【大田区長選挙 公開討論会@蒲田西口広場】
冷たい雨の中の開催でしたが、青年会議所大田区委員会では、箱の中だと関心のある人しか来ないが、通りがかりのより多くの方に聞いて頂きたいと、駅前で開催しています。
テントの中は熱気で満員!各候補者の政策一覧表も配られ、どの政策にどれだけの重きを置いているのかを知る上で、とても良い取り組みであると感じました!
ご出席頂いた各候補の皆様、寒い中会場に足を運んだ皆様、運営されたJC大田区委員会の皆様、コーディネーター・日本若者協議会 室橋祐貴さんありがとうございました!

公開討論会の模様は、東京青年会議所大田区委員会のページでも動画を配信予定です!
https://tokyo-jc.or.jp/business/forum/

以下、公開討論会メモ(寒さで手がカジカミ、途中全てメモしきれなかった事をお詫び申し上げます)↓
【自己紹介と将来ビジョンについて】
神田さん〉東大で、30年耐震性や街の安全性の研究に取り組んできた。国会の建築基本法制定の議論にも携わってきた。東日本大震災を受けて、街のあり方、震災対策のあり方。NPOおおた幸せで福祉のあり方に取り組んできた。

岡さん〉区議会議員として8年。防災対策特別委員会の委員長、区議になるまではファイナンスの仕事。老朽化した建物の長期計画、今の区政を踏襲しながら、改革に取り組む。3人のこどもの父として、挑戦。

松原さん〉池上生まれ。畳屋や消防団として、父の地域活動を見て育った。4つの大きなものに直面。高度情報化社会、グローバルとグローカル、物事が複雑化する中で、地域力を核として、人生100年時代の地域力による区政をより強化し地域が共生する地域を築いて行く。

神田さん〉建築の耐震性とまちづくり
大田区を安心で安全な街のしてゆきたい。防災減災対策は急務。国や都の課題に、区として何ができるか。
大型プロジェクトが多いが、福祉や子育て
福祉政策の地域プロジェクト会議を開催して、地域の状況に合わせた公共サービスの優先順位を決める。交通の便、高齢者や障害者に不便な地域もある。保育の環境、その地域にどう行った公共サービスが必要。
子育てに苦労している方、予算配分の優先順位を変える。
要支援ギリ、学童、地域力と言いながら、区民ボランティア任せの福祉サービスを、行政として責任を持って福祉や子育てに当てていく。

岡さん〉住民税20%減税を公約に掲げている。本当にできるのか?この5年100億円規模で余っている税金は、区民のものだから、区民に還元する。区役所が集めて、区が余らせるのでは無く、区民の活力に変えていく。皆さんの税金を皆さんに還元する。区役所中心主義から、区民の皆さんが、主体となった区政に変えていく。
テクノロジーを使って、区民への情報公開、区民の皆さんに便利なスマート区役所によりより良い行政サービスする
日本の最低賃金が低い事を、製造業の街大田区から、最低賃金を上げていく。公契約の最低賃金を1500円に上げていく。
みんなが元気に働く活力ある大田区を。

松原さん〉人生100年時代の高齢者
在宅医療サービスの一層の需実。
未来を担う子どもの権利が守られ、フレイル予防、障がい者支援の充実、待機児童解消
児童相談所機能を備えた、こども総合支援センターの創設、防災基金をつくり、安全安心のまちづくり。
公共施設の計画的な建て替え。中小企業賑わいと産業まちづくり、観光 大田ブランドの発信。新産業の発信、区内産業の既存産業の維持と発展を図り、新産業創造発信拠点を作っていく。

総合防災力の強化】
「地域の自治会町会・防災訓練にも青年層の参加意識が低い事に対して」

岡さん〉iCTの活用。ハザードマップを活用して、個々の防災計画に活かす。データ・アプリの活用。

松原さん〉防災訓練は、町会長としても行ってきた。若い方の参加が低い。被災地からの教訓からも、日々の意識の向上、中高生の参加を促し、防災に触れて楽しめる防災訓練。防災運動会の実施、マンションの防災訓練がほとんど行われていない。もっと行われると良い。普及啓発をしながら、意識を高めてもらう。

神田さん〉
首都直下地震の被害想定、60万戸の倒壊が予想され、被害想定を8割、6割と下げていく。
大田区は、早い段階で耐震化は図っているが、更なる耐震化の強化。
避難・防災訓練 釜石では、小中学校の防災教育により、1人も死者を生まなかった。

待機児童解消】
「待機児童にカウントされない潜在的待機児童対策について」

松原さん〉こども達が保育園に入れないことは大きな問題、昨年は250名、今年は850名分16園の整備により、7600名以上の保育定員を増やしてきた。保育士応援手当の充実にも取り組んできた。
子育ての相談、メール相談、様々な相談体制の充実。

神田さん〉待機児童を減らすのはもちろんだが、園庭がない保育園が6割。区立の保育園から、どんどん民間になり、保育の質が心配。学童の確保も、もっと区が責任を持って整備すべき。近隣区よりも、充実を図っていきたい。

岡さん〉3人のこどもの父として。
保育園は増やしてきたが、1.19に到達していない出生率は伸びていない。
子どもを育てる人たちの、経済的支援、病児保育の充実、ベビーシッター制度、住民税減税で、その分を子育てに使えるように、最低賃金を上げて、子育て家庭を支援していく。

「各候補より質問クロストーク」
岡さん→松原さんへ〉
防災基金を創るというのは?

松原さん〉防災は、区民アンケートでも、もっとも関心が高い。ハードとソフトの充実には、防災基金を当てて、地震に強い街を作っていく。
お金が余っているのではない。事業を成し遂げるために必要な。

神田さん→松原さん〉
福祉が大切、こども達の応援と言っているが、議会も傍聴したが、大型プロジェクトに10億円の積み増しをした一方で、こども達の予算は150万円、福祉予算は削られている。

松原さん〉構成比は別だが、福祉予算は9億円増え、サポートピアで8億減っている。
元気高齢者、フレイル予防、大田区は幅広い福祉政策をやっている。

【最後に一言づつ】
神田さん〉まちづくりを中心に考えている、緑を増やすのみならず、安全に暮らし続けられる街を作っていく。

岡さん〉魅力ある大田区を作っていきたい!

松原さん〉3期12年やってきた。大田区民が住み続けたい、魅力的な大田区を更にやっていきたい。