【真のアスリートファーストはマラソン・競歩は東京で

開催できるこれだけの理由と、札幌案は著しく不透明で無責任。

都民の代表である都議会は、都民の税金と努力を無駄にする事は許されない!



本日は、都民ファーストの会の仲間たちと、マラソンコースの自治体を中心として、「真のアスリートファーストは東京で!」と、都議会の意思を示そう!と都民の皆様にお訴えさせて頂きました!



先ず初めに。これまで、近代オリンピックが開催されるようになって以来、五輪の花とも云うべきマラソンが、開催都市以外で行われる事態は一度もなく、前代未聞!

都庁には、多くの都民から意見が寄せられており、その85%は東京開催を望むものです。

↑本日の結果は、85%以上

そして、札幌に会場を移した場合、札幌スタジアムの改修費等の追加予算は340憶円ともいわれており、その経費を誰が負担するのか。

都民の大切な税金を、東京以外の会場で開催される経費までも負担させられる様な事は、都民への説明責任が果たせません。

東京都はIOCATMではない。

 


マラソン札幌案が突如、開催都市である東京都に何の相談もなく発表され、そのプロセスの著しい不透明さ、そして既に決定されたかのような報道には違和感をもちます!

 

マラソン・競歩の札幌開催への計画変更について、本日小池百合子都知事とIOCジョン・コーツ委員長の会談が行われましたが、正式な決定の場は、103031日に開催をされるIOCの調整委員会の場となります。

 


なぜ、IOCは、札幌ありきなのか これは、もはやアスリートファーストファーストを置き去りにして、政治力が働いているのではないか、と思わざるを得ません。

 

都民ファーストの会は、都民の代表である東京都議会として、早期に都議会オリンピック・パラリンピック特別委員会での質疑を行い、30日のIOC調整委員会に臨むべきであると訴えましたが、

21日オリパラ委員会の理事会においては、他の会派の十分な理解を得られず、報告を聴取するのみで質疑が行われず、都議会の意思は示されなかった。


質疑が行われなかったという事は、都民の代表として、都民に説明責任を果たすべき都議会の権限を放棄した行為。

我々は、都民の代表として、調整委員会の前にしっかりと都議会としての意思を示すべきであると考え、会派としての対案を示すべく、25日、緊急記者会見が開かれました。

 

【そもそも、ドーハ―の暑さと東京の暑さは、全く異なる!】



まず、医師会もベースに話し合われている「環境省 熱中症予防情報サイト」

「環境省 運動に関する指針」の気温において、

『東京の5時、6時の温度は、札幌とほぼ変わらない平均27.1度〜27.7度』

一方、ドーハは2359分のスタート時で32.7度!

82日の気温を例にとっても、札幌と東京都では、ほとんど差が無いことが分かる。

(日によっては、8月札幌の方が暑い日もあり、ビルの日陰やビル風の多い東京の方が涼しいという選手の声もあり)



【早朝開催に反対するIOCの本音がポロリ】

昨日、知事との会談で「朝五時の東京の街並み は、暗くて報道に不十分」と表明したコーツ委員長。

8月の5時は、十分朝焼けが美しいレベルで、涼しく爽やかだと考えるが、5時は報道用ヘリを飛ばせないから無理」と、アスリートファーストでは無い。またしてもスポンサーファーストなIOCの金権主義が丸見え。



【「アスリートファースト」の比較検証・暑さ以外の観点として「テロ対策」】

 

通常、マラソンコースの決定には、3年を要すると言われる。42.195kmを、公式に測量できる専門家は、世界で60名日本に3名しかいない。

札幌マラソンのコースは、札幌ドームは使用しない為、コースも計測し直さねばならず、

重要なセキュリティ計画・警備も含め、会場準備が十分で無いと、選手は何よりもストレスを受ける。



国内外を問わず、選手はすでに本番コースで練習を積んでいるため、1年を切った今の段階でのコース変更は、世界のトップアスリートが最良のパフォーマンスを発揮できる最良の舞台を用意せねばならない中で、アスリートファーストを無視した行為だと言わざるを得ない。


【札幌開催時の経費概算】

結論:340億円以上と試算される。

東京マラソンの試算が、東京五輪を踏まえて警備をかなり上げた事で、開催経費は一日や区40憶円であり、札幌を同程度と仮定すると 140憶円と試算される。



また、札幌開催時の経費概算として、札幌スタジアムの屋内アリーナを陸上コースに回収すると、同程度の施設改修に約70憶円、

・メディア専用回線の整備等 130憶円、

 




また、東京都がこれまでの取り組みに要した費用も膨大であり、もし万が一東京で開催されなかった場合には、大きな損失となる。


結果、【真のアスリートファーストは東京開催❗️

 

本日の「マラソン・競歩は東京で!」街頭には、多くの皆さまから応援のお声を頂きました!


