【平成最後の東京都議会『退位の礼にあたっての奉呈文』決議が行われました】


今上天皇陛下の御退位にあたり、都議会は伝統的に全国議会の範たる全国初の(国会創設よりも歴史ある)議会として国事行為にきちんと対応してきた。との事で、本日は『退位の礼にあたっての奉呈文』決議が行われ、議長名で宮内庁に奉呈されます。


小池知事からは、「内平らかに外成る」

国の内外がよく治まり、平和が達成されることをいう「平成」の典拠となった諺より、


【戦争のない時代であった平成】について、思いを巡らせ、自然災害の多い時代であった中で、東京都においても大島の噴火、三宅島の大規模な台風被害を受けた際にも、天皇陛下・皇后妃殿下は現地を慰問され、被災者に寄り添い、勇気付けて頂いた事への、心からの感謝の言葉が述べられました。


平成から令和へ

新たに迎える時代が、平和で心豊かな時代となりますよう 心から御記念申し上げます


【退位にあたっての奉呈文】


天皇陛下におかせられましては


長きにわたり 常に国民に寄り添い


その安寧を祈り続けてこられました。


数々の公務に御精勤になられた天皇陛下のお姿は


都民ひとしく敬慕の念に堪えないところであります


ここに東京都議会は 都民を代表して


謹んで感謝の意を表します


平成三一年四月二六日

東京都議会議長 尾崎 大介