【平和島駅周辺地区まちづくり協議会】
魅力あふれる平和島駅前再生に向けてー
国際空港を抱える大田区の臨海部を有する平和島地区。
旧東海道美原通り、ふるさとの浜辺公園や海苔の博物館・平和島アスレチック・BBQ場・競艇・Bigfan映画館等、大田区のレジャーと観光資源の集積した玄関口でもある。

平和島駅前の再生に向けて、4月14日「平和島駅前地権者準備組合発足会」が開催され、
まちづくり協議会と地権者の会議を共に進め、協議会として地域の為に地域の皆様の理解を深めながら、まちづくりを進めていく。
とお話がありました。

大田区から都市開発課長の大木さん、担当職員の方も3名出席され、自治体と地域のまちづくり協議会・地権者の皆様が、共により良い地域の未来について話し合う場と機会づくり。
しかし、あくまでも民間の再開発であり、具体的な地権者の要望をぶつけ合って、その取り組みをまちづくり協議会は支援する。
これからは地権者が主体となって進めて行ったほうがいいのではないか、協議会はそのサポートをする。
A街区の再開発に総論は賛成でも、個々の建て替えにおいては、合意の難しさなども感じられました。
しかし、何十年も前から、何度かこういう再開発の声が出たが、進まなかった歴史もある。建築基準法の縛りもある。と言う中で、

地域住民発意のまちづくりの推進に、行政がどの様に後押しできるか。

◎この平和島地区は、蒲田に次いで乗降客数も多いが、
✔︎島へのアクセスが不十分。
✔︎京急線が高架化したが、駅前ロータリーが無い。
✔︎駅前広場が無い。
糀谷駅周辺地区の再開発も、何十年と言う年月がかかり、地権者優先で店子の8割が出ざるを得なかったとの批判もあったが、
再開発が完了して、ツインタワーの完成と
開かれた駅前広場の完成により、地域の活気が生まれた。との意見もありました。

“商業空間にとどまらず生活機能や地域中心としての多目的性を満たすパブリック機能や回遊性を促す「地域センター」としての集合体が求められる”と
A街区の【広域交流促進】としての役割。
単なる老朽化建物の建て替えで終わるのでは無く、
その地域にどの様な機能が求められているか、行政・まちづくり協議会として地域の声や想いを集約し、点では無く、面として捉えた「3眼レフ」型(重層的な)まちづくりが求められます。

地域の歴史や文化に根ざした、景観づくりも踏まえて、魅力あふれる平和島駅前再生が進む事を願っています。