地方自治を考えるおおた実行委員会による
【大田区長選挙・大田区議会議員選挙公開討論会】
消費生活センターにて、会場は約120席が満席でした!生活に最も身近な区政について、党を超えて区議・候補予定者の皆様のこれまでの取り組みと、今後区政で何を実現したいかを伺う貴重な機会となりました。

東京都では、小池知事の女性首長の視点と、都民ファーストの会の1/3は女性議員で、待機児童約40%削減や、災害時避難所となる体育館への空調設置の為の自治体支援の予算、テレワークの推進等、スピード感を持って政策を進めていますが、

都でいくら良い制度が出来ても、地元の自治体で制度化されなければ、区民に政策が届かない!

ぜひ、命と暮らしに寄り添う政策を、大田区政で実現して頂くために、候補の皆様の想いを聞いて、大田区の未来を選んで頂きたいです!

実行委員会の皆様 ありがとうございました!


順番は、あいうえお順
自民党 大森あきひこさん〉
自民党は、各出張所一名づつ立候補して地域に責任を持つ。大田区は51%は福祉である。地域の課題、呑川にも取り組んできた。今後は、親亡き後の障がい者の居場所を、大田区の持っている千葉の広大な土地(さざなみ学校跡地?)に整備していきたい。

立憲民主党 小川あずささん〉
長年主婦として、夫の仕事でインドネシアに赴任した際、年金の無い人が路上に立っていた。
年金は勝手に運用され、日本でも年金が安心できない。高校の非常勤で働いて来たが、非常勤で結婚出来ない教育現場の問題。教育現場の雇用環境を変えていきたい。

無所属 金子富夫さん〉
東京消防庁に居た防災の専門家として、地域防災の充実に取り組んでいく。東京には40m以上の高層ビルが多くある。ドローンに消火ノズルを使った防災実験にも安倍首相にも言われ取り組んでいる。

生活者ネットワーク 北澤潤子さん〉
幼稚園の現場で長年働いて来た。国の幼児教育無償化は良いが、株式会社立の保育園も増え、77の保育園には園庭が無い。質は本当に担保されているか?安全に預かっていれば良いと、外遊びの経験の無い保育園。増える虐待への懸念。家庭と学校以外の場所の重要性、今区内の20の児童館を減らす方針を危惧している。要支援、通所を減らして、総合事業に丸投げをしている現状。超高齢社会を地域の方が安心できる居場所・子ども達の見守りを、地域と協働で作っていく。

共産党 清水菊美さん〉
みんなで政治を変えよう!というみんなと政党は違えど、協力して政治を変えていきたい。提案型で、提案を行って来た。病院で管理栄養士をして来た。成人病を生活習慣病という名前にした。何でも自己責任の社会を変えたい。女性は静かにしておけ、子どもは女性が見ろ!という区議会の風潮に驚いた。
障害のある方が、一時預かりの場が無い。ようやくサポートぴあにショートステイが出来た。特養ホーム、認知症ホームが足りない。
7年間で4.3兆円の社会保障費を削って来た安倍政権に退場して欲しい。

共産党 杉山こういちさん〉
金子市議の後継、全日空で航空機整備に従事して来た。働き方改革、残業により亡くなる方の無いように、して行きたい。
27年前でも、待機児童はあった。共働きで、子育てして来たのは、地域の力。待機児童対策にも取り組んで、誰もが安心して暮らせる大田区を築いていきたい。

無所属 津田ともきさん〉
生まれも育ちも大田区。地元企業のセガで労働組合の執行委員長をして来た。普通に生活して幸せを実感できる大田区にして行きたい。
社会保障費、医療年金福祉子育て。国や都から予算が降りてくる以上、区としていかに充実させるか。
現役世代の収入も下がっていて、貯蓄の無い若い人も多い。年金の6万円余りでは、安心して暮らす事が難しい。
北欧型の社会保障費を目指すべき。介護と保育、ダブルケアの問題、人手不足・保育介護従事者の雇用環境の充実。公契約条例が今大田区には無い。安心して暮らせる雇用環境の整備に取り組んで行きたい。

無所属 寺田かずともさん〉
大田区の生まれ育ちでは無いが、よそ者・馬鹿者・若者が地域を作る。草の根民主主義の現場をアメリカで見て来た。
羽田空港の玄関口である大田区。多くの市民団体があるが、地区割りや縦割りで、うまく繋がっていない現状に気付いた。3年前母が倒れ、生活支援、地域の繋がりの大事さに気付いた。地域の見守り支援・声かけ。
区内の外国人とも違いの違いを理解して進んでいく事。区民の草の根の力を活かして取り組んで参りたい。

フェアな民主主義 奈須りえさん〉
平成24年の厚生労働白書 社会保障バイブル
地域や家族の繋がりが薄くなった為、社会保障が必要になった。家族や地域の代わりに個人を支える。大田区は、地方分権で何が起きたか?社会保障の責任主体が、これまでは国だったが、区市町村 大田区の責任に変わった。社会保障の責任は非常に重要。
土地が高い・財政が厳しいと言うが、土地が高いと固定資産税が沢山入り、人が多ければ住民税が入る。23区は法人税も豊かである。大田区で出来なければ、地方じゃ出来ないはずだが、地方の自治体の方が特養も多くある。165億円で羽田空港の跡地を購入したが、投資ファンドに貸し出し、1265億円の1/8を新空港線に使う。税金の優先順位を決めるのは、大田区長。神田順さんと共に、より良い大田区を!

緑の党 のろけいこさん〉
全ての政治は、命を繋ぐため。
中国残留孤児の支援に取り組んできた。帰国者を、連れ帰らずに、3万円の葬儀代のみで戸籍を抹消した。この街で日本人62世帯97名の中国残留孤児の方が大田区に暮らしている。国が法改正を行い、大田区は23区で1番園庭の無い保育園が多い。人件費が21.5%という民間保育園の実態。扶養学が100億を超えた大田区。今年度は147億の税金・本来区民に使われるはずの税金が、使われずに積み残された。
大田区の無認可園で、何年も都から監査で問題を指摘され、立ち入り調査を求めたのに、6か月のお子さんの命が失われた。
区長を変えて、大田区を変えて参りたい!

立憲民主党 平野春望さん〉
大学から東京へ。川崎と大田区で発達障がいの子どもの支援に携わって来た。その中で、川崎でワンストップで受けられる支援が、大田区で届いていない。少子高齢化、生産労働年齢の減少に対して、障がい者雇用の充実。高齢者の活躍の場、健康寿命の最も長い山梨県は、図書館が全国平均より多い。大田区でも図書館の充実に取り組みたい。皆さまと共に進めていきたい。

共産党 福井りょうじさん〉
住宅の整備も、社会保障においてとても重要である。東京都の調査で、夜間インターネットカフェ利用者の4人に1名が住む場所がない1週間パック1万3千円」
安心して暮らし続けられる住宅の場を提供する事が大田区の仕事だと考える。年金を増やすのは国の仕事だが、住宅を増やすのは大田区の仕事。障害年金で暮らして来たご婦人は、「生活保護は貰いたくない、長生きして申し訳無い」と言う社会を何とか変えたい。



何名の候補の方のお写真がブレていて、撮れていなかった事をお詫び申し上げます。