【都民ファーストの会女性活躍推進本部 女性政策懇談会】
今朝は女性政策懇談会から1日のスタート!
1/3が女性議員である都民ファーストの会として、女性の多様な生き方を応援し、様々な人生の選択肢の中で直面する事柄毎に、課題を深め、都として求められる女性政策を議論しています。
お昼は【日本シングルマザー支援協会との懇談会】
 日本シングルマザー協会の江成道子さんより、女性(特にシングルマザー)の自立支援についての懇談会。
DVや児童虐待、こどもの貧困の原因となるシングルマザーの低収入の課題。
行政の支援は、母子手当てや生活保護等、困っている方の緊急的な支援として必要でも、手厚い援助のもとで真の自立には繋がらない処か、
依存により『心の自立も自尊心も奪われてしまう』事は恐ろしい事、
そしてママ達のポテンシャルが活かされず援助漬けになっている事は(ママ達のポテンシャルが)勿体無いです。

女性の意識改革と企業・行政にも意識改革が必要❗️
【真の自立支援】は変化を促す事!
シングルマザー側の意識改革と、中小企業の人材不足をWINWINにして、
ひとり親支援の抜本的な見直しと、子育てしながら働きやすい社会の実現を目指して❗️

誰もが生きがいとやりがいを持って、自分らしく働き輝く東京都の実現に取り組んで行きたいです!

以下、江成道子さんとの意見交換メモ
〇日本シングルマザー支援協会
自治体との協定 横浜市、相模原市、大阪市、静岡市、
 
支えるという視点・シングルマザーさん達の変化に、福祉の現場も驚く事がある。
 
活動して6年、シングルマザーを取り巻く現状も変わっている。
 
大阪市での、企業向けのセミナー
女性の特性・男性と女性の脳の違い『実績による研究結果発表会』
 
女性が自立する為の、「ひとり親の為の自立支援ハンドブック」
 
☆シングルマザー支援の課題
児童扶養手当5年たつと資料が一枚増えているだけ、基本的な今の考え方の中で、
 
厚生労働省の施策において、女性の自立支援の中で収入アップという視点が無い、
 
江成さんの実体験、収入が15万円で、家賃は12万円、生活保護に成れば月に40万円くらい支給されると後から聞かされた。
 
自立している人は、役所を頼っていない。誰も私たちを必要としていない。
行政の自立と、本当の自立の乖離
 
昨今の、子どもを取り巻く悲しい事件 女性の自立を支援することで、かなりの事件を防ぐことが出来るのでは?
「子どもを育てる為に稼ぎたいです」と「働きたいけど働けないからもっと支援を」
との意識の違い。

年収300万円という、現実的な目標。この目標に沿って、400、500万と上げていく人も居る。
【自立は出来ないと思っている】
【自立したいと感じるようになってきた】
【自立するための具体的な行動を探し始める】
【自立に向けた行動中、チャレンジ中】
【自立確率】
生活保護から脱却!
 
生活保護を13年かけて打ち切る⇒打ち切ると1度生活水準は下がる。けれども
 
40半ばで初めての営業職に飛び込み、年収100万円アップ!
 
☆2回の転職を経て、超大手企業へ正社員へ。定年まで働けば、年収600万円。
 
【 働き方教育 】
職業選択肢が狭い『主婦脳』から、職業の選択肢が広がる『世帯主脳』へ
 
子ども自身にも、ママが働くのと同時に、子どもも自立する事、
 
ママの自己肯定感を高める事で、子どもの自己肯定感も高める
 
ひとり親支援 貧困からの脱却へ
 
過去の福祉 から 未来の福祉へ 伸びる人をどんどん伸ばしていく福祉へ
 
全国のシングルマザーの数は120万人、シングルマザーの平均年収は200万円 
⇒ 300万円を超える事は不可能ではない。
 
一定数、福祉の必要な方も居る。
が、
 
36万人の『官』主導の・生活保護・助成金支給
児童扶養手当を受けている180万人
から、
 
『民』にしかできない
 
大阪では、窓口に来ている人たちとの連携、【意欲高いな】という方には、
文句はいらない。【なりたい自分になれる支援】
 
・横浜市 窓口への研修
・静岡市 地方創生の移住促進、
・相模原市 事業としてシングルマザーの情報、SIB、ありとあらゆる、企業がシングルマザー支援に目をつけると、社会課題を解決したい企業、グラミン、
 
自立しなきゃいけないんだ!という啓蒙
協定先の自治体を増やすことで、ひとり親家庭を応援しているのだという「ひとり親コンシェルジュ」の取組
 
男女共同のセミナー、今までの支援の形とは違う、スパルタだが、前のめり。
 
シングルマザーの意識を変える!ここが難しい。
 
「ママが変わらなければ、こどもの未来も危ない!」「企業の協力」毎日のメルマガで
ママ達の意識改革を伝えている。
 
やる気の無い方には届かないかもしれないが、
やる気があるのに働く方法が分からない方をサポートする。
 
高齢女性の貧困は、国としても非常に大きな問題。
子どもが小さい内は、児童扶養手当で十分に生活していかれるが、高齢になって気付いた時には遅い。
 
女性の学力は高い国なのに、女性は援助援助漬けで意欲をそがれがち。
社会においても、男性社会で生き抜いていく術を学ぶ。
 
ソーシャルインパクトボンドを静岡市と構築した事例。
 
こういった生き方があるというメッセージを、これからの生き方に不安と悩みを抱えている窓口に来る方60万人に伝えていく事。
 
都としての窓口においては、「はあと飯田橋」に委託をしているが、
 
民間のノウハウを、民間でシングルマザー向けの支援事業は生まれているが、長く続いていないところも多い。ビジネスとしての収益性、
行政からの補助金を求めているものでは無い。
 
産業労働局と、特定就労困難者支援
 
民間企業とつながっていないと、しっかりとした就労支援には繋げられない。
ハローワークと繋がるだけで、良い仕事と結びつく事は無い。無料で質の高い仕事とマッチングする事の難しさ。
 
自治体の補助金だけに頼っているわけではない、
 
定着支援に力を入れているので、企業とママの誤解、悪気が無く企業がやっている事
「俺の若い頃は、寝ずにやっていたんだよ!」等に、女性が傷つく事も多い。
そういったシングルマザーの仕事のつまずきにも寄り添い、
仕事を続けられる様、つぶれない人材、つぶれない仕組み
 
SIB 福祉と金融 日本グラミン銀行の取組