都内にもっとこども達が思い切り遊べる冒険遊び場を増やしたい!
【女性活躍推進本部有志で羽根木プレーパークを視察】
幼児期の子ども達の成長にとても重要な”外遊びの大切さ“

会派の女性政策をまとめる中で、公園の課題を地域のママから伺う事も多くあります。
「【ボール遊び禁止】の公園が多く、こども達が思い切り遊べる公園が欲しい」という声。

また、都内で2017年に新設された認可保育園の内、たった2割しか園庭がない現状もあり、
小学校に上がる前に子ども達の運動能力に差が出ていると学校の先生方聞いた事もあります。

外遊びは、幼児期の子どもの成長にとても重要です。
そよぐ風、陽の光、花の匂い、虫や生き物との出会い。全五感を使って、子ども達は多くの事を学びます。
そして、遊びの中の小さな成功体験は、子ども達の自己肯定感を高めるとも言われています。

「子ども達が思い切り遊べる公園を増やしたい!」これは、区議時代から取り組んできたテーマでもあります。

今年で40周年を迎えるプレイパークの先駆け
羽根木プレイパークを視察させて頂き、事務局長の三輪さんよりお話を伺いました。
現場のプレイワーカーさん、遊びに来ていたママ達とも意見交換をさせて頂きながら、視察する機会を頂きました。

自治体やNPOと連携しながら、子ども達が思い切り遊び、生き生きと心も身体も健やかに育つ、公園整備のあり方。

都民ファーストの龍園都議の提案で、障がい児も安心して遊べる日本で初めてのインクルーシブ公園も実現に向けて準備が進められています❗️
公園の課題を小池都知事にお話しした際、
「東京の公園から【ボール遊び禁止】等の禁止を無くしていきたいね!」
日本一子育てしやすい都市を作りましょう!」と仰って頂きました✨

東京から日本の子育て環境を変えていきたい!

地域でプレイパークを増やしていくために、重要なプレイワーカーさんの安定した就労をどの様な制度で支援できるか。
都としてどの様に、プレイパーク事業に取り組む自治体やNPOを支援していくことができるか、
子ども達のより良い育ちの場作りに取り組んで参りたいです!
木のブランコで童心にかえります♪
木登りしたり、廃工場に忍び込んだり、崖に秘密基地を作ったり、森愛はとてもおてんばな幼少期でしたウインク

以下 視察メモ〉
事務局長の三輪さまより。

おでかけ広場事業は、全国で行われているが、室内が多い。ここは、外遊びの入門編

思春期の対応、4つのプレーパークで、多い利用者はのべ30万人規模になる。
とても大規模なため、分けて事業化した
【そらまめハウス】

世田谷区の人口は90万人

区内4つのプレーパークと、
プレーパーク空白地帯には、定期的にプレーカーを10年くらい前から一般の公園や学校の校庭に派遣して、1日プレーパークを体験してもらう。

【冒険遊び場・アドベンチャープレイランド】デンマークの廃材現場が発端!

実験的に、そういうのを取り入れた遊び場をデンマークで作られた。

国内に400カ所のプレーパークがあるが、羽根木が世界で1番原型に近いと言われている。

「これはしてはいけません」
通常の公園は、大人の意思でルールが決められているが、
ここは、子どもの意思、チャレンジしたい!という自主性を、できる限り大人がサポートする。

子どもの冒険心

止めないけど、周りの大人はサポートに徹する。

自分の意思でチャレンジする場合、ほとんど怪我をしない。

僕もやりたい!〉子どもには三つの選択肢がある。
・やってみる!
・やめる!
・今は無理だけど、明日やってみる!

