【JAM the public〜官✖️民✖️政のネクスト・イノベーション「これからの公共空間」】
官〉国交省の中で、都市公園法の改正をリードしてきたパークマネジメントの仕掛け人町田誠 さん
民〉東急電鉄渋谷再開発の先導者!『私鉄3.0』著者で「みど*リンク」活動で大田区の公園整備でも大変お世話になっている 東浦亮典さん
政〉地元公園計画を反対運動ではなく、「もっと面白い事しようよ!」というクリエイティブな動きにする行政と市民の対話を実践された相模原市議会議員五十嵐千代 さん

【豊かな公共空間のあり方】そこに住む人、来る人、子どもも高齢者も、旅行者も、誰もが憩い集う 公園とは、街の中でとても可能性を秘めた場所!
「まちに森 ひとに愛!」なまちづくりにおいて、緑豊かな都市のオアシスとしての公園、そして都市公園法の改正で、民間とも連携しながら、従来よりももっと広がった多様な公園整備の可能性を、自治体は地域の価値を高める為にどの様に活用していくべきか。

官民政のそれぞれのステージで実践されているお話にわくわくしました!

「禁止」ばかりの公園ではなく、もっとクリエイティブな公共空間のあり方に向けて!
その根本には、地域の人々が何を望んでいるか、対話から見えてくる公共空間へのニーズを丁寧に汲み取っていくこと。

もっと楽しい公園、もっと楽しい道路のあり方(←「豊かな公共空間と道のあり方」をテーマに、6月の都議会本会議では質問をさせて頂きました!」)
に向けて、官民連携+しっかりと市民と対話しながら、魅力的な公共空間・もっと多様な公園・道路作りに取り組んで行きたいです!

先日のリバースプロジェクトの「エディブル公園のアイディア💡」も地域で実践したいなぁ❗️
素敵な皆さまのお話に、わくわく!と希望に満ちた時間と素敵な出逢いをありがとうございました🌈

対談メモ〉
市民と行政の対話をいかに深めていくか。

東浦さん〉東急で初めて公民連携課を作った!
公共空間にあまり目を向けなくても、これまでは社有地でまちづくりが出来てきたが、

その地域で、ずっとある公共施設や公共空間の価値を上げて地域全体の価値を上げていきたい。

Q 国の制度を作るときはー

町田さん〉どんな法改正や制度改正でも、これからの地域の課題や要請に応えていく

1人当たり10平米を目指して公園整備をしてきたが、

今回の法改正も、三方よし!を目指して、少しでも社会課題が解消するように。

Q 「国交相の中で、町田イズムを継承する方は居るか?」

町田さん〉今の国交相の若手は、異種格闘技や総合格闘技の世界に入っていかねば社会は変えられない。

Q 都市公園法の精神からするとー

五十嵐さん〉公園の中に駐輪場入ります?駅から3分の丁度良い公園!
市は、複合施設を作る事で、交流を作ると言うが、公園はすでに多世代交流の場所

公園にマンションを建てる事が、本当に地域の価値を高めることになるのか。

町田さん〉すごく人気のある公園だったから、人気のある公園を潰す為の法改正ではない。PFI事業の審査員、実際にやる事が正しいかは、地域でその公園がどのようの使われているかに、既に答えは用意されている。

東浦さん〉都心の土地利用が全く変わってしまい、渋谷区だけで129の公園があるが、全く手の入れられていない、暗くて、誰も遊んでいない公園。
小さな公園、その公園のひどい状況を、素晴らしい公園にする事で、近隣の住環境の価値も上がる。

NYだけでなく都心に関しては、日本も同じ。

町田さん〉民間事業者も、公園をいじる事で、周りも全体が変わる。

イトウさん〉公園の活用をマイナスイメージにしない為に、相模原は、どの様に反対運動にならなかったのか。

五十嵐さん〉反対運動には、逆に行政は強く出る!だから、反対するだけにしない!
市民の声を丁寧に汲み取る事が大切。
「反対」と言う中に矮小化させず、反対運動にさせなかった。

町田さん〉宮下公園の事例。公園というのは、デモの起点になったりもする。

日比谷公園の第2花壇。上野公園、広い広場でも、デモの起点にならない様なデザインの仕方もある。

イトウさん〉公園という、生活に密接している場所。
公園が活用されているか否か、その判断

公園の規制緩和が広がっている中で。

東浦さん〉宮下公園 我々は、真面目にもうちょっと公園らしい機能を残したかった。
公共性と違うところで、公園を使う人が、地元住民だけとは限らない。

地元って誰?渋谷民、働く人学ぶ人遊びに来る人。

公園の提案、その地域の公園に1番思入れのある地域の方が関わった方がいい。

小さい公園は、企業も手が出しにくい

町田さん〉11万箇所公園があるが、そこそこ大きい公園は5000箇所程度しかない。
10万箇所の公園は、小さな公園。

都心よりも、郊外にある公園の行く末。

パークと呼ばないで、エリアとしての

やりたい人はみんなやって見てください!という手法。

東浦さん〉東急の「ミドリンク」苗木を地域に戻しましょう!
東急沿線の花植え、地域のボランティア活動を応援してきた。

全く手の入っていなかった、荒れた公園を、ミドリンクとコラボする事で、
入場料を取れるほどの美しいバラ園になった。


イトウさん〉保育所がうるさい!という人は、近所の人ではない。

町田さん〉都市公園法、制度は出来たが、
もともと、やろうと思えば、出来た事。

1つの仕組みとして作り上げただけ。これまでも、色々な事例は出ていた。
11万箇所のうち、たった200カ所。

世の中の公園の使い方。

東浦さん〉町田さん 神泉児童公園、すごく前向きな担当さんから、担当者が変わる事で、行政の方針が突然変わったりする。
行政も、まちづくりにおいては、長い視点で、住民とともに方向を決める事。

五十嵐さん〉丁寧に対話する事

町田さん〉地域にとっての公共施設の意味
◯TSUTAYA図書館

従来の図書館の常識と、地域のニーズの乖離

イトウさん〉たまたまだが、国会議員向けのTSUTAYA図書館勉強会があった。

12人のチームで、図書館を建てる際には、移住して地域と酒を酌み交わして共に作り上げてきた意識があった。泥臭くやってきた。

公共空間ならではの難しさ。

行政、民間、政治の役割

次回〉オフィス改革 働き改革に向けて!
↑楽しみです♪

五十嵐さんの「反対運動にしない」行政への前向きでクリエイティブな提案と、丁寧な対話の場!
議員として、地域の声を共に伝えていく実例として、とても学ばせて頂きました!