【食と教育】松嶋啓介シェフ主催の「食サミット」から、食と教育 本来食卓で学んできた家庭の【食と教育】の大切さを改めて学ばせて頂きました。

精神疾患や生活習慣病が増えている背景にある【食】の重要性。人は食べたもので出来ている。
お金で容易く手に入れられる食が溢れる中で、本来【食】を通じて家族や地域で受け継がれて来た文化や家族の歴史が忘れられていないか。

ミシュランシェフ松嶋啓介さんの“お手伝いしたくなる一品・特性塩なしニョッキ“の作り方をレクチャーして頂きながら、
食と教育をテーマに参加者同士で語り合いの機会を頂きました✨

そして、松嶋シェフに作って頂いたニョッキの美味しいこと❗️

芋を焼くひと手間で出る、芋本来の香りと旨味。



塩も何の調味料も加えないのに、深いコクを感じるトマトソースのなんと美味しいこと❗️
野菜の素材本来の旨味を引き出し、凝縮させる。


→早速、我が家でも造り大好評でした♪

本当に本当に美味しくて✨
最近キッチンに「ママお手伝いするー!」と言ってくれる3歳の娘と一緒に、ニョッキを作ってあげたいです💕


湯気の香りで思い出す家族の味。
年末、お節作りは我が家の共同作業でした。

錦卵や意外と力仕事な栗きんとんの薩摩芋をこすのは父とこども達の仕事。年末3日間、台所に立ちっぱなしの母の背中に「味見させて」と覗く幼少期の幸せな家族の思い出。
祖母から受け継いだ美味しい八頭の煮方。
娘にも伝えていきたい家族の歴史です。

核家族化が進み、孤食化の中で食卓を囲んで学ぶ機会が少なくなった現代社会。

食べることは、人生そのものでもある

丁寧に食卓を用意する事、丁寧に生きること。
忙しい現代人が、どの様に食と向き合うべきか。多くの示唆を頂きました。

原点は食に通じる。
伝統的な季節の行事の大切さを見直すこと。

四季折々の、自然と共に生きてきた日本人。
食の中に見る先人達の知恵。

洋服、西洋文化に囲まれた現代日本の日々の暮らしの中で、忘れられつつある

【土間】という文化。食文化を育む上で、また地域で人間関係を築く上での“土足で上がれる場”幼い頃、実家に土間があった松嶋家。
土足でみんな土間に上がり、地域のコミュニティの場になっていた。

親から子に伝承する、家庭の味を孫に伝えていく。食が担う役割。かつてはお手伝いを通じて、自然に学んできたものかもしれません。
しかし核家族化が進む現代社会において【食】について学ぶ機会は、とても重要で求められていると感じました。

食がおざなりになっていないか。
家庭はもちろん、学校や地域の子育て家族でも、食について学びを深める機会を、行政や地域・こども食堂なども連携しながら、多くの方に気付いて頂きたいです🌈

東京2020大会に向けても、日本が本来持っている【旨味】という文化、食を通じて、健康と持続可能な環境等の新たな価値観を発信して行かれたら素晴らしいです!
松嶋シェフ 素晴らしい機会をありがとうございました✨