子どもには、3つしか選択肢がないが、
大人が介在すると
・危ないからやめなさい
・お父さんの子だろ出来ないのか
→子どもの自発でないと怪我をする。

年間何件の事故があるか。
25万人の利用者の中で、25人程度。
1万分の1


他の公園で、滑り台などで捻挫しても親に言わなければ気づかれないが、
ここでは、子どもをしっかりと見守る体制があるので、怪我は100%発見される。

大人はいつも、先回りして考えがち。

釘・金槌・ノコギリ・切り出しナイフのある
工作場が4カ所ある。


用事が何か叩いていると、大人は
「何し作っているの?」と聞きがち

子どもは、釘を打つ事自体が楽しい。
結果をすぐに求めない。

子どものやりたい!という冒険心を叶える
好奇心を満足させる事に徹してサポートする。

デンマークの様子を見たイギリスの貴族の婦人がイギリスで本を出した。
第二次大戦が終わった直後、戦後瓦礫の山に
子ども達の遊び場ができた。

都内に10カ所ちょっと、
ロンドンでは、子どもの誘拐対策など高い壁で覆われている。

建築家・プランナー: 
家でテレビゲームばかりしている子どもの姿

場所がない。つまらないから、家の中にいる。
1974年当時で、全校生徒の3/2が外で遊んでいない世田谷の実態に気付かされた。

世田谷区の公園課の職員が、子どもが公園に遊びに来ない事を苦慮していた課長

子ども年の期間限定事業としてプレーパークができ、
39年前、世田谷区ボランティア協会が続ける事となった。
駒沢

生まれた当初から、住民が古紙回収などで運営費を集めて、
当時は

4つのプレーパークで、3800万円の予算が付いている。
プレイリーダーさん羽根木は3名、他は2人。
2人居ないと開けられない決まりになっている。

年間600万円程は、予算が足りず、法人として独自にバザーや寄付などで集めている。

OB達にも、参画してもらいながら、職員さんたちの有給を取ってもらっている。

理事は無給、事務局長として月6万円
法人にお金がないときには、ボランティア謝金として時給250円。

交通費入れて175000円。
今は、195000円。初任給で残業代を入れて年俸265万円。
明らかに2人足りない。

子ども達の学びや育ち。

子ども部の予算が、保育

事故のあった時の責任はどこにあるのか。

責任の8割をなくした。子どもが遊具で無茶な遊びをするのは、

身体能力の差
乳幼児の時期【赤ちゃんスペース】

圧倒的な情報量
土の匂い、時折吹く風、花や草の匂い
陽の光、

誰でもウエルカム、誰でも無料

利用者1人につき、行政コストは、1人100円行かない。

親の理解「汚いからここで遊んじゃダメ!」

保護者同士の交流の場、
ママパパのコミュニティの場にもなっている。

異年齢の兄弟の保護者の情報も入ってくる。

子どもが親しい人とは、親同士も仲良くなれる
地域社会と、子育てファミリーとの繋がりの場

プレーパークのある小学校区の子ども達には、入学時に【プレーパークの案内】を配っている。

長女の時8割のクラスのこども達が来ていた。次女の時は1割だった。

その子が、この場所を居場所にしているか。

駒沢はらっぱプレイパークへ】

週に1度 火を炊く日
一緒に焚き火を囲む事で、ぽろっとこども達が普段見せない心の内を話してくれたりする。

今日は炭の日 炭でべっこう飴を作る。


初めはプレーパークではなく
【もっとこども達を自然いっぱいな中で育てたい】という親達の育て合いの自主保育の活動から、
地元の大地主の秋山さんに頼んで、
地域で草ぼうぼうの使われていない土地を
使わせて頂けないかと、相談に行った。

こども達が土と触れ合うことは、とても大切なこと。

【作物と同じように、土さえあれば
こどもも育つんだよ!】という秋山さんの言葉。年に4回くらいのイベントからスタート。

「大穴掘り大会」「カレーパーティー」

子どもの遊び場のことを考えようよ!

遊びの中で、子ども達が自然と学んでいくこと。土があり、虫がいて、

当時の整備においては、ボールや音が漏れないように、5mのフェンスで囲んで、舗装する案もあったが、一軒一軒周囲の御宅の同意を得て、土をこのまま残し、プレーパークが出来た。

プレーワーカーさん〉
遊びに関わる全ての大人が【プレーワーク】

夏みかんグレープフルーツ・キュウイ
くわ
びわ
野いちご
プルーン
14種類の果樹があり、実がなっていたら食べてもいい。

【はらっぱレンジャー】
台車で出動して、近くの児童公園を1日プレーパークにする。
子育て支援の場

砂場に水を撒くだけで、それぞれバラバラな親子達が、一緒に遊び出す!
福島さん 大縄跳びを持って行って、娘が遊んでいると他の子ども達も入ってくる。

みんなで一緒に遊べる遊びを仕掛ける!
プレーパークを通じた、ママパパも繋がれるコミュニティの場が必要!