【平成30年度東京都医師会年末懇談会】
本日は都議会厚生委員会後、委員会メンバーで出席させて頂きました。
 
日頃より地域医療にご尽力頂いている先生方も多くご出席され、地域完結型医療への病診連携の推進と都立病院の役割、予防医療の充実・高齢者への肺炎球菌ワクチン助成の継続の課題、フレイル対策とドゥーラ等の産後ケアの充実等、貴重な意見交換をさせて頂き、ありがとうございました!



東京都医師会 尾崎会長より〉

性教育、しっかりとヘルスリテラシーを持った人材育成を行っていきたい。
オリンピックパラリンピック対策、都議会での受動喫煙禁止条例が制定され“煙のない都市づくり”に一層取り組んでいく。


日本医師会会長 横倉会長〉

今年の漢字は「災」自然災害の多い一年であった。大阪震災、豪雨、北海道地震、医師会としてJマットのチームを出して、被災地の皆さんの健康支援に取り組んでいる。
年末の税調の消費税の問題。
医療は非課税のするというのが、平成元年の消費税導入の際に決められていた。
今回、控除対象外消費税については、補填の誤りに対して是正を行い、医師および医療人材の働き方改革に向けて、建物および施設の特別焼却制度の拡充・見直しが図られた。今後設備投資の促進が期待される。
事業承継税制を創設する方針、これまで中小企業から外れることも多かった、個人立の診療所に対しても、事業承継が行いやすくなった。
生育基本法、小児基本法として作って欲しいと20年前から取り組んできた。
母体保護から、妊婦さんの生育保護に向けて。産婦人科・小児科のみならず医療界にとって朗報。予算も大詰め。
地域医療確保基金へ100億円+932億円
医療機関でのICT化に向けて300億の基金


小池東京都知事〉

今年7月には、オリンピックを目前として受動喫煙防止条例制定に向けて、東京都医師会の先生方に大きくご尽力を頂いた。
暑さ対策に向けて、医療の観点から、どの様な工作を講じるべきか、具体的な提言を頂いた。
来年度予算 受動喫煙対策の有効な実施、フレイル対策に力を入れていくべし!
母子保健・学校保健・災害時の病院機能の強化、
これから高齢化が加速度的に進んでいく東京において、ととしてフレイル対策をしっかりと知って頂き、対策を行なっていく。
来年は、改元、ラグビー、オリンピックに向けて大きな事業が目白押しの年、先生方と一層連携しながら医療政策を前に進めていく抱負が述べられました。


議会を代表し長橋副議長〉

オリンピックを直前にして、受動喫煙防止条例を制定した。
都庁は全庁喫煙を行い、議員も禁煙に取り組んでいる。
オリパラ後にレガシーとして何を残すか、国よりも厳しい条例を作ったことが大きなレガシーとなる。
25年には、団塊の世代が後期高齢者となる。
フレイル対策、認知症対策に一層力を入れていく。


乾杯の御発声
現在の医療体制とニーズがミスマッチングを起こしている。
人生60歳時代の病院完結型医療から、100年時代の地域完結型医療へ、地域医療においても変革の時にあるとの課題から乾杯。


本年より厚生委員を拝命し、都民の命と暮らしを守る医療・福祉政策の向上に向けて、一層邁進してまいります!
東京都医師会の先生方、地域医療に日頃よりご尽力頂いている先生方、引き続きのご指導よろしくお願い申し上げます!
本日も有意義な意見交換の機会をありがとうございました🌈