ロンドンオリンピック銀メダリスト 千田健太さんより
【子ども達に夢と努力する事の素晴らしさを伝えるオリンピック教育】
「大田区立蒲田小学校 体育・健康教育地区公開講座」
“失敗してもいい、そこから何を学んで次につなげていくか”“好きになった事には、積極的にチャレンジをしてほしい”

オリンピックとは、メダル至上主義と言われるが、
オリンピックの価値とは、
・卓越(エクセレンス)
・友情(フレンドシップ)
・尊敬(リスペクト)

皆さん 目標や夢はありますか?

目標を定めて、努力すること

オリンピックを目標に、14年かかった

フェンシングには3種類ある。
エペ・フルーレ・サーブル

自分自身、背も低いし、左で剣を握っているが、自分は左利きではない。
【恵まれている 】わけではない。
たまたま、フェンシングを始めた時にクラブで余っていたのが左利き用の剣だっただけ。

毎日毎日練習した。
やればやるほどに、楽しい気持ちが出ていた。
20歳で世界3位に!

今れ育って気仙沼が、東日本大震災で被災し、フェンシングをやっていて良いのかなぁ
と言う不安と葛藤

目標達成には、失敗もある。
失敗してもいい、そこから学んで、次に活かすこと。

スポーツだけではなく、みんな一人ひとり、違った才能がある。
みんなには、スポーツでもいい、好きなことなんでもいい!
そして、周りの人、先生やご家族に相談しながら、好きな事を見つけて、努力して行ってほしい。

【好きになった事には、積極的にチャレンジをしてほしい】というメッセージを
子ども達に送って頂きました✨

子ども達の質問〉
・剣は折れない?
A〉剣は柔らかくしなる。

・剣は痛くない?どうやって判断するの?
A〉剣の先は、実は尖っていない。丸い。
剣には電気が通っていて、審判に通じる。

・頭にかぶっているものは?前は見える?
A〉ヘルメットには、金網が付いていて、初めは景色が見えないが、慣れてくると普通の景色として見る事ができます。

・フェンシングの初めの合図は?
A〉「プレ アレ」フェンシング用語は、全てフランス語。「用意 始め」
 
・トレーニングは、どれくらいやっているの?
A〉朝の9:30から夜6時まで、毎日週6回練習している。

・背が小柄ななりの工夫はありますか?
A〉最初の国際大会は、10秒くらいですぐに負けてしまった。
海外の選手は190cm、とても大きい。
しかし、大きい選手の弱点もある。一回の攻撃で戻るのが遅い。そこを攻める。

長さ14mのコート、剣を握ると
とてもキレのある動きが、とてもカッコいい!

最後に、フェンシング体験
先生が剣を握ると、子ども達も大興奮♪

蒲田小学校のお子さん達は好奇心いっぱいの瞳を輝かせて、質問の手がいっぱい上がっている積極性が素晴らしかったです♪

子ども達の質問に、真摯に答えてくださった、オリンピアンの千田健太さん
実際にオリンピアンと触れ合う事で、フェンシングに興味関心を持つ子ども達もいるかもしれません。
一人ひとり熱くなれる好きな事を見つけて、
失敗を恐れずに、挑戦し続けてほしいです✨
努力する事の素晴らしさ、失敗してもいい!
挑戦する事の素晴らしさを教えて頂きました!

素晴らしいお話を頂いた オリンピアン千田健太さん、素晴らしい機会を下さった今村校長先生ありがとうございました😊