ものづくり大田区“熟練×革新 ものづくりスタンダード”
午後は【町工場・海外ベンチャー連携創出プロジェクト事業報告会】へ!
2017年に国内ベンチャー企業と連携調査を実施した。ベンチャー企業の抱える課題解決に向けたソリューション、海外企業の困ったを、大田区の技術で解決していく。海外ベンチャー52チームが応募。
年間85000人の乗降客を誇る羽田空港を有する立地を最大限にいかして、大田区がアジアのものづくり研究開発のハブとなる❗️下請けからの脱却を目指した新しい創発機会を❗️とアジアベンチャーと大田区の熱いものづくり企業の熱気を感じました。


◯ 微生物培養からケナフ繊維を【Acet Innovatesマレーシア×I・OTA合同会社】
持続可能な自然由来の繊維を作成。通常3〜4ヵ月→酵素液を使えば3日に短縮し制作出来る。生態系への影響。大田区からの補助金を受けて、全自動。そこまで精度は要らなかったという裏話も有るが、1ヵ月で図面が出来2週間で組み立てて、完成した。

◯犬用の介護・リハビリ用車椅子の開発
【NET タイ×株式会社サンリキ】
カラフルで最高品質の車椅子が完成した。
ペットも人と同じように病気や事故、老化で歩行できなくなってしまった、ペット向けのリハビリ装置や車椅子の開発。

◯マリンスポーツ中継に対応したドローン用制御システムの開発
【Red Dot Drone シンガポール×江和テクノ合同会社】
現状のドローン空撮では、ドローン1台につき最低1人のパイロットが居る。
選手を特定するためのGPSとプログラミングにより、複数ドローンをAIを用いて自立無人飛行で管理するシステム。4/4


【これから大田区の町工場が、世界のものづくりを担えるのか】

『インバウンドグローバリゼーション』
熱い思いを持ったアジアのベンチャー
やりたいという情熱を日本でカタチにして、
日本で法人をつくり、世界に通じる

I OTA合同会社
フルハートジャパン國廣さん〉

株 ラングレス 山口さん〉
生体情報を読み取って、「あなたの気持ちが手に取るようにわかる」をコンセプトに、心拍から自律神経を解析して感情まで読み解く。人の心拍も洋服の上からも解る。

海外のベンチャー企業の方も、かなり日本のベンチャー企業に話が来る様になった。
町工場を中心に、グローバリゼーションが起こって来る。

ドローンファンド共同創業者 大前さん〉
ドローンファンド。日本でドローンに関する企業に特化し、1号ファンド16億、第2号ファンド50億円規模のドローンファンド。
これからの社会には、様々な場面で必ずドローンが必要となって来る。

論文はいくつも書いている。設計図は書いたことはない。量産したことは無い。
アジアの大学初ベンチャーのすべての企業が抱える機会に!
「日本が助けてくれる!」
日本のイメージ
・日本は高い →が、中国等はロスも多く品質で考えたら結果的に高くない。
・言葉が難しい
・少数試作が得意だが量産は出来ない→少数から量産まで可能!
日本のものづくりは、論文は書いたことは無い。けれども、生きた技術がある。

大学のハブとなるネットワークを日本で束ねて日本の町工場と結ぶプラットホーム作りが今後求められる。

山口さん〉犬の車椅子の開発を行う際に、
ワンチャンに“つけ心地”を心理状態から探る。日本で、犬の関連のものづくりをする際に、多くのハードルがある。
会議室や公共の場に犬を連れて参加するハードルがある。

丸さん〉たったの5ヵ月で全てプロダクツを作ったのは奇跡的。

大前さん〉ドローンの業界というのは、まだ実証実験段階のものが多い。
 ・江和テクノ合同会社と開発したGPSモジュール
産業ドローン、日本のものづくりとして、各産業で必要とされる質の高いドローンの開発が求められる。

ボブスレーも良いが、部品から全てメイドインOTAのドローンづくりは?

國廣さん〉産業設備も含めて、量産も、ものづくりも、全て大田区で可能!
ただ、作って欲しい!と話が来た時に、お金がない場合もままある。そういう際にお金を出して貰える事も重要。

ファンドはどうなっている?

大前さん〉日本に対するドローンへの期待。
いったん日本で上場して、羽田空港の跡地が、東南アジア製造業の聖地として、羽田空港跡地産業交流支援施設へ。
アクセレーションプログラム。

丸さん〉スピードアップさせながら、チャンスが巡ってきたらお金も出すような、羽田から新しい産業連携が生まれ

日本の企業が、海外のベンチャーとどのような視点を持って連携すれば、新たな創造につながるか。

國廣さん〉コミュニケーションプロブレムに関しては、ものづくりのマインドで、相手の思いを想像してものを作る。
大田区は、加工部品だけではなく、開発設計分野においても、企業間連携を進め、アジアの各都市との連携を進めていく。

山口さん〉
日本のベンチャーが関わる事で、日本のもつ弱点・ラングィッチバリアを超えなければならない。世界との言葉の壁。世界で戦うという事のマインドセットについては、学ぶことが多々ある。ラングィッチバリアとグローバルに出て行くという事を、学ばせて貰う気概で、グローバルに挑戦することが重要。

大前さん〉
発信しているものを受け取るチカラ、こちらから発信するチカラと技術。
情報、やり方次第だが、出逢えば、何十倍にも発展する出逢いがある。
海外から「こういうものが欲しいんだよ!」というニーズを敏感にキャッチすること!

丸さん〉日本の国内のベンチャー企業、ベンチャーキャピタルも含めて、アジアの熱のあるベンチャーと日本の思いのあるベンチャー企業の連携によるプロダクツは、その国に返すのみならず、ヨーロッパやアメリカでも成功する大きな可能性を持っている。