移転するのは“場内”!築地場外市場・築地の食文化は残ります!
本日 豊洲市場が開場しました。昨日は、築地最終日。
【解体工事の安全性を求めたアスベスト勉強会】に参加しました。
全国の中央卸売市場が老朽化を迎えようとする中、最大規模の築地市場において、全国の解体事業のお手本となる様なアスベスト対策、東京都・卸売市場・解体事業者におけるリスクコミュニケーションの構築が求められます。

 勉強会終了後、せっかく築地に来たので海の幸を求めて場外市場のお寿司屋さんへ♪

場外市場の皆さんは、「マスコミでは“築地が移転する!”としか伝えない。移転するのは“場内”のみで、場外市場はそのままだと云うことをもっと伝えて欲しい!」と仰っていました。

今週土曜日 10月13日には【築地場外市場まつり】が開催され、今後も東京の食文化・観光拠点として期待されます!

築地市場のすぐ前にはがんセンターがあり、近隣の保育園の園児さん達も、市場のすぐ近くまでお散歩に来ていました。
先ず第1に、解体工事においては安全性を最優先にする事。

そして、豊洲移転の先延ばしが批判されていますが、そもそも巨額な費用を投じながらズサンな工事で、地下水対策も行われておらず、ターレの動きも把握されて居なかった様な状況。
もし1年前、開場後に基準を大きく上回る汚染物質が検出されて居たら、それこそ風評被害は免れなかったと危惧します。
市場内通路やカーブミラーの設置等、使い勝手の向上と地下水管理システム等の工事は、必要であったと考えます。
石原知事時代からの膨大な赤字計画を、今後どの様に圧縮して行くことができるか、前知事時代からの負の置き土産、課題がまだ山積して居ますが、今後築かれていく新しい東京の拠点となる豊洲市場の円滑な運営と

オリパラ後のレガシーとしての築地再開発の在り方等、現場の想いに寄り添い、築地の伝統と食文化を守って行きたいです!