改めて言います!

近代五輪がアテネで始まって以来、マラソンが開催都市以外で開かれた事は、かつて無い事である❗️


お寄せ頂いた都民の皆様の声〉

・今更変えられても困るのよ!by雷門

・都民の税金を勝手に食い物にする様なIOCの利権体質をぶち壊して欲しい!

・せっかくマラソンのチケット当たったのに、札幌じゃ行けない!絶対に東京開催して!

・東京都がお金を出す必要はない!というお声も、多く頂きました!

 

30.31日まで、IOC調整会議が最終決定。


白戸都議からは、今大事なことは、30日のIOC調整会議に向けて、いかに世論を盛り上げていく事が出来るか。

 

都議会として、都民への責任を果たし、都民の為に、最後まで戦う!

気温・予算と、しっかりエビデンスを示す!

 

運営面 国際会議を計測できる人は、世界に60人しかおらず、日本国内には3名しかいない。セキュリティ計画も、1年以上かけて行うが、日本の陸上協会には、何の相談も無かった。現場は、ふつう3年はかかる準備を誰がやるのか。

 

MGCに向けて、国立競技場に向けて、のぼりがあり、キツイコースである。

選手からすると、これまで積み重ねてきた努力が、ひっくり返される。

 

ドーハ―で、棄権した選手は、暑さ対策を何もしていなかった。

 日本チームは、しっかりと対策を行い、結果を出した。

準備をしなければ25度でも危険❗️

IOCの素人がもっともらしく語っている事が腹立たしい。との陸上関係者の本音がかき消される中、

 

アスリートファーストの名の下に、ちゃんとした舞台が整えられていない事の方が、選手としては一番怖い!

 

新国立競技場の、7万人の歓声の中でゴールしたかった!という選手たちの声が、名前は出せないが、多くのトップアスリートから聞かれるとの事であった。

 

【東京開催十分できる!!】

 

海外の代表クラスの方から声を聞いた。

新国立のメインスタジアムにゴールできるという事が非常に誉れである。

選手の家族も含めて、東京に宿を取り楽しみにしている中で、会場変更はアスリートファーストではない。


2008年のリオ、ロンドンも、メインスタジアムではないゴールであった。

 

ちょうど1年前だったので、海外から、わざわざ本番コースでの練習を行っていた。

 

近代、アテネ以来、開催都市以外でマラソンが行われた事は一度もない。

 

会場の暑さ対策の責任主体は、組織委員会である。組織委員会の責任をしっかり問わねばならない。

 

小池知事が知らされていなかった、札幌案決定の著しい不透明さ。このおかしな経緯について、明らかにせねばならない。

なぜ、東京の知事が一番最後に知らされ、蚊帳の外に居るのかという構造。

東京のブラックボックスが復活した事を、明らかにすべきではないか。

都民ファーストこそが、都民の利益とアスリートファーストを守るために、戦う姿勢を示すべき!

 

我々都議会が、都民に寄り添って、都民の税金を無駄にしない様に、命がけで都民の税金を守らねばならない。

札幌ドームの改修費用も、組織委員会で負担なんてできない!東京都に押し付けられることは目に見えている。

 

今こそ、都議会は都民の為に戦うべき!!!

 【マラソン・競歩は、東京で!】ぜひ、多くの都民の皆様!一緒に声を上げて下さい!


そして、私も含めて、オリンピックに巨額の都民の税金が使われながら、チケットは全部外れてしまった!

唯一、沿道での応援を楽しみにしていたのが、マラソン・競歩❗️

多くの都民が心待ちにしていた、マラソン・競歩 東京開催に向けて、ぜひ共に声を上げて下さい!


そして、東京で共に応援しましょう!