【命の森プロジェクト】住み慣れた地域で安心して歳を重ね、誰もが生涯輝く地域づくり!

「大切な家族を自宅で看取れる大田区」を目指し在宅医療・介護について学ぶ『命の森プロジェクト』勉強会・交流会に参加させて頂きました。


大森医師会 藤井会長

鈴木央先生より

『医師会とは何か』をテーマに、
開かれた医師会を目指して、地域貢献、


「病児保育室ピッコロ」の創設、

子どもまつりや障害者総合サポートセンター・さぽーとピアとの連携等、

大森医師会独自の取り組みについてもお話を頂きました。

交流会では、大森医師会藤井会長・鈴木先生・池上総合病院 臼井院長も交えて、
医療・介護現場の専門的なお話を聞いて学ぶと共に、参加者交流会の中で、それぞれの疑問や、医療福祉の課題・問題意識を専門家の先生方に伺いながら共有する、とても有意義な機会を頂きました。

交流会では、検診事業の課題(ピロリ菌検診)、認知症カフェの取り組み、地域完結型医療、ひきこもりの8050問題等、多岐に渡り、
私も都議会厚生委員会で【ひきこもり支援の青少年対策本部から福祉部への所管替え】に携わった都での動きも交えて、参加者の皆様と課題を深める事ができました。

私も祖母の在宅介護の現場を見てきました。
叔母は介護の為に仕事を辞めました。けれども、家族で最後の時を大切に過ごす事が出来た事は、掛け替えのない宝物です。

団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて“地域包括ケアシステム”の構築が急務となっている中で、地域の担い手の確保はとても重要な課題です。

国は【我が子と丸ごと】地域共生社会に実現を掲げ、施設から地域へ、誰もが支え、支えられる互助を提唱していますが、
それが単に地域ボランティアへの丸投げになっては成り立ちません。

これまで支えてきた地域の小規模ディ等の地域資源と蓄積を生かしながら、地域の担い手として、いかに地域住民を巻き込んで行くことができるか。

「命の森プロジェクト」は、その地域の裾野を広げる取り組み❗️とても良い機会を頂きました!

ご参加頂いた大森医師会の先生方、命の森プロジェクトの皆様、貴重で有意義な機会をありがとうございます!

以下、交流会より
宗さん〉ファシリテーター

藤井先生〉
・ピロリ菌検診〉
今年の10月ごろの成人式の通知から大田区では出来る。
尿検査で15分で結果が出る。保険で受ける場合には、内視鏡検査をして問題があった人のみ、ピロリ菌検査を受けられる。
ピロリ菌検診- 若いうちに除菌した方が、ガンを防げる。
28歳、26歳で若い癌患者さんも見てきた。
子宮ガン・肝臓ガン・胃がん

1度胃がんを取っていても、
ポリープがあっても、13mm

10月から、内視鏡検診を始める。医師会で読影の研修も重ねている。

検診率:トップは墨田区 60%、

肝臓ガン・胃がんの発生率は、減っている。

B型肝炎、C型肝炎に新たにかかる人を減らしている。3ヶ月で治療できる。

池上総合病院 臼井先生〉21年地域の方を見てきた。
認知症カフェ健康情報を発信するようなカフェをという発端。

早期発見による不安。自分は大丈夫だと言い続ける方もいる。

地域との関係の気薄さ。狭い世界でも、1人でも行きていけてしまう時代。

医者・看護助手の不足、

地域のコミュニティの気薄さ
多世代交流、こども食堂

予防、アシスト ロボット、
自動運転

互いに支え会える社会づくり
開発目覚ましい池上地区

鈴木先生〉
医師が登録している。
病院の場合は、委員長・副委員長くらいしか登録されていない。

田園調布と蒲田・大森医師会73万都市として、
行政との連携・繋がり

医師会の歴史
大森医師会ー明治時代からある。

日本医師会があり、
一つの区に、1つの医師会という思いもある。
【大田区は全国の中で、1番地域完結率は7割と高い地域。】

○ ひきこもり問題
高齢者介護に行った先で、ひきこもり家族を見つけることがある。

在宅医療、関係性を作ること。
3、40代のひきこもり家族
本人との関係性を築いて、治療につなげた。

統合失調症、DVで弁護士さんに繋いだり

親の方から繋がることも難しくなる。
訪問診療にかかることも嫌というご家庭もある。

【東京都では、ひきこもり支援が4月から福祉部へ】

地域包括支援センターで、年齢を問わない支援が求められる。

介護ヘルパーとしてご自宅に入ると、
50代のお子さん、知的障害のお子さん

親御さんの隠す傾向、どこに相談したら良いか→繫ぐ役目が必要。

社会に繋がることへの恐怖感
ひきこもり支援。ダブルケア・8050問題への対応、
高齢者のみならず、子ども・子育て世帯も、障がい者も、地域のすべての人を包括する
【地域包括ケアシステムの構築に向けて】