
競輪選手・弁護士・プロスポーツトレーナー・声優・探偵・ハイパーレスキュー・呉服店・司法書士・一級建築士・オーダーユニフォーム・チアリーダー
新学習指導要綱【生きる力】
今年度は14校(小学校13校・中学校1校) 1236人の子ども達に開催した。
蒲田・大森地区で開催しているが、
調布地域は、学校ごと独自に、キャリア教育が行われている。
外部から学校に入るのではなく、教育委員会を巻き込んで共催事業として。PTA会長や内部の存在として働きかけていく。
子どもも大人も楽しい地域・関係を作りたい。
◎大田区内、59校全ての公立学校にキャリア教育を!
会場から
Q、成功も失敗もたくさんしている専門家のお話
子ども達は嘘つかない反応。
Q、子どものキャリア教育は、とても重要。子どもの頃、親と学校の先生以外に知り合う人が居ない。
多くの大人は、雇用をされている。サラリーマンにも誇りを持って仕事をしているが。
A、学校だけの問題ではない。職業と人生のキャリアの話を聞くことで、この話題を家庭に持ち帰って欲しい。
専業主婦・サラリーマンを否定する話にはしたくない。
自分たちの、お父さん・お母さん
Q、性別で職業の固定観念を、変えるような取り組みは?(さすが!エセナの坂田さん!)
A、女子には女性弁護士の話を聞いてもらえるように。
なるべく、男女ともに、又は、ほぼ女性で組む場合もある。
女性の政治家。又は、男性の保育士
学校の先生は女性が多いが、女性の校長先生は、少ない(大田区で4人しか居ない)
→最近TVでも政治家の発言は、隠蔽や嘘ばかり😢というイメージを変える為にも、投票率を上げるためにも、自治体議員は、日々地域の方の相談・それこそ、いじめの相談を受けて学校や教育委員会に働きかけたり、区民・都民の困りごとから制度を変えたり、自治体議員の仕事を子ども達に知ってもらう取組も、議会からもお働きかけて行かねばと感じました!
女性と男性の専業主婦ーも居るが、
学校側のニーズ。ジェンダー的な視点。
Q一回3、4時間の授業で、4人のお話を聞くことができるようにする。4〜8人。
大森8中は、200人の生徒に、10人のティーチャーを連れて行って、30分一コマで。
大田区では中学校2年生で、キャリアとしての職業訓練があるが、大田区としても、小学校のうちから、キャリア教育の推進に取り組んでいく方向がある。
Q、学校の校長先生によって、排他的な所もあるが、門前払いされたことはあるか?
A、外部感を出さずに、既成事実を作っていく。
区全体が知っている事業を目指す。
アキナイ山王亭 太陽の醸造所にて、ナオミとジョージの山王ビールを頂きながら、