昨日は娘が風邪をひき、寝かしつけてから
東京都税理士政治連盟の定期総会へ『租税制度に関する要望書』を受け取りました。
今朝は『第73回大和自交労組定期総会』へ
国は“シェアリングエコノミー”推進の名の下に、ウーバー等の白タクの合法化を進める動きがあり、「アプリで近所の車がタクシーより安く利用できれば便利!」は本当に市民の為かを考えて欲しい。
運輸事業者ではなく、スマホを使ったマッチング事業であるから、事故が起きても運転手の責任。
842の国と632都市で、強盗・レイプ・殺人事件まで起きているが日本ではマイナス面は報道されていない。
会社は責任を負わず、仲介手数料だけをとって社会保障も何も負わなくていいんだから、こんなに美味しい事業は無い!
 社会保障も営業保証もなく、程の良い“個人事業主”という扱いは、自由な働き方で働き方改革だと云う主張も危険だと感じる。これはただの、経営側に都合の良い“労働力のつまみ食い”では無いだろうか?

平成30年6月6日「生産性向上特別措置法」が施行され、これによって「規制のサンドボックス」制度の創設、参加者や機関を限定すること等により、既存の規制にとらわれることなく申請するだけで実証することができ、ウーバーの行うランドシェアが可能になる状況になった。
しかし、これには付帯決議がつけられ、主務大臣が定める基準により「実証を実施する事業者に対し、関係者などの安全性を確保させると共に、特にライドシェア事業の様な安全や雇用に問題が指摘される事業の実証には、規制法令に違反するものが認定されることのないよう厳に対応する」と加えられた。

運転希望者は「自由な働き方」を思い描く一方で、会社は何の責任も保証も負うことなく、リスクとコストを労働者に負わせる「個人事業主」を多く抱える手法に注意せねばならない。

ウーバー発祥のサンフランシスコでは、大手タクシーのイエローキャブが倒産した。
市民はウーバーで、安い移動手段を手に入れたかと云うと、タクシー倒産後に値段を上げ、クリスマス等の繁忙期には時価で価格が高騰してしまう為、市民は高くて乗れない事態に。

レイプ・強盗・殺人事件も起きた為、ロンドンではウーバーを規制した。

EUでは、仲介事業としてのウーバーを認めず、運輸業としての参入を求めた。

デンマークでは、ウーバー等は、本部に知的財産権を認めて現地に税金を落とさないビジネススタイルは認められないと、規制する動きが起きている。
租税回避、市民を食い物にして1部の株主だけが儲けるビジネスの拡大を危惧しています。

これは、交通に限らず、国においては、
4月の種子法廃止、6月の水道事業法の改正による水道民営化への動きと、外国の大資本に国民の安全安心を売り渡す様な動き。
国会での審議時間も短く、マスコミで殆ど報道もされぬまま!

2020年オリンピック・パラリンピック開催都市としても、(トリップアドバイザーでも認められた)夜女性が1人で安心して利用できる
世界一の安全安心を誇るタクシーの安全性を守る為、
高齢者のドアツードアの足として、妊婦さん・子育て世代を支援する福祉利用タクシー等、公共交通としての役割を守る為、

1300万都民の命と財産を守る東京都議会として、共に訴えて東京都独自のルールづくりに取り組んで参りたいです!

経済とは、経世済民 
経営者の利益の最大化により市民生活が食い物にされ、自然環境も二の次では、真の経済とは云えない。
そして政治家も、経済最優先ではなく
国民の生活が最優先でなければ、
誰の為の政治なのか、誰の為の経済なのか。
答えは実はとてもシンプルだ。
都民の命と暮らしを守る都政に全力で取り組んでいきたい。