日本の女性議員比率は世界158位!!意思決定の場に多様な声が生かされる議会を!

昨日は【Qの会2019.1.29院内集会 議員の半分に女性を!!クォータ制を守る会】へ
昨年5月国政選挙や地方議会議員選挙で候補者数を男女均等にするよう政党などに促す議員立法『政治分野の男女共同参画推進法』が全会一致で可決し、4月の統一地方選挙は初の適応となります。

都民ファーストの会の女性議員有志で「女性のための政治サロン」を開催し、都議会に女性議員が増え、子育て当事者、子育てと介護の両立に悩むダブルケアの課題や障がい福祉等、当事者家族の声を直接都知事にも届けられる環境の中で都政は大きく前に進んでいます。

しかし、東京都でいくら力を入れた支援制度も、現場である基礎自治体で制度化されなければ現場のママが使えない現状が大田区にもあります!
 
現在、大田区議会でみても、女性議員は10/48(定数50)名。20~40代の女性議員さんは居ません。子育て当事者のママ達に、ぜひ、政治は自分たちに無関係なものでは無く、保育園のこと、公園の事、子ども達の育つ環境やまちづくりの事、全部身近な政治そのものなのだと関心を持って、そして日々の困りごとは、1人の問題ではなく、社会の変化に制度が追い付いていない事が「困りごと」になっている!困りごとの中にこそ政策がある!と、ぜひ多くの子育てママ・女性の皆さんに声を上げて頂きたいです!
 
大山先生〉「ヨソモノの声を生かせ」これまでの地方議会では、企業代表や団体の声しか反映されづらかった。地方が生き残る為には、多様な声が生かされることが重要となる。
 
2部では、4月の統一地方選挙に出馬予定の女性候補の方々から、女性の視点を生かして何を訴えたいかを意見表明して頂きました。
 

学童職員、ディズニーランドダンサー、通産省付き記者、働くお母さんの声、LGBT当事者、本当に多様な候補の皆さまが居て、皆さんに頑張って頂きたい!とエールを贈ります!
 
・エネルギー問題・自然環境問題
・女性議員を増やすという事は、誰でも良いという訳ではない。良い人材を育成する事。

・赤松政経塾3名、社会のスピードに制度が追い付いていない。働きやすさを働き替えに!

・パリテアカデミー、35歳以下の若い候補者の育成。3名、子ども食堂を2年運営する中で、シングルマザーの生きづらさに寄り添ってきた。妊婦加算なんて、なんで通ってしまったのか?今の政治への憤り。本気の子どもの貧困支援を!

・ダンサーから女性行政書士へ、LGBT当事者として。多様性をパワーに変えて誰もがありのままに生きられる社会へ。

・開発と環境破壊優先の政治を、人にやさしい政治へ変えていきたい。

・円よりこ女性の政治スクール 公務員は差別が無いと思っていたが、女性職員の給与は上がってこなかった。一番大変な係長になる時期と子育ての大変な時期が重なってしまう。
・女性議員が一人もいない自治体も未だある。

【個人的なことは政治的なこと】
・市議会議員による市の職員へのセクハラがあった。セクハラは重大な人権侵害!女性議員が増えれば議会が変わる!市民の暮らしを守るのは共に暮らす市民の視点を持つ女性!

【鳥取は、女性議員はたった3名、県議会議員は女性がとても少ない現状がある】

・埼玉県の買春疑惑議員問題があったにも関わらず議長や市長に。定数一の難しい選挙。
・食の安全を求めて女性議員を排出してきた。女性市長候補と共に、子ども達が健やかに成長できる環境問題の推進。

・【議会は社会の縮図であるべき】様々な立場の議員がいる事が多様な意見が反映されるという事だが、地方では世襲議員が多い現状がある。

【地方政治の未来は女性が救う】これまでは政治と自分はかけ離れていると思っていたが、シングルマザーとしての辛さも感じる中で、今の政治にはリスペクト出来ない!でも、政治には可能性があるはず!

・16年公務員をしてきたが、いまだに組織の忖度により行政が運営されている。忖度行政では市民の暮らしは守れない。大阪府議会には、たった4人しか女性がいない。
大金持ちがもっと大金持ちになる政策ではなく、
 
・鹿児島県内には女性議員ゼロが15もある!
1999年の地図と2015年の地図、黒い自治体には女性議員が居ない。20年で大きく変わったが、鹿児島県は未だに遅れている。
フォーラムを開催して女性議員候補の掘り起こしを行い2名の女性候補が挑戦をする。法律が出来たことが後押しとなって居る。
 

・障がい者福祉を変えたい。当事者家族として意思決定の場に。元気高齢者の活躍の場を
【シンボルとなって居るミモザの花】
・公職選挙法のなぞ。駅頭の占有権?
・緑地をつぶして道路をつくる是非を巡って住民投票を実現したが、投票率が50%を超えず、開票もされずに投票用紙が捨てられてしまった。環境と人権、市民参加を進める。

・4人の子育てをする中で気付けた様々な課題。女性であることが重要なのではない。多様な視点を声を上げていく事。

・山梨県議会も女性はたった一人。男女共同参画アドバイザー養成講座したり、県としての取り組みは早くても、実態は議会に女性議員が居ない現状。2012年ムヒカ大統領

【それって政治だよ!】2期8年で変わる事で県内に140名の元議員が地域に帰っていく。
 
シンさん〉最近の政治は、益々私たちの声と遠ざかっている。そういう、生活の中の想いで、政治を変えていく事

三浦まり先生〉男女同数をめざして、各政党の競争は既に始まっている。男女同数か、均等か、法律にどういうことが書かれたか、よりも、私たちの意思の方が重要。この法律をどう生かしていくかにかかっている。新しい女性のうねりの年となる。
【今年はパリテ元年に!!!】今年を基盤として、更に躍進につなげていく。