【丸ごと“生き方支援”ここに居るのはみんな仲間・1人じゃないよ!】
おおた不登校・ひきこもり地域家族会発足記念講演会
「ひきこもり大学in大田 家族学部 家族関係再構築学科」
地域で生きづらさを感じている方の居場所・繋がり・当事者に寄り添う支援を考える。

内閣府の調査では、中高年のひきこもりが61万3千人・全国でひきこもりの方は155万人(都内16万人)という発表があり、これまで東京都で青少年問題としての扱いでは、支援が実態と乖離しているという問題点から都議会でもこの問題を議会で大きく取り上げ、
4月より青少年・治安対策本部から厚生委員会に所管を移すに当たって、私も厚生委員会予算審議で、当事者の想いに寄り添う支援の充実を求めました。

【当事者のことは当事者にしか分からない】
そもそもが、価値観が違う。
子どもも、親の気持ちがわからない。
「この子この将来どうなっちゃうんだろう」
親の焦り、お父さんに「お前の育て方が悪かったんだ!」と言われてお母さん達も辛い。
「あなたの為に」「良かれと思って」
・親としての想い
・本人不在
親として、一生懸命働いて、一生懸命育ててきたのに、なぜ我が子が!

社会の歪みの問題だからこそ150万人のひきこもりが生まれる。

親の問題じゃない。ボタンの掛け違いを、掛け直す作業。

親も、本人を愛しているからこそ、
自分を責めない。苦しまない。1人で抱え込まない。変わろうと思わない。

お母さん・お父さんが愛し合って生まれた子ども。
【本人は必ず自分の足で生きる!だから信じて欲しい】
親が孤立しちゃダメ❗️信じて、地域支援組織・家族会とつながる。

「私たちは、社会に問うている」子ども達の絶叫。
何で学校へ行かなきゃいけないの?働かなきゃいけないの?社会への疑問。

『ひきこもり新聞』『ヒキポス』

内閣府の実態調査
【ひきこもりの原因】でも原因・理由は様々。
社会参加や就労支援ではない【生き方支援】

東京都でも15歳から64歳まで、4月より支援対象が広がった。

親のせいでも、本人の甘えでも怠惰でもない!【社会の歪みの問題】

親の会の必要性
・同じ悩みを持っている人がいっぱい居る
・同じ事を考えている人がいっぱい居るという安心感

家族会に入ることによって、専門家の適切なアドバイスなど、具体的に教えてもらうことで、先の展開が見えてくる。
大田区の保健所の担当の方、社会福祉協議会、民生委員、就労支援施設スピリッツさん。

ひきこもりというのは、1つの事象であって、原因や課題は一人一人違う。
様々な組織、専門家との繋がりを作ること。

【1人で悶々と考えるのは止めよう!】
親が前向きに外に出ること!つながること!話すこと!

【カタルシス効果】気持ちが楽になる。軽くなることが大事。
本人の葛藤をどうするか。チャンスをどう見つけるか。

当事者・親の会の皆様のお話から、
地域における【親の会】の重要さを実感しました。
当事者の皆さんが行動を起こしたことにより、今、都のひきこもり支援も大きく動こうとしています!

東京都として、青少年・治安対策本部から福祉保健局の所管になったことは、その一歩。

今後の支援の充実に向けて、貴重な示唆を頂きました!これからも厚生委員会委員として、都議会でも当事者・家族会、いきづらさを感じて居る方々の想いに寄り添う支援の充実に向けて取り組んで参ります!