【投票率85%デンマークの子育て・幼児教育とは?その2 学校とシティズンシップ教育】


今の学校教育の中の政治教育は、三権分立や議員定数などの【政治制度を学ぶ】暗記科目になりがち。という課題。

教育現場に政治を持ち込む事の難しさと課題について、「先生の思想が子ども達に影響を与えてはならない」との指摘もあるが、

少なくとも、子ども達が実際の政治に関心を持つ事を促すような授業になると良いと思います。


私は小学校の頃から新聞委員で新聞を作ったり、

生徒会委員(当時小学校では運営委員)を務めて居ました。

今の文明どうですかー『文明堂新聞』の編集長として、環境問題について先生方に質問をしたり、

当時チェルノブイリ事故に衝撃を受け「なぜ小学校6年生でも原発の危険性が分かるのに、大人は原発を廃止にしないのか」等の新聞を実家で目にすると、12歳の頃から今まで考えている事は全く変わって居ないものだなぁ。とも思います。


また、私の中学校では、30周年記念事業の内容を生徒会で決めたり、髪型の自由化について話し合ったり、とても生徒に主体的に考えさせる機会を作って下さっていた先生方にも感謝しています。


中学校時代から、母にタスキを縫って貰い、

朝校門でタスキをかけて

「生徒の!生徒による!生徒のための生徒会を!」と、生徒会選挙運動をしていた事も、今思い出すととても懐かしい思い出ですが、学校教育におけるシティズンシップ教育は、とても重要であると考え、区議会でも子ども議会の実施を提案してきました。


【子どもは未来❗️】そのものです。学校運営や地域の公園づくり等、子ども達の声が、地域社会を作っていくという、身近な政治を実感できる機会を、地域から進めて行かれたら良いと考えます。


以下 講演メモ〉


浜田未貴さん

【学校とシティズンシップ教育】


Q 中学・高校時代にどの様な政治の授業を受けていたか。

→ 多くの人に記憶がない。

公民の授業。自分の実感と実社会が繋がっていない。テスト勉強。

三権分立・議員定数などの暗記科目。


学校生活の中で、自分の意見を聞いてもらえた事

聞いてもらえなかった事


社会の主体として活動する子どもたちを育む。


2006年「シティズンシップ教育宣言」

2011年「常時啓発事業のあり方等研究会」

2016年「公職選挙法改正ー選挙年齢が18歳に

2018年学習指導要領改訂


都立『人間と社会』

総合学習の中での奉仕の時間だけではなく、


道徳教育と社会参加


主権者として必要な力として

『私たちが拓く 未来』


「主体的対話的で深い学び」


それまでの政治教育は、出来るだけ政治に触れない。

→学生運動からの反芻


ユースコミュニティでの活動


【子ども達の模擬選挙】

友達の考え方をシェアしあう。


選挙管理委員会から、実際の投票箱


選挙教育にはしたくない。


実際に、自分たちの住む街の未来を考える。

→地域の公園計画


普段住んでいる街の「良いと思うところ」「街の課題だと思うところ」

もっと街を良くする方法を考えよう❗️

「街の政治を考える。」


間にファシリテーターとして学生が介在することにより、子ども達から多くの意見が出てくる。


学校での課題】

・授業時間に限りがある。

・扱えるテーマ・内容に制限がある。

・授業内で民主主義を学んでも、実際の生活では規律優先になってしまう。


スウェーデンの先生

『自分たちは民主主義の番人である』


『子どもの参画』ロジャー・ハート


【民主主義の主人公になる為には?】

・合意形成スキルの獲得

◎意見が反映される経験

・自分の関心と社会を繋げる知識


学校も変わりつつあるが


【市民としての声を聞かれる場の確保】が重要❗️



府中市ー市民協働 


教育現場に余裕がないー校則


社会包摂のファシリテーター・ミュージシャン

アート。



前段は

教室と学校の中に政治がある。


模擬投票は、中学高校。


小学校の中で、身近に民主主義の環境が無い。


保育園・幼稚園では、とても自由だったのに


小学校に入った途端に、ルールでがんじがらめになってしまい、自己肯定感が下がってしまう。


子どもの遊びの場を取り戻していこう。


クラスの中のクラス会の活性化

学校を民主主義を学ぶ場として、活用しよう。


教師に求められる シティズンシップ教育。


「良い子」と「自己肯定感」

親御さんの思う良い子 と、自己肯定感の反比例


反抗期のある子どもが減っている。

「良い子が増えた」一方で、「自分の意見を持つ子」が減った。


「選挙に行って終わり」ではなく、議会の動きに関心を持ってもらう事。


・アクティブラーニング


デンマークには、全国一律の教育指導要領はない。

現場に裁量が任されている。


若者の自殺率

自殺率は経済に左右されるが、景気よりも右肩上がりに上がっている自殺率。


幸福感はクェート以下 世界58位


平和なのに、なぜこんなに生きづらい社会なのか。


生きがい・社会で生きる力を育む社会を築くには?


6歳までに自己肯定感を育み

12歳までにやりたい事を見つけ

12歳から やりたい事を社会に出て実現していかれる社会。


対人支援が社会的に高い地位に居ない。



親御さんの自己肯定感

子どもの自己肯定感


子ども自己肯定感

日本の発展・成長なし


子ども・子育て・若者分野

みんなの生きがいは、目には見えない

【最も大きな国益】