【都民ファーストの会厚生部会とNPO日本動物虐待防止協会 政策懇談会】

 殺処分ゼロのその先にある 動物の命が尊ばれる社会の実現に向けて

 【首都東京からアニマルポリスの設置を!】


 都民ファーストの会としても、殺処分ゼロを訴え、小池知事のもとで東京都は、犬猫の殺処分ゼロを達成しました!


 しかし、行政が殺処分ゼロを実現しても、保護団体の保護施設がいっぱいいっぱいの現状や、

 悪質なブリーダーが商品化する為の仔犬を産む道具として、酷い扱いを受けている親犬の現状、

 寄付と譲渡金目当ての悪質な保護団体による劣悪な多頭飼育の実態が未だにあります。


動物達の命が尊ばれ、暖かく家族として迎えられる社会を築く為に、今のペットショップの販売から、しっかりと国で法整備を行い、是正して行かねば、

不幸な犬達の根本の解決にはならない。


NPO日本動物虐待防止協会 代表理事の藤村さん

動物虐待と児童虐待の啓発活動に取り組んでいる市川さん、

都知事にもアニマルポリスの創設について要請活動を行なった小林さんと、

東京都として動物虐待防止に向けて何が求められるか、厚生部会・動物愛護推進部会で政策懇談会をさせて頂きました。



代表理事の藤村さんより、動物虐待防止のための

ワンストップ窓口・ホットラインの設置について、世界各国にある『動物虐待防止協会』の取り組み、サンフランシスコの【アニマルポリス】の取り組みについて伺い、

首都東京から、都民に動物愛護の心・生き物の命が尊ばれる社会の実現に向けて、取り組んで参ります!


 以下、政策懇談会より


 代表理事 藤村さん〉『日本の首都東京に、動物虐待防止のホットラインの設置を!』

世界各国にある動物虐待防止協会。

エリザベル女王が1822年に認定し法制化され、英国で1840年設立、世界各国に拠点がある。

 

滝川クリステル、浅田美代子さん、様々な方々も参加して2010年に正式に法人化。

 

2011年、東日本大震災で、原発避難の中で、多くの動物が置き去りにされている現状に直面。

世界から、1日100万円規模の募金が送られてきた。

被災地の置き去りにされたペットの餌やりを行い

家族と再会できた犬も多くいる。

環境省は、当時動物は置いていくように言われたが、動物は家族と同じ。

今は、体育館までは、同伴非難が認められるようになった。

『ペット大国日本の責任』『ペット避難の実態』の本を出版。

 

長年放送作家も手掛けて、虐待防止協会として、テレビのコメンテーターも務めている。

 

悪徳ブリーダー:ネグレクトは、起訴が難しい。

告発された団体でも、現状では廃業に持ち込むのが難しい現状がある。

 

横浜で保護猫活動。保護猫、保護イヌ、ペットショップだけではなく、

カリフォルニア、ロスでは、ショーケースに入れて生き物を販売する

 

日本は、ずっと以前から、動物を慈しむ様な文化が、最古の動物愛護の法律化を行ってきた国が日本。

・675 日本書紀に「牛・馬・犬・鳥の肉色を禁ずる」という法。

・5代将軍 徳川綱吉

1685年~1709年 江戸(都内)に大規模な保護犬の為の施設があった。

 


アニマルポリスって何だろう?

「世界的に決められている動物の福祉基準」

・飢え・渇きからの自由

 ・恐怖・抑圧からの自由

・痛み・負傷・病気からの自由

・不快からの自由

・本来の動きが出来る自由

 


 

アメリカでは、党県が重罪犯罪になる(ギャングによる興行)

・闘犬の飼育及び売買

・トレーニング

・譲り受け譲り渡しも禁止

・観戦しても逮捕される

 

ギャング団のメンバー屋内で戦いを行わせる

ルームランナーの目の前には猫などのかまれ役の動物

有罪判決:5年以下の禁固刑と25ドル(2800万円以下の罰金)

 

日本の闘犬

歴史や文化ではなく、暴力の初期段階が、動物虐待。

見逃しては成らない。人や動物を傷つけて喜ぶことは、重大犯罪につながる恐れがある。

 


現在の統計になった2010年以降、いずれも最多

動物虐待事件の推移は、過去最多となって居る。

 

税理士が、13匹の猫を熱湯につけてガスバーナーで焼いた。YouTube投稿により、どんどん残虐な映像が流され続けている【動物虐待愛好家】

こうした映像を見る事により、PTSD 

児童ポルノの様に、動物虐待・殺傷動画も、載せない・持たない・提供したら逮捕・罰則が必要

アメリカでは、こうした動画を投稿したら逮捕される。

 

虐待者に対する行動分析や、犯罪抑制が極めて低い。

中国の大学では、一定数、動物愛護の授業が義務化されている学校もある。

 

FBIが考える動物虐待をする人間の特徴

・人からの影響力が欲しくて虐待

・人同士の共感が出来ない

・普通の人間の感情を書いている

・暴力の満足感という理由で傷つける

・本当は人を傷つけたい・殺したいと思っている

・声を上げられない動物から傷つける

 

警察に訴えても、動物の問題だと動いてくれない警察署も多い。

 


茨城県の多頭飼育の悪質なNPO 4,5年問題視されながら、放置されてきた。

 

兵庫県警察では、【アニマルポリス・ホットライン】を2014年1月より立ち上げた

 

2019年10月から【大阪府動物虐待通報共通ダイヤル #7122】

動物虐待相談の仕組みが、これまで分かりづらかった中で、行政と大阪府警が電計して

現地確認・立ち入り調査・指導を行う事が出来る。

 







木下さん〉NPOが保護をうたいながら虐待しているのはなぜか。

 

藤村さん〉テレビなどで、保護イヌ保護猫を取り上げている為、寄付が入りやすくなっている。その問題のある人も、茨城県の動物愛護審議会の委員や、第2種という認定が、取りやすく、つぶされない。

譲渡イヌの場合も、譲渡金5万円取ったとしても、治療も行わず、死んだら川に捨てるなどひどい扱いをされている。

 

深夜のペットショップ販売の禁止

 

8週齢の遵守

 

今回の法改正においても、

虐待動画について、何も触れられていない。

闘犬の規制についても触れられていない。


第一種は、どんどん厳しくなりながら、一般の一種が取れなくなってしまった際に、

第2種だと、月齢に関係なく売れるようになってしまう。


第2種は、販売は出来ないが、譲渡金と3年契約のフード契約で、12万円位の収入になる。

リック&クー 渋谷で保護イヌカフェ

 

菅原さん〉災害の際に、避難所にペットを受け入れる事が出来るか。

藤村さん〉宮城県では、学校の中の音楽室が防音になって居るので、ペットの避難所にする様な案もある。

 

樋口さん〉千代田区では、動物の殺処分ゼロを実現している。

殺処分ゼロというのが、実際は、保護団体の負荷も大変大きくなってきているのではないか。

本来は、志があって引き取っている保護団体が

厳しい現状にある。

 

藤村さん〉東京は、野犬が居ないので、殺処分ゼロ

地方では、茨城県では、保護センターで100匹の許容のところ、150匹を超え、パルボ感染力の強い感染症が、犬から猫に移り、感染症に実態を、譲渡団体にも知らされなかった。

 

野犬は殺処分ゼロに入れない。入ってきて、しっぽを振らない犬は、譲渡対象に入れない。など、自治体が勝手なルールで、【殺処分ゼロ】の数字だけを目標にしようとするのは、とても遺憾で問題が大きい。