今夜は都庁での部会の打ち合わせを終えて

【大田女性ネットワークTES 10月定例会】

女性が活躍できる環境・ビジネスの創造をめざすTES。大田区異業種グループ連絡会への参加、中小企業視察会等を行っています。


昨日はメンバ―のパシオン東京さんで女性起業家市場メルカドおおたが盛会に開催され、おめでとうございます!

本日は奥山会長のお誕生日会♪と来月のワークショップの打ち合わせ。

1112日、橋本先生によるタッセルワークショップを開催します♪(先着10名)ぜひ!


先月は、今年6月国連ものづくりの日に、NY国連本部で講演も行った熱きものづくり企業【浜野製作所視察】に伺わせて頂きました!

↑平成天皇陛下がお見えになったなんて素晴らしいです✨

素晴らしいアイディアと熱い思いを持った人々が世界から引き寄せられる、浜野さんの熱い思いと技術力!


アイディアをものづくり技術と結び合わせ、

町工場から新しいイノベーションを次々と生み出し、魅力的な企業が創業し続けている!

浜野さんの熱い思いに感激し、わくわくしました!

ものづくりって、やっぱり面白くて素晴らしい


東京都としても、町工場の操業環境と世界のイノベーションが東京で出逢う、

東京が世界のものづくりハブ!と成る様、現場の皆様と共に、中小企業振興に取り組んで参りたいです!


浜野さん 心を動かす熱い思い🔥視察をありがとうございました!!

 

明日102425日は、「第9回おおた研究・開発フェア」開催です!産学連携・新技術展示会https://www.pio-ota.jp/ota-r-and-d-fair/9/

「空飛ぶクルマ」や「プラゴミ対策」と興味深い講演もあり、大田区のものづくりと、新技術新産業・社会課題との更なる連携が期待されます!ぜひ!

 

↑廃材アクセサリー等 素敵な手作り作品byメルカドおおた

TES 浜野製作所視察報告 】

 

大田区に次いで、都内で2番目に中小企業の数が多いのが墨田区

 

小池東京都知事座長 東京の中小企業振興を考える有識者会議 

浜野社長・細貝社長・諏訪社長 MXテレビで放送中!

 


創業者は父親 北陸から、大田区で金型工場で働き、お母様の実家の墨田区へ

高度成長期の良い時代、金型と部品生産、主に小物の金属部品の量産を行っていた。

 

2000年過ぎから、少量の金型を使わない少量多品種製造へ。

国内中にデリバリーインフラが充実した事により、見えない競合が。現在は、装置製造が半数。

大手企業への依存度が高い場合は、大手が地方に行くと下請けも地方についていく場合が多いが、様々な分野に幅広く渡っている。

 

経営理念】「おもてなしの心」を常に持って、お客様・スタッフ・地域に感謝・還元し、

(自己実現)と希望と誇りを持った活力ある企業を目指そう!

 


昭和42年に父・浜野嘉彦が創業。父が製造、母が経理の家族経営

2000年に、隣の古い民家からのもらい火で工場全焼。住工混在の墨田区のモノづくり。

近隣17軒ほどの大きな火事。親の形見も娘の形見も全て失ってしまった。

損害補償の6000万円の支払いの前日に、その住宅メーカーが倒産。

当時は、板金職人の従業員さんが一人しか居なかった。

 

当時は、30万円の中古の機会すら買えなかった。たった一人の従業員の給与の支払いすら出来ない状況。

それでも、「社長・お金の為ではなく、あなたと仕事がしたい。まだ浜野製作所はつぶれていないですよ!」一番大変な時に支え続けてくれた社員への感謝が、企業理念の根底にある。

 

『江戸っ子一号』下町海底探査定!!

2018年 経済産業省第7回 『ものづくり日本大賞』経済産業大臣賞 受賞

2019627日 国連のモノづくりの日 NY国連本部で講演 製造業とSDGsの理念が合致した。大手と肩を並べたモノづくりをする為に

 


都内で製造業を続ける難しさ⇒地価の高さ、工場用地が無い、人件費・社会保障費も高い

その中で、【産学連携事例】

★電気自動車「HOKUSAI」開発プロジェクト

★海底探査艇「江戸っ子1号」開発プロジェクト

 

なぜ日本では、産学連携が定着しないのか。

→ 大手の中で動いていた方が、安定的に仕事がもらえる。

 

大手競合他社が多い中で、電気自動車をつくることは出来るが、商品化は難しい。

 

創業以来、ずっと部品加工をやってきて、部品加工だけではなく、どの様に価値を付けていくのか。本業を軸に、新しい付加価値を付ける【事業構造を変える為の取組】

 

車椅子の女の子の仕事をしたときに、届けた時「ありがとう」と云われた。

納品した時に、初めて「ありがとう」。

感謝をされる、社会に貢献できるモノづくりに携わりたい。

    朝日新聞デジタルの記事

 

    配財プロジェクト(2012

地元のまち工場の廃材を再利用して、新しい価値を創出しようとする

この街に、製造業があり続ける為の、販路拡大

 

    アウト オブ キッザニアinすみだ

すみだの「モノづくり観光」として、子ども向け職人体験教室を開催

本業でものづくりをやっているお父さん達。ものづくりに目をキラキラ輝かせる子ども達に感動して、大手企業のお父さんから仕事の発注が来る場合も!

かつて、1万社 8割は5人以下、その半数は従業員3人以下の中小零細企業。

良い技術は持っているが、新しい販路拡大に課題

→【スミファーすみだファクトリーめぐり】

廃財プロジェクトを運営元として、約20社の区内事業者が参加。見学ツアーやワークショップなどを実施。

 

【工場見学会の意義】年間1万人の方の工場見学がある。

夏季インターンシップ(まち工場ブートキャンプ)

新卒の採用は、夏のインターンシップを通して採用している。選りすぐりの学生たちが30名、全国から集まる2週間の熱いサマーキャンプ!!!超濃密な経験が学生を大きく成長させる。


『日経トップリーダー』“私たちが中小企業に決めた理由”

中小企業から日本のものづくりを変えようぜ!!

大企業に居たら、経営者に会う事は難しいが、中小企業だからこそ、社長に熱い思いを伝えて、自分の可能性を発揮できるのは中小企業!

 

ものづくりがあるからこそ、日本経済の強み。

先進国で基盤産業が衰退してしまっては、経済そのものが弱くなってしまう。

 

スタートアップ支援事業】

    株式会社ポケットチェンジ 

海外で余ったコインを電子マネーにチャージしてくれる

    ネイチャー

    先端領域 先端テクノロジーとのコラボレーション

新しい技術を事業化するスタートアップとの積極的な交流

 ★オリィ研究所

WILL 車椅子

★株式会社チャレナジー 次世代型風力発電機の開発

2017年、世界でもっとも権威あるエネルギー展示会で優勝

★株式会社未来機械 太陽光パネルロボット

★トライボッツ 水中ロボット

 

大学の研究室の装置開発【大学とのコレボレーション】

 

中小企業のそれぞれ自分の持っている得意な技術を生かして、全国の映画館のチケット発券機製造。全国のメンテナンスに関して、逆に大手との連携

 

デザイナーのプロダクツ支援】

海外との繋がり】海外の一流大学の学生たち(マサチューセッツ等)も、見学に来る。

 

★ガルデリア 希少金属を回収する藻 の研究

上場を目指して頑張っているベンチャーの社長さんとの連携


新潟の村上で、日本酒が売れないという。「〆張鶴」 業種を超えた連携、

 

入居企業は、6社の本社がある。

スタートアップ企業の補助金、浜野製作所で申請し、近くの町工場とつなぐ。


全国の中小企業とのネットワーク。

海外のベンチャーでも、ハードウエアで困っている企業を繋ぎ、世界のものづくりハブをめざす!