『東京消防庁江東航空センター・臨港消防署視察』
一昨日は、会派のメンバーで東京都1300万都民 誰1人として取り残さない防災力の強化に向けて、東京都の空と海を守る航空センターと臨港消防署を視察させて頂き、消防ヘリ「こうのとり」消防艇「みやこどり」に搭乗させて頂きました。




島嶼部や多摩の水源の山々を有する東京都として、救助ヘリによる迅速な救助の必要性を実感致しました。


臨港消防署では、危機迫る水難事故救助訓練を見せて頂きました。


現場で救助に当たっている、現場の視点から改善、開発されている救助機材のご説明や、

実際に装備機材を身に付けさせて頂き、


出動に際して重い機材を1分以内に迅速に身に付ける姿や、実際に東日本大震災の救援で身に付けたドライスーツ等を見せて頂き、

都民の命を守って頂いている、消防隊員の皆様の命を守る為の重要な装備の老朽や装備の充実の重要さを実感します。

東京オリンピック・パラリンピック、またいつ来るとも知れぬ首都直下型地震への備え、
都民の命と暮らしを守る防災力の強化に、東京都議会としてしっかりと取り組んで行きたいです。
東京消防庁の皆さま、貴重な視察の機会をありがとうございました。

以下、視察メモ



昭和41年 日本初の航空消防隊として発足し
設立以来、無事故で運行
24時間 空からの消火、救急活動にあたっている。
高所での救助活動、山岳火災等の上空からの空中消火活動

東日本大震災時においても、上空からの救助活動にあたった。

上空からの情報収集も重要な役割。

救急車での迅速な救急搬送が困難な、山岳や島嶼地域における救急搬送。

救急においては、
島嶼救急対応を行なっており、400km離れた青ヶ島まで、伊豆諸島からの救急搬送を24時間体制で実施している。

機体整備
活動訓練

「航空消防救助機動部隊」
高度な救助技術を持つ44名。
江東と多摩航空センターの2拠点で都内全域の安全を守っている。


孤立地域等対策車として、4躯の配置。

ブーム式消火装置〉
毎分600mlの水を水平に放水

大型救出用ゴンドラ(最大15人まで救助)

高層ビル、高速上、あらゆる場面での災害に対応して、都民の暮らしと安全を守る。

EC コウノトリに搭乗


消火〉
1800lのタンクをヘリコプターの下に装着する。


舟艇隊
消防救助機動部隊

119番
緊急消防援助隊

真っ先に災害地に救助活動に向かう
「諦めない気持ちで絶対に助ける」

「救急」
東京DMAT

東京都救急相談センター
24時間体制で相談にあたっている。

「予防」
火災予防
設計段階からの火災予防審査、検査

火災調査

「震災対策」
消防団、東京都消防庁災害救助ボランティア

情報収集

通常のカメラと共に、赤外線カメラを搭載





272kg(600ポンド)対応

7機がフランス製、メイドインイタリー

新型機16億円、維持費は年間数百億
燃料 2000l、2500kg、トータルの重量で
積載が限られる。

↓手前が警視庁のヘリと消防ヘリの珍しいコラボ

↓東日本大震災時や山岳救助の際の救助タンカ
救助者の顔を保護する

多摩川上空


次は海の消防を司る臨港消防署報告へ